TOP > 新宿店 > 新宿店スタッフブログ > iPhoneXs を起動不可から解放せよ!【故障の原因はFaceIDにある!?】
新宿店
スタッフブログ

iPhoneXs を起動不可から解放せよ!【故障の原因はFaceIDにある!?】2020.03.05

水没したiPhoneXが起動できない!?このミッションを遂行せよ!


 

どうも皆さんこんにちは!
帰りの電車で6割の確率で降りる駅を乗り過ごす新宿店スタッフDです!

さーてさてさて!今日の相手はiPhoneXの水没による起動不可のトラブルの修理になりますよ!
夏でもないのに、よく来ますねー水没・・・・

 

今回の水没の原因は「海」です。

・・・・海・・・・海ですか・・・・(;´Д`)

海と聞いただけで身構えてしまいますね・・・・

海による水没は、非常に劣化のスピードが速く、しかも塩分が高い為錆びてしまうペースも、お風呂やプールと違い著しく早い事が特徴なので、1日以上経過してしまうと復旧する確率がかなり落ちてしまうのですよ。

いやーこの修理は手ごわそうですね。。。。

 

ではでは早速持ち込み時の端末の状態を見ていきましょう!

 

 

起動不可になってしまったiPhoneX




まずは端末を外海から観察して見ましょう。

水没している場合、期間がある程度短ければ、カメラレンズが曇っているはずなので、まずはここを見てみます。

インカメラのレンズですが、こちらには曇っている様子は確認出来ませんでした。

 

 



続いて背面カメラレンズを見てみましょう。

・・・・・こちらも曇りはないですね(;´Д`)

うーん、本当に水没しているのかどうかも怪しいですね。

これは中身を見てみないと分からないかもしれませんね。

 

 

 

 

パネルを開封する


と言う訳で、分解作業をしていきます。

パネルを開けた瞬間水濡れの確固たる証拠を発見できました!(;゚Д゚)

うん、濡れてますね。濡れているね。濡れちゃってますね。水没しましたねこりゃ。

 

 

 



塗れているとは言っても、バッテリーの端の部分とカメラの下回りの部分のみで、海水の割には塩分があまり見られませんでした。
多少の錆びはありましたが、軽度の水没の様です。

 

 

 

 

本体の水分を除去




軽度の水没という事で、今回は部品交換無しで修理できるかも・・・と思いましたので、本体の水分の除去を
行いました。

基盤を外して点検して見ましたが、基盤そのものには濡れた形跡が見られなかったのですが、念のため洗浄と乾燥を行い
不純物を取り除きました。

この作業後、充電をして、端末の起動確認を試みてみます。

 

 

 

洗浄後に起動確認をした結果・・・




お!!!反応あり!!!!

これでスムーズに起動すれば全て解決です!!!

 

 

と思ったのも束の間・・・・

 

 

 

 



お、、、、、落ちた~~~~~~~~~~(´;ω;`)

これは嫌な予感がします。

 

もしや・・・・・

 

 

 

 



あ・・・・・・リンゴループやん・・・・・

そうです。洗浄した結果、起動はしましたが、リンゴループになってしまっているのです。
これは厄介ですね。

と、ここでスタッフDは今までの修理の経験を活かし、ある方法を思いつくのです!!!!

 

 

 

 

近接センサーのケーブルを外してみよう




ここでスタッフDは、近接センサーのケーブルを外してみました。

黄色のテープは「絶縁テープ」という物で電気を通さない性質をもつ特殊なテープです。
これを貼っておく事で、通電しないようにすることが出来ます。

今回は外したままでも良かったのですが、念の為絶縁テープを貼り付けて置く事にしました。

 

 

 

 

再度起動確認!結果は・・・・・




充電ケーブルを挿しこんでみると、先程と同じ様にリンゴマークが出ました。

さて、ここでまたリンゴマークが消えてしまえば振り出しに戻ってしまいます・・・

起動するのかい?しないかい????

 

どっちなんだいぃぃっ!!!!!!

 

 

 

 

 



起動するっっっっっ!Σ(・ω・ノ)ノ!

・・・はい!無事に起動確認が取れましたw

どうやらリンゴループの原因は「近接センサー」のケーブルでした!

画面上に出ている「Face IDをアクティベート出来ません」の文言は、【Face IDが使用できない】という事を意味しています。

iPhone XやiPhone Xs等のFace IDを搭載しているiPhoneは総じてTrue DepthというApple独自のカメラシステムが組み込まれています。

これは、近接センサーケーブルも連動して初めて使用できるセキュリティになるので、True Depthに関係する部品が一つでもダメになると、使用できなくなります。

 

 



充電の反応もあり、数%の状態から徐々に数値が上がっていきました。

その他タッチ操作等、動作確認を行って全ての修理は終了です!

今回は、既に新しい端末があり、このXsの中のデータが取り出せる状態にしてほしいという要望でしたので、近接センサー交換はせずに断線させたままの状態でお渡しさせて頂きました。

 

こういった水没によるTrue Depth機能の破損は他店でも多く見受けられています!
参考までに、URLを貼っておきますので、是非ご覧ください!!↓
【参考記事】水没によるFaceIDが使えなくなる故障が多発中!!
https://iphone-shuuri.jp/shop/tokyo/akihabara/blog/6157/

 

 

リンゴループはなぜ起こるのか???




リンゴループは、そもそもハードウェア(部品)の破損もしくはシステムのエラーで起こる症状です。
今回の修理のケースの場合は、起動時にリンゴループに入ってしまう状態でした。

水没によるリンゴループの場合は、基盤もしくは液晶やその他近接センサー等の破損による場合が殆どです。
修理したiPhoneXsの様に、TrueDepth機能に関連する部分の破損になると、7割以上の確率で近接センサーが悪さをしている事が多く見受けられます。

基盤の破損になると厄介ですが、それ以外の場所の部品の不具合であれば交換して解決します!
特に近接センサーケーブルを外して起動だけでも出来れば、バックアップを行う事が出来る様になるので、部品使用をせずに直れば出費も最小限に留める事が出来ます!!

水没破損は修理費がいくらかかるのか不安になる所も多いと思いますが、大事なデータを取り出したいのであれば、まずは一度修理してみて、直るかどうかチャレンジしてみるのも良いのではないかと思います!

兎にも角にも、水没は時間との戦いなので、水濡れで壊れた時はなるべく早くお持ち込み頂くか、当店にご相談ください(^^b

 

今日のブログはここまで!
最後までお読みいただきありがとうございました!