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共有相手が見つかりません?AirDropできない・待機中になる原因と対処法2020.05.03

AirDrop(エアドロップ)が送受信できない原因とは?待機中から進まない不具合の解消法


 



 

AirDropとは?


 

iOSやiPadOS搭載端末の間で3G/4Gネットワークを使用せずに
BluetoothWi-Fiを使用したデータ送受信機能です。

昔でいう赤外線通信に近いですね。

クラウドサービス等ではアカウントの共有設定が必要になったり
容量制限などの影響により圧縮されてしまうと困るような画像データ
動画データをシームレスに共有出来る便利なデータ共有機能。

それがAirDropです。

 

どんな時に使う?




上でも述べたように、欲しい写真や書類のデータをモバイル回線を使わずに相手と共有できるので
通信容量制限がかかっていてもスムーズにデータを送れます。

LINEなどのサービスでは通信の負担を減らすため画像や動画に圧縮(画質や音質、フレームレートの低下)を行うため高品質なデータが送れません。

そんな時AirDropは簡単かつ高品質のデータ共有が可能です。

ただし

共有相手が同じWi-Fiに繋がっていること
Bluetoothの送受信範囲に居ること(おおよそ10メートル内)

が条件になりますので、あくまで対面もしくは同じ建物内にいる相手が対象になります。
また少し変わった使い方になりますが...

機種変更の際に古いiPhoneから、新しいiPhoneへデータ転送を行う手段としても便利です。

 

使えるiPhoneとOSバージョン




基本的にはAirDropの機能が追加されたiOS7に対応しているiPhoneであれば使用可能です。
またiPhone以外にもiPad及びiPod touchでもiOS7に対応しているモデルで利用できます。

使用不可(iOS7非対応モデル)

iPhone(初代)
iPhone3G
iPhone3GS

使用不可(iOS7対応モデル)

iPhone4
iPhone4s

使用可能(iOS7対応モデル)

iPhone5
iPhone5c
iPhone5s
iPhone6
iPhone6 plus
iPhone6s
iPhoneSE
iPhone6s plus
iPhone7
iPhone7 plus
iPhone8
iPhone8 plus
iPhoneX
iPhoneXS
iPhoneXS MAX
iPhoneXR
iPhone11
iPhone11Pro
iPhone11Pro Max

 

と、もはやiPhoneの殆どで使用可能です。
もちろん古い機種の場合iOS7にアップデートされている必要があります。
実用的かはともかく、例えば通信契約が終わってしまった古いiPhoneから
パソコンやiTunesを使用せずに欲しいデータを取り出す手段として使うのもアリですね。

 

使えるデバイス間の距離




これは送受信を行うiPhone・iPad・iPod touchの通信設定により異なります。

2つのデバイスが同一のWi-Fiルーターに繋がっている場合は
ルーターの性能にもよりますが一般的な一戸建ての屋内であれば可能です。

もしWi-Fi環境下にない場合はBluetoothを使用しての送受信になりますので
Bluetooth規格の通信距離である、10メートル半径まで繋ぐことが出来ます。

ただし、これは通信の妨げになる物が無い場合であり近い周波数帯のもの(電子レンジ)
や電波を通しにくいコンクリートの壁などがあると上手く繋がらないこともあります。

またBluetoothを使用した場合は相手との距離が離れるほど
電波強度が低下し、データの送受信に時間がかかります。

とはいえ高速であることに違いはありませんけどね。

 

AirDropが送受信できない原因と対策


そんな便利機能AirDropが使えないとなると困ります。
特に普段から頻繁に使うというよりも、いざという時の機能なだけに
今使いたいのに...ということも多いはず。

あれ?使えない?と感じたら次の事を一つずつ確認していきましょう。

 

AirDropを「受信しない」に設定している




AirDropは特徴のひとつに

「誰のiPhoneとでも通信が出来てしまう」

というメリットであると同時にデメリットでもある点が挙げられます。
「設定」のアプリを開き「一般」の項目から「AirDrop」を選択すると

受信しない

連絡先のみ

すべての人

という選択が行えるので、まずはココからチェックしましょう。
一時期話題になった「AirDrop痴漢」対策のために「受信しない」を選択したままになっている方も多いと思います。

「すべての人」に設定した場合は文字通り全てのiPhoneと共有が出来ます。
「連絡先のみ」に設定した場合は連絡先として登録された相手のみ共有が可能になります。

この選択を要所要所で切り替えることで、効率よく便利にAirDropを使用することも可能です。

 

Bluetooth・Wi-FiがOFFになっている




先にも述べたようにAirDropはBluetoothおよびWi-Fiを使う送受信機能ですから
BluetoothWi-Fiのどちらも「オン」の状態になければ使用できません。

