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iPad修理コラム

iPad 歪みは放置すると危険です!【フレームの曲がりも即日でお直し出来ます!】

最終更新日2020.05.08 作成日2020.03.22

iPadのフレームも曲がり安い!?歪んでしまったら早めに直しましょう!
 
こんにちわ!
久々に秋葉原の大地に立ちましたスタッフDです!
さーてさて、今日も修理のブログを書いていきたいと思いますっ!
今日はiPadの画面修理でも、バッテリー交換でもありません!
そう!「フレームの歪み」の修理をご紹介ですっ!
フレームの歪みと言っても状態は、軽度の歪み~重度の歪みまでありますが、今回は重度の歪みになります!
電話にてご予約をいただきご来店頂いたのですが、実際お持ち込み頂いた状態を見ると、思いのほか歪みが酷い状態
ご来店されました・・・・
早速端末をご覧いただきましょう!
 
 
 

くの字に湾曲したiPadPro



これがお持ち込みされた時のiPadProです。
見て分かる通り、くの字に折り曲がっていますね~(;´Д`A ```
 
 
 
 

しかも、曲がっているのは、側面だけではありません!
ホームボタンの部分を見てみると、ここも少し曲がっていました・・・・
かなりの衝撃が加わったのでしょうか?
そう思い、お客様にヒヤリングしたところ、「カバンの中に入れていたら曲がっていた」との事でした。
・・・・・・カバンに入れていて曲がった・・という事は圧迫した圧力で曲がったという事になりますね・・・(どんだけ詰め込んでいたんや・・・)
 
 
 

【iPhoneに限らず、iPadもフレームはアルミです】



iPhoneのフレームは「アルミ製」(iPhone7+まで)で作られています。
しかし、iPadの背面もiPhoneと同じく「アルミ製」です。
アルミは素材が軽く加工しやすいという点で採用されている素材です。
私たちの生活で当たり前の様に使われているこのアルミニウムですが、実は耐久性はあまり高くありません。
画面割れ等の破損でお持ち込みされているiPhoneやiPadでは、かなりの確率でアルミ製のフレームが歪んでいるケースが多く、衝撃でフレームが削れてしまっている端末も少なくありません。
その他、長期間使用を続けている際に、いつの間にか傷になっている場合もありますし、ケースに入れていても、ケース傷がついてしまう場合もあります。
それほどアルミニウムは、加工や軽量化しやすい分、強度は高くないという事が言えます。
この様に、アルミニウムは比較的柔い素材なので、その気になれば腕力のみでフレームを曲げる事も容易なのです。
カバンの圧力だけで曲がってしまうというのも実はあり得る話なのです。
 
 

【フレームの歪みを放置した場合のデメリット】



フレームの歪みは、そのままにしていても使用自体は可能です。
しかし、使えるからと言って放置しておくと、様々なデメリットが発生します。
 

① 液晶を湾曲させていると、少しの衝撃で破損してしまう


フレームの歪みは、本体のフレームだけでなく、液晶にも影響を及ぼす場合があります。
例えば、今回のiPadProの場合、液晶も一緒にくの字に曲げてしまっている状態です。
これは、普段フラットの状態で固定されているのにもかかわらず、曲がってしまう事で余計なプレッシャーを与えている事になります。
すなわち、常に曲げて圧を掛けている状態なので、多少の衝撃でガラスもしくは内部の液晶を破壊してしまう可能性が生まれてしまいます。
ある意味強度が低下するといっても過言ではないでしょう。
 
 

② フレームの歪みの隙間に異物が入りやすくなる


フレームの歪みは、異物混入のリスクを高めます。
iPhoneもiPadも、本来はしっかり固定されている状態なので、劣悪環境でなければ異物が混入しにくくなっています。
しかし、フレームが歪んでしまうと、液晶と本体に隙間が発生します。
この隙間の空間に異物が入りやすくなってしまう為、空気中の塵が混入してしまいます。
この塵が厄介で、放置していると液晶内部に入ったり、カメラを使用する際に塵が映りこんでしまう等のトラブルを引き起こします。
 

