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iPhoneの加速度センサーが故障?すぐに試したい解決策

新宿店 2020-04-23 2020-05-14
iPhoneの加速度センサーが故障?すぐに試したい解決策

シェイクしても反応しない!加速度センサーの不具合はどうやって解決する?


 
iPhoneに搭載されている加速度センサー
 
近接センサーなど、その他センサーについてはこちらをチェックしてみてください。
iPhoneの加速度センサーは意外なところでたくさん活躍しています。
カメラ撮影時の手振れ補正や、シェイクして取り消し機能、万歩計などの多彩な機能は全て、加速度センサーが役割を担っています。
加速度センサーはバネと重りが縦、横、奥行の三軸の方向での重力、振動、衝撃を検知・測定します。
iPhoneで人の動きの検知を行う場合にはそのような動きの検知が得意な加速度センサーの信号が利用されることが多くなります。
類似した機能を持つ、ジャイロセンサーは加速度センサーには無い、回転とその速度を測定できるため、複合して利用されて一つの機能に使われることもあります。
ジャイロセンサーの不具合に関してはこちらの記事をご覧ください。
加速度センサーは一度壊れてしまうと、人の動きを検知できなくなるため、万歩計はカウントを止めてしまい、睡眠の質を計るアプリも機能することはなくなってしまいます。
ヘルスケアのお供としてiPhoneを利用している方にとって、これは死活問題とも言えるでしょう。
今回は加速度センサーの不具合解決について考えていきます。
 

加速度センサーが故障する原因


加速度センサー不良の原因を考える
iPhoneの加速度センサーが故障する原因はおおよそ4つ、「デバイスへの衝撃」「水没による内部の腐食、破損」「一時的な不具合」などが考えられます。
小型精密機器であるiPhoneは、内部の構成パーツや回路などが少しでも破損してしまうと、不具合が生じます。よって、iPhoneの基板に搭載されている加速度センサーには特有の故障原因はありません。
ケース別に一つ一つご紹介していきますので、思い当たるものがないか確認してみましょう。
当てはまるケースがあった場合には、それが故障の原因である可能性が高いと言えます。
 

デバイスへの衝撃


前述の通り、iPhoneは精密機器ですのでデバイスへの衝撃で加速度センサーが故障するケースがあります。
小型端末として、多くの方がご利用しているiPhoneは、落としてしまったり、どこかにぶつけてしまう危険がいつでも身の回りに潜んでいます。
「通学や通勤などの移動中に、ながらスマホをしてしまい、手から落としてしまった。」
「ケースやポケットから取り出す際に落とした。」
「激しい運動中に、ポケットから飛び出して落下。」
「イライラしていて思わず投げてしまった。」
こんな経験はありませんか?
スマホが大きくなった昨今では、手の小さな女性や運動する機会が多い方はiPhoneを落としやすいので注意が必要です。
また、iPhoneを落下させた覚えが無くても、何かにぶつかったり、座って踏んずけてしまった衝撃で端末内部にダメージが入る恐れがあります。
これらを防ぐには、注意深くスマートフォンを取り扱う以外に対処法はありません。
しかし、ラバー系の滑りずらいケースを使用したり、強化ガラスフィルムやガラスコーティングでiPhoneを保護することは可能です。
 

水没による内部の腐食、破損


加速度センサーが故障してしまう外的要因で一番多いと言われているのが水没です。
水没は屋外で起こると思われがちですが、屋内でもリスクが潜んでいます。
「お風呂でスマホを使っていたら結露で水没した。」
「トイレの中にうっかり落した。」
「旅行、外出先の海やプール、温泉で水没してしまった。」
「暑い時期の通話で汗が染みこんで水没。」
このように、水没のリスクは身の回りに多く潜んでいるのです。
iPhone内部に水分が入ってしまうことが水没となるわけですが、デバイス内部に水分が入るとiPhoneは高確率で不具合を起こしてしまいます。
端末内に水が一度侵入してしまうと、iPhoneの構成部品や本体の基板や回路の損傷を招いてしまうのです。
最悪の事態となると、iPhoneが2度と起動しなくなる可能性もありますので、水分や水気には十分注意を払う必要があります。
 

一時的な不具合


長期間再起動をしていない場合や、複数のアプリをバックグラウンドで多重起動、本体ストレージ容量のいっぱいまで使用いるような場合、iPhoneのRAMやCPUに負荷がかかり続けて、一時的な不具合が生じることがあります。
この場合はiPhoneに内蔵されているRAMやCPUに負荷をかけない使い方を実践し、ストレージ容量に余裕を持たせることで不具合を解決できる可能性があります。
ですので、日頃からiPhone内の不要なデータを削除しておくことを心がけておくと、未然に不具合を防ぐことが出来ます。
 

