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iPad修理コラム

iPad7ガラス修理 工程はiPad5,6と同じ!?

最終更新日2020.05.08 作成日2020.03.15

今回は当店で修理を開始した新端末「iPad7」(第7世代)のガラス修理をご紹介いたします。

相変わらずパネルはガラス製


当店のHPの方でiPad7のパネル修理を開始した旨を報告した直後から問い合わせが数件御座いました。
その問い合わせの全てが「ガラス割れ修理」のご依頼でした。
相変わらずガラス製のパネルの為割れやすいようです。
お客様にご来店いただき状態を確認させて頂きました。


角から衝撃が入ってしまいそこから細かくひび割れが起きておりました。

内部構造はほぼiPad5,6と同じ


先にお伝えすると内部構造はほぼ前端末のiPad5及び6と同じ構造をしております。
ということで修理工程はiPad5,6と同じ作業を行います。
今回の修理時間はおおよそ2時間ほどです。

作業開始


まずはパネルを温めて剥がす作業


温める方法は修理店で様々です。
ドライヤー、ヒートガン、トースターetc.
当店ではトースターを使い全体的に端末を温めます。
温度を間違えると大惨事になる可能性がございますが、作業時間を短縮できます。
当店は数年この方法でパネルを剥がしております。

温めたら「iPadオープナー」という専用の工具でパネルを剥がして生きます。
ガラスパネルの下は直に液晶パネルがあるのでは先などで液晶を傷つけないよう注意が必要。
ちなみにiPadオープナーは通販で簡単に手に入ります。

無事にはがせました!!

液晶パネルを固定しているネジは4個



液晶パネルは4つ角の+ネジで固定されています。
この4つのネジを外し、パネルを外すのですがここで一つ注意がございます。
4つ角にはネジの他に黒いゴム状の接着剤で液晶が固定されています。
それほど強力な接着剤ではないのでピンセットなどでゆっくり取り除けば簡単に外れます。
ただ何も知らずに液晶を持ち上げると割れてしまいます。

液晶パネルを浮かせると本体に繋がっているケーブル、コネクターが現れます。
コネクターを保護している銀のプレートは3個の+ネジで固定されているのでネジを外し、プレートをとります。
コネクターは3箇所上記の画像で横向きになっている2つのコネクターが「デジタイザー=ガラスパネル」のコネクター。
縦の1つが液晶のコネクターとなっています。
まずは縦の液晶のコネクターを外して本体から液晶パネルを分離させましょう。

液晶を外したら次はガラスパネルのコネクター2つを外します。


二つのコネクター外したら、今度は「ホームボタンケーブル」のコネクターを外します。

ホームボタンケーブルを外せたらパネルが分離できます。

この後は新しいパネルにホームボタンを移植する作業になります。


ホームボタンを移植した後は新しいパネルに特殊な両面テープを貼り、本体に戻して圧着させます。

以上で一連の作業は終了です。
一度でもiPad5または6のガラスパネル修理を経験されている方はほぼ内部に変わりがないことがお解り頂けたかと思います。

とにかく剥がす際はホームボタンを壊さないよう注意


iPad7にはホームボタンに指紋認証機能が搭載されております。
セキュリティー上基盤のシリアルナンバーとペアリングされている為たとえ純正の部品であっても交換すると指紋認証は使用できなくなるのでホームボタンは壊さないように注意しましょう。
 
上記をご覧いただいて自己修理にチャレンジしてみるも良し、
不安な場合は当店にお任せ頂ければ修理させて頂きます。
今回はこの辺で失礼致します。
 
 
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