普段からiPhoneのバッテリーを節約するためにWi-FiやBluetoothをオフにしている場合には
AirDropを使用する前に各通信機能をオンにする必要があります。

コントロールセンターから簡単に確認できるので使う前にチェックしましょう。

 

機内モードがONになっている




同様に「機内モード」がオンの状態では通信が全てオフになるため使えません。
コントロールセンターにある飛行機マークをタップして機内モードを解除しましょう。

もしも通知や着信が来て困るシチュエーションでAirDropを使いたい場合は
お月さまのマークをタップして「おやすみモード」を活用しましょう。
一部の通知や着信をオフに出来ます。

↓更に電波が入らない場合の対処法はコチラの記事で紹介しています↓
iPhoneが圏外になってしまう、電波が入らない時の対処法

距離が離れすぎている




AirDropで一番重要なのは共有する相手との距離です。
モバイルデータを使わない、短波での通信になるので目安としては

Bluetoothを使ってのAirDropの場合「相手の顔が見える範囲」
Wi-FiでのAirDropは「相手が屋内に居るとわかる範囲」

あくまで目安ですが、この2つが条件になります。

うまくAirDropが機能しない場合はお互いに歩み寄りましょう。

 

デバイス間にAirDropを妨げるものがある




たとえば電波を通しにくい物体同じ周波数帯域を使用している物があると
上手く送受信が行えない可能性があります。

身の回りにある無線接続が可能なガジェットパソコン
電子レンジなども通信を妨げる可能性が…

基本的に個人が特別な免許を持たずに扱える無線の周波数帯域は限定されています。
電子機器で代表的なものは2.4GHz帯5GHz帯でWi-Fiルーターのスペック表で見たことのある方も多いと思います。

Wi-Fiの場合は電子レンジと同じ周波数帯(2.4GHz)で通信を行っていると上手く送受信出来ない場合も…
そういった場合は5GHz帯へ切り替えてもう一度試すか電子レンジの利用を控えるかしかありません。

Bluetoothの場合も2.4GHz帯の機器から離れて使用する他にも
イヤホンキーボードペアリングされた状態で上手く送受信が行えない可能性があります。
一旦、他の機器とのペアリングを解除して、試してみましょう。

 

ファイルが重すぎる




基本としてAirDropで送れるデータ量に制限はありません
データ量が大きい動画も時間をかければ送受信可能です。

しかし大きすぎるデータでは送受信に10分以上かかる場合もあり
その間、安定して通信を行えるようにiPhoneの状態を保たなくてはいけません。

データ量の限界はありませんが物理的に難しい場合は画像や動画を分割して
相手に送るなど、少し工夫をしてみましょう。

 

受信するデバイスの容量不足




AirDropに対応しているiPhoneの中でも一番小さい本体容量のモデルでは
使い始めの状態でも必要なソフトウェアが本体容量の三分の一程度を専有してしまうので
実質、使える容量は10GB前後しかありません。

写真1枚をAirDropで送信する程度であれば大丈夫だと思いますが
動画や複数のデータを一気に送る場合は受信するiPhoneの空き領域を確認しておくと安心です。

もしも受信が上手く出来ない場合はデータの空き領域を増やして再トライしましょう。

↓容量不足のトラブルについてはコチラの記事で紹介しています↓
iPhone の 容量 が 不足 している場合に起こる トラブル と 対処法

iCloudにログインしていない


AirDropには「連絡先のみ」とだけ送受信を可能にする設定があるように
iCloudのアカウント、そこに登録されている電話番号やデータでユーザーを選別する機能がついています。

なので仮に「すべての人」と送受信をする設定にしていても
根本的にiCloudにログインをしている状態でなければAirDropを使用できません

iPhoneではAirDropに限らずiCloudへのログインをすることで
かなり便利な機能を数多く使えるようになりますので、必須と言っても過言ではないでしょう。

 

テザリングを使用している(iOS12以前)




テザリング(インターネット共有)の使用中はWi-FiもしくはBluetoothが使用出来ないため
AirDropも基本的に使用できません。(iOS12以前)

iPhoneをルーター代わりにするテザリング機能では

Wi-Fiの電波を使うWi-Fiテザリング
Bluetoothの電波を使うBluetoothテザリング

と2種類ありますがAirDropも同じように状況に合わせてWi-FiとBluetoothを自動選択
使用するためテザリングかAirDropどちらかの機能しか選択できない排他仕様になっています。

現在、最新バージョンのiOS13では同時使用可能となっていますが
古い端末ではiOS13でも使用できないことがあります。
ですのでAirDropを使用する際にはインターネット共有をオフにしておけば安心して利用出来るでしょう。

 