すぐに試したい解決策


加速度センサー不具合の解決策を試す
iPhoneの加速度センサーに不具合が起こってしまった場合にすぐに試せる解決策についてご紹介いたします。
加速度センサーはiPhoneの本体基盤に搭載されている小さな部品のため、衝撃や水没などの外的要因の故障を修理で解決する場合には、時間がかかります。また、対応しているお店も極めて稀なため、修理が出来ない場合がほとんどとなります。
Apple正規店やApple Storeでは本体交換を勧められてしまうでしょう。
まずは、これからご紹介する解決策を試して、ご自身で解決できないか挑戦してみましょう。
 

まずは動作確認


加速度センサーに異常を感じた場合には、動作確認をして加速度センサーが動作しているか確認してみましょう。
サードパーティー製のアプリを使って動作を確認していきます。
”加速度・ジャイロスコープ・磁力センサーロガー”
Apple Storeにて、こちらのアプリをダウンロードします。(クリックすると、ダウンロード画面に飛ぶことが出来ます。)
アプリのダウンロードが終了したら、アプリを起動し、加速度センサーロガーを選択して計測を開始します。計測が始まったらiPhoneを軽く振ってみます。
X軸・Y軸・Z軸と、3方向とも波形が動けば、加速度センサーは問題なく機能していることがわかります。
ここで、動作が確認できなかった場合や波形がおかしい場合には、後述の解決策を試してみてください。
 

現在地の地場を確認


カメラの手振れ補正機能などは磁場によって、正常に動かなくなる可能性がAppleより示唆されています。
そのため、一度現在いる場所を離れてもう一度加速度センサーの動作を確認してみましょう。現在地の地場が加速度センサーに悪影響を及ぼしているかもしれません。
また、磁石を使ったスマホアクセサリーもiPhoneの不具合に寄与することがあります。
心当たりがあれば取り外して加速度センサーの動きをチェックしましょう。
 

Safariの設定を確認


Apple製品向けのWEBブラウザであるSafariで、加速度センサーなどのモーションセンサーが機能していない場合、設定に問題があるかもしれません。
Safariの設定に「モーションと画面の向きをアクセス」という項目があります。こちらの設定がオフになっていると、Safariでモーションセンサーが機能することは無くなってしまいます。
これはiOS12.2~iOS12.4をお使いの場合によく起こる不具合です。
「設定」 → 「Safari」 → 画面中段にある「モーションと画面の向きをアクセス」をオンに切り替えましょう。
iOS13ではこちらの項目は無くなっています。
 

デバイスの再起動


iPhoneを再起動することは、各種センサーの一時的な不具合を解決する際、非常に役に立ちます。再起動を行うことによってiPhoneの内部をリフレッシュすることが出来ます。
再起動にはデバイス内部のキャッシュをきれいに取り除き、重くなった動作などを改善する効果もあります。
加速度センサーの不具合に関わらず「iPhoneが何か調子悪い」という場合には真っ先に端末の再起動を行うことをお勧めします。
再起動の方法はiPhoneのモデルにより多少異なりますので、関連記事にて個別に確認しておきましょう。
【関連記事】iPhoneの再起動が全ての不具合を解決する!?方法と解決しない時の対処法
 

iOSのアップデート


iPhone向けのソフトウェアであるiOSにはバージョンがあります。
日々進化しているApple社のOSですので、「古いバージョンでは加速度センサーが動かない。」という可能性も考えられます。
その場合はiOSのバージョンをアップデートすることで加速度センサーの動作が改善します。一度、現在のiOSバージョンを確認して、古いものであればアップデートを行うことも視野に入れておきましょう。
iPhoneのアップデート方法はこちらの記事で、詳細をご紹介しています。
【関連記事】iPhoneのiOSがアップデートが出来ない?時間やWi-Fiが無い場合はどうする?
 

iPhoneの初期化


iPhoneのシステムファイルの破損やバグには、デバイスの再起動や、OSのアップデート・再インストールだけでは修復しきれないものがあります。
システムファイルのバグや破損が原因で加速度センサーが動作しない場合には初期化で不具合を解決できることがあります。
iPhoneの初期化を行うことで、端末を完全にクリーンな状態に戻し、復旧を試みます。
※初期化はiPhone内のデータが完全に消えるので、必ずバックアップを取りましょう。
初期化に関する詳しい内容については関連記事をご覧ください。
【関連記事】iPhoneを初期化(リセット)する方法を教えます。工場出荷時の状態とはどんな状態?
 

まとめ


加速度センサーの不具合はiPhoneの故障の中でも、極めてレアなケースとなります。
そのため、不具合の事例そのものが少なく、故障診断の難しい構成部品のひとつでもあります。さらに、iPhoneの本体基盤に搭載されているということから、部分修理を行える業者も少ないです。
加速度センサーが破損している場合には修復は困難であると覚えておきましょう。
しかし、一時的な不具合であれば今回ご紹介した解決策を試して復旧する見込みがありますので、まずはあきらめずに対処してみてください。
それでも復旧しない場合にはAppleサポートへ問い合わせるかスマホ修理ジャパンにご相談いただければ、iPhoneのプロと一緒に解決策を探ることもできます。
以上、最後までご覧頂きありがとうございました。
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