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”アクティベートできません”表示される原因と対処法2020.07.04

Touch ID?Face ID?様々な原因で表示される”アクティベートできません”というポップアップの対処法


 



 

iPhoneを使っていると度々目にする「アクティベート」という言葉。
あまり意味が分からないうちに全ての設定が終わってしまうので、意味までは知らない、覚えていない方も多いと思います。

ですがこの「アクティベート」によるトラブルに出会ってしまうと…
どうしたらいいのか分からない、そもそもアクティベートって何か分からないという事態に。

今回は、様々な場面やトラブルで見かけるiPhoneのアクティベートについて書いていきます。

 

iPhoneのアクティベートとは?


 



アクティベートを直訳すると「活動的にする」ということになります。
つまりはiPhone本体やiPhoneの機能を使用できる状態にする。ということです。

新しいiPhoneで初期設定をしていると

「iPhoneをアクティベートしています」

「iPhoneのアクティベートには数分かかることがあります。」

などの文章が現れ、しばらく情報を読み込む時間が設けられていますが
これは「このiPhoneを使える状態にしています」ということになります。

iPhoneはセキュリティ対策やユーザー保護の観点から端末の認証を行い
不正利用されないようにAppleのサーバーで管理をすることが目的の機能がついています。

なので「アクティベーション中…」という表示がされているときは
「不正なiPhoneで無いか、適切な処理を行えるか」を調べている最中ということになりますね。

 

”アクティベートできません”が表示される原因




 

稀に、アクティベーションがうまく行えず

「アクティベートできません」

「SIMが無効です」

という表示になる場合があります。
主な理由を挙げていくと…

キャリア(docomo/au/Softbank)の異なるiPhoneに、他のキャリアのSIMを挿した場合
(いわゆるSIMロックによる使用できる通信回線に制限が掛かっている場合)

Appleの認証サーバーが機能していない場合
(Apple側のトラブルなど)

通信制限や通信が不可能な場合
(圏外病や通信が正常に行えないiPhoneなど)

以上の可能性が考えられます。

Appleの認証サーバーはシステム状況を確認する下記のサイトでiOSデバイスアクティベーションの項目がレッド、イエローの場合は障害が起きている可能性があります。
「システム状況 https://www.apple.com/jp/support/systemstatus/

iPhoneの状態やサーバーの状態により解決に時間がかかることも。
それだけiPhoneにとってアクティベートは重要な表示になるのです。

 

iOSのアップデート




もしも上に挙げた原因以外でアクティベートが行えない場合

・iOSが古すぎる
・iOSのバージョン特有のバグの可能性

などが考えられます。
特にiPhone5シリーズは2019年11月までにiOS10.3.4にアップデートされていない端末に関しては
iCloudや通信などのサービスが日時のズレにより使えなくなるとAppleが発表しています。

iPhoneのモデルに対応した最新のバージョンにアップデートをすることで解決するでしょう。
先に述べたiPhone5のようにiOSのバージョンの影響を受け、通信やアップデートが出来ない場合もありますので

アップデートにはパソコンのiTunesを使うことを推奨します。

 

〇〇をアクティベートできません




また、上記の「アクティベート」以外にも、同じような表記のものが

「このiPhoneでTouch IDをアクティベートできません」

「このiPhoneでFace IDをアクティベートできません」

などがポップアップメッセージとして表示されることがあります。
この表示の意味するところは、先程のアクティベーションとは少し違います。

iPhoneに搭載されている認証機能の一部が破損している場合に表示されるもので
iPhoneを使用する上で問題は無いものの、一部機能が使えない状態を表します。

Touch IDについての表示はiPhone8までのホームボタンに搭載されている、いわゆる「指紋認証」のことで
ホームボタンもしくはそれに付随するパーツの破損により指紋認証センサーが使えない状態に現れます。

このTouch ID関連の不具合はバッテリー交換の際に、ケーブルを破損させた場合にも見られます。

・iPhone6s/6s Plus
・iPhone7/7 Plus
・iPhone8/8 Plus
・iPhoneSE(2020年モデル)

では液晶パネルの一部にホームボタンケーブルが組み込まれており、パネルを開ける際に無理矢理剥がしたり、作業中の不備が原因でケーブルが剥離を起こし指紋認証のみ、もしくはホームボタンそのものが使用出来なくなります。

・iPhone5s
・iPhoneSE(初代)

以上の機種では、ホームボタン直下から伸びるケーブルをパネルを開ける際に切ってしまう事例が多く、ご自身で修理をしたあとにアクティベートが出来ない場合はパーツ破損を疑いましょう。

Face IDについての表示はiPhoneX以降「顔認証」を搭載したモデルに現れるもので
赤外線センサー、インカメラなどの顔認証に付随するパーツが破損した場合に表示されます。

水没や、衝撃による破損が主な原因ですが経年劣化や初期不良が原因によるものも少なくありません。

 