③ 水没する危険性が高くなる


混入するのは塵だけではありません。
塵以外でも水の混入も容易く入り込んで、「水没のリスク」が非常に高くなります。
雨の時に少し外で使っている時に、歪みの隙間に雨が入り込んで液晶を破壊する等の故障事例は実際に存在します。
歪んだだけと思っていたら、思わぬ不具合を引き起こしてしまう非常に危険な状態なのです。
 

④ 充電コネクターが歪むと充電出来なくなる


例えば、フレームの歪みが充電コネクターの場合、ライトニングケーブルが入りにくくなり充電出来なくなる場合があります。
充電端子は、真っすぐフラットな状態でケーブルが入る物なので、コネクター歪んでしまった場合、差し込めても「接触不良」になるか、「奥まで入らない」場合は充電出来なくなります。
 
 

⑤ 保護フィルムが浮いてしまう。


フレームが歪んでしまうと、強化ガラスフィルム等の保護フィルムが確実に浮いてしまう為、綺麗に貼れません。
せっかく購入したガラスフィルムも、キチンと貼れなければ、効果は半減どころか、全く無意味になってしまいます。
 
以上の事から、歪んでしまった場合は、悪化する前に早めに対処する事をオススメします!
さて、それでは作業に戻りますかね(^^♪
 
 
 
 

液晶を取り外す



フレーム修正の作業は至ってシンプルです。
修正するには、液晶を破損させてはいけないので安全策として、液晶を外して作業します。
iPadProの10.5インチモデルなので、真ん中のコネクターを固定しているプレートを外せば液晶を外す事が出来ます。
(固定されている位置が非常に工具は入りずらい所にあるので、とても面倒なんですけどね)
 
 
 
 

液晶を外すとこんな感じです(。-`ω-)b
後はフレームの修理をするだけです。
 
 
 
 

フレーム矯正



 
まずは、側面の矯正を行います。
これだけ大きい端末なので、どうやって直すのかと言うと・・・・







【手】ですw
先程アルミニウムの話をさせて頂きましたが、「腕力」だけで曲げる事が出来る程の強度なので
これほど大きい端末であれば、腕力で矯正した方が、案外真っすぐになりやすいです(当然慣れの問題もあります)
 
 

そして、修正後はこんな感じです。
どうです?
手で矯正したとは思えない程綺麗に戻ってはいませんか?
我ながら自画自賛に値しますwwww
 
 
 

充電コネクターの歪みも綺麗に直りました。
今回は、歪んでいる部分がはっきりと分かっていたという事もあり、歪んでいる所を支点にして、「てこの原理」を
用いて修正しました。
修正が完了したら、元の状態に戻したいと思います。
 
 
 
 

組み付け後の状態



液晶を元の状態に戻しました。
先程は液晶に隙間が出来ていましたが、綺麗に収まっていますね(^^♪
 
 
 

ホームボタンの部分もご覧の通りです!
こちらも綺麗に隙間が無くなりました!
これでフレーム修正の作業終了です!
作業時間は1時間半程度でした!
 
 
 

フレーム修正の修理も即日で対応しております!



iPadのフレーム修正作業も、最短1時間半でお渡し可能です。
フレーム修正の注意点としては、100%真っすぐな状態に確実に戻す事は出来ないという点です。
一度折れ目がついてしまった場合や、凹んでしまっている場合は、以前の様に綺麗に直らない場合があります。
(ただし破損の状態にもよります。)
今回は綺麗に修正出来ましたが、破損状態が酷すぎると、修正し切れない場合もあります。
どこまで修正できるかは実機を見てみないと判断できないので、まずは一度お持ち込みくださいね!
本日のブログはここまでです!
最後までお読みいただきありがとうございました!
 
 
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