デバイスがAirDropに対応していない




iOS7にアップデート可能であれば基本的には利用可能なAirDropですが

iPhone4
iPhone4s

以上の2つのiPhoneではiOS7になっていてもAirDropを使用することは出来ません。

iPhone5からBluetooth4.0 LE(Low Energy)という低電力仕様に変わり
AirDropがBluetooth4.0に最適化されているというのが理由と言われています。

Bluetooth4.0規格はiPhone4/4sのBluetooth2.1規格と互換性が無いため
物理的にAirDropを使用することは出来ません。

 

AirDropができない原因がわからない場合の対処法


AirDropがつかえない状態になる原因を列挙してきましたが
ここからは簡単に出来る対処法の紹介になります。

原因がわかっていれば、対処も簡単ですので一つずつ試してみましょう。

 

何度かAirDropを試してみる




数打てば…というわけではありませんが
AirDropの送信受信のタイミングがズレていたり
距離が遠い周りの通信と干渉している

一時的な要因の場合は何度か試しているうちに成功することもあります。
最低でも2回は試してみましょう。

 

通信のオンとオフを試す




これはどの通信でも大丈夫なのですが、一番簡単なのは
先程「機内モード」について書いたようにコントロールセンターで
飛行機マークをタップしてオンとオフを切り替えてみましょう。

Wi-FiやBluetoothの機能がビジー状態(処理できない状態)にある場合は
通信機能のスイッチを入れ替えることで回復することがあります。

これは4G/3Gのモバイルデータが圏外になってしまう場合にも
使える小技なので覚えておくと役に立ちます。

 

OSのバージョンを確認




いま、iOS7のまま使われている方は少ないと思いますが…
OSのバージョンを確認してみましょう。

バージョンにより確認出来る場所は変わりますが

設定アプリ
一般
情報


と進んでいくと…





その中にシステムバージョンという項目が出てきます。
基本的に送受信を行う2台のiPhoneでバージョンが違う場合も問題なく使えるAirDropですが…

iOSバージョン特有のバグが影響している可能性もあります。

バージョンの項目に書かれている数字キーワードを組み合わせて調べて見ましょう。
たとえば「iOS13 AirDrop つかえない」などスペースで区切って検索をかけると
該当するバグフィックスなど、詳細な情報が得られるはずです。

必要に応じて最新バージョンへのアップデート
次のバージョンが出るのを待つ、などの対処が可能です。

↓iPhoneのアップデートの方法はコチラの記事で紹介しています↓
iPhoneのiOSがアップデートが出来ない?時間やWi-Fiが無い場合はどうする?

iPhoneを再起動


それでもAirDropが使えない時は…再起動です。
iPhoneの右側面にあるスリープボタンを長押しして
通常通り電源を落とし再度、起動してみましょう。

長時間、起動したままのiPhoneではデータのキャッシュ
細かいデータの処理が重なり一部の機能が使えなくなることがあります。

原因がわからないまま不具合が出る場合はシステム上で
処理が追いついていない、もしくはフリーズしている事が殆どです。

↓iPhoneの再起動についてはコチラの記事で紹介しています↓
iPhoneの再起動が全ての不具合を解決する!?方法と解決しない時の対処法

 

ネットワーク設定のリセット




それでもAirDropが使えない状態が続くようであれば
各通信機能が間違った情報を元に動き続けている可能性があります。

AirDropに限らず、今までに通信を行ってきた送受信先のデータが多くなり
正しい通信先を掴めないいつまでも見つからない相手を探していることがあります。

設定アプリ→一般→リセット→ネットワーク設定のリセット

これを行うことでWi-Fiの接続先情報(アドレスとパスワード)
Bluetoothのペアリング、パスキーのログを一掃することができます。

ですが即ち、また最初からWi-Fiの設定Bluetoothのペアリングが必要になりますので
これは最終手段としてとっておくのがオススメです。

また注意点として

「全てのコンテンツと設定を消去」

「すべての設定のリセット」

などリセットの項目の中にあるボタンは不用意に押さないようにしましょう。

 

全てダメならAppleサポートへ相談


今までに書いてきた方法のどれを試してもAirDropが使えないとなると
それはiPhone本体の物理的な不良や初期不良が考えられます。

購入から1年以内で、傷や破損がない場合は品質保証であるApple Careの対象になり
もしも1年以上経っている、もしくは破損がある場合でもApple Care+に加入していれば
最低限の価格で本体交換サービスを受けられるでしょう。

 

まとめ


ひとことにAirDropがつかえないといっても
人為的なものからシステムエラーや環境に依存するものなど
様々な理由や原因があり、またその対処法も多く存在しています。

使えないことで動揺する前に冷静かつ的確にエラーチェックをして対処していきましょう。
この記事がその際の参考になれば幸いです。

それでは、今回はこれまで。
読んで頂きありがとうございました。