アクティベーションロック


次に「アクティベーションロック」というものもあります。
このアクティベーションロックは、iPhoneのトラブルの中でも解決策の少なさから
中古市場や修理店にとって、特別に厄介なものです。

iPhoneでは基本的に

・Apple ID
・Apple IDのパスワード

によって、強固に個人情報を保護するのと同時に
iPhoneの紛失時には追跡が可能になっています(iPhoneを探す機能)

また決済サービスなども、このApple IDによって管理されるため
iPhoneにApple IDでログインしたまま、ユーザーの手から離れたとしても

第三者が簡単に内部を見ることも、iPhoneを初期化して不正に売買することが出来ないように
「Apple IDとパスワードを知っている人間しか使えない」状態になるようにされています。

なので当事者がアクティベーションロックという表示を見るときは…
「Apple IDとパスワードを忘れてしまった場合」くらいでしょう。

第三者がアクティベーションロックの表示を見るときは…
残念ですがそのiPhoneを使うことは一生かけても叶わないでしょう。

それくらいアクティベーションロックは、強固なセキュリティを保っています。

 

”アクティベートできません”が表示される場合の対処法


おおよその原因、アクティベートの意味がわかったと思います。
次はアクティベート関連の表示が出てしまう場合の対処法を紹介していきます。

アップデートが原因の場合の対処法




昔はなかった要素の一つに最近ではアップデート終了後Apple IDのパスワードを求められる場合があります。
初期化以外でパスコードロックが表示されるとビックリしますが、正しいパスワードを入力すれば今までの環境のまま使えるようになります。

原因は分かりませんが2ファクタ認証が有効になっている等セキュリティ関連の機能が強化された状態でよく見られます。

またそれ以外にも、アップデート終了後「このiPhoneでFace IDをアクティベートできません」という表示が出る場合もあります。

そういった場合は、長い時間電源を落とさずに使っていてFace IDの故障に気がついていなかった可能性が高いです。
「Face IDをアクティベートできません」というメッセージは再起動時に表示されるものだからです。

また物理的な原因を除くとiOSの更新により認証システムが不具合を起こしている可能性があります。

iOSの更新による不具合の場合は、次のアップデートを待つかAppleの公式サポートへのお問い合わせがオススメです。

 

”○○をアクティベートできません”の対処法




この指紋認証や顔認証に関するメッセージが出る場合は、基本的に対処法は少なく
故障箇所によっては修理で改善できないものもあります。

Touch ID(指紋認証)では、ホームボタンが壊れている場合

Face ID(顔認証)では、赤外線センサーとインカメラのどちらかが壊れている場合

交換パーツがあったとしても、認証用のパーツは全て
出荷段階で本体の内部基盤とペアリングされています。

このペアリングされたパーツ、もしくは内部基盤に変更が加わる認証用の機能だけは復旧されません。
なのでアクティベートできない状態に変わりはありません。

この場合、方法は新しいiPhoneに交換するしかないでしょう。
しかし根本的な原因が水没や内部破損によるもので無い限り、基本的に認証機能が壊れた状態でも
最低限の使用は可能ですので、多少不便ではありますがスグに新品に交換しないという手もあります。

参考:iPhone7 ホームボタンが使えない方は必見

 

アクティベーションロックの対処法


iPhoneのアクティベート関連で一番厄介なアクティベーションロック。
ですが、もちろん解決法はあります。

もちろん、第三者ではなく

・Apple IDを登録した本人
・Apple IDに登録したメールアドレス、電話番号が使える状態

でなければアクティベーションロックを解除してiPhoneをアクティベートすることは出来ません。
またApple IDを忘れた場合の復旧キーiOS12からは2ファクタ認証に統合され、より強固な2ファクタ認証を使用している場合

・信頼するデバイス
・Webからのアクセス
・音声通話、SMSでの認証コードの送付

によるアカウント認証が必要になります。
この場合アクティベーションロックの解除にApple IDと付随するパスワード以外にも2ファクタ認証に登録した電話番号が必要になります。

ここで三大キャリアから格安SIMに乗り換えや、データ通信専用SIMに完全移行してしまっていると2ファクタ認証用コードのSMSでの受け取りが不可能になり、やむを得ず初期化が必要な場合や、アップデート後の認証作業が不可能となり、本人であってもアクティベートができないという事態に陥ります。

SIMの乗り換えやキャリアの変更、新しいiPhoneを購入する際は、このアクティベーションロック、2ファクタ認証への理解を深めることが対処法になります。

 

まとめ


ここまで様々なアクティベートについて書いてきました。
iPhone本体の機能に関することから、Apple ID由来の物もありましたね。

対処法は少なからずあるものの「アクティベート」という単語に由来するものは、なかなか解決策を見つけるのに苦労するというのが現状です。

ですが正しい知識をつけることで予防が出来ますし、解決可能な項目もあります。
突然のことに驚いて正しい対処が出来ないと解決が遠のく場合も...

アクティベート、アクティベーションという聞きなれない単語も意味さえ分かれば怖くはありません。

解決や知識の助けになれば幸いです。
それでは、今回はこれまで!