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iPhoneの水没についておもうこと。2020.03.09

iPhoneの水没についておもうこと。




池袋店スタッフSです。
今回は最近増えてきた御相談iPhoneの水没。

「なんでこんなに増えているんだ...?」

と感じたので、考えながら書いていきます。
まずはiPhoneが水没する理由から…

【iPhone7以降は水に強い?】




水没で修理依頼を頂いたお客様から
お話を伺っている際に一番聞く言葉

「防水(耐水)機種では?」

これが水没をしてしまう理由のNo.1ではないかと思います。

私達、修理人は毎日のようにiPhoneを開いて
修理をしているわけですから、明確に…

「この構造で内部浸水を防げるわけがない」と感じています。
少し工業製品に興味があったり、別の分野で知識の蓄積があれば
それは一目瞭然といいますか…外見からは想像が出来ない部分で
構造的に不可能だと感じるでしょう。

また言葉のマジックは都合の良いように働くもので…
「水に強い=防水」と勘違いしやすいことも原因に挙げられます。

私はいつも

「水場でずっと使っていても大丈夫」ではなく
「少し水に濡れても安心」という程度のものです。と説明しています。

【実際、相談件数は増えている】




少し前までは

「トイレに落としてしまった」
「流し場に落としてしまった」

など、ある種のアクシデント的な水没が多かったのですが
最近は「お風呂で使っていた」という御相談がとても増えました。
それも浴槽の中に落としたわけではないものが殆どです。

「防水だから大丈夫ですよね...?」

...そんなことはありません。

耐水構造=気密性が高いわけです。
水が浸入しにくい=水が出ていきにくいという事でもあります。

「でも水に落としてもない、水が掛かったわけでもないのに...」

お風呂は空気中の水分が多く
外気温との差も大きい高温多湿の空間ですから...

内部が結露するのは想像に容易いでしょう。

そして常温よりも高い温度の水は...
基板のチップ回路ネジ、その全てを腐食させる可能性が高いです。

一度腐食した回路が負ったダメージは0に出来ません
それは人間の神経と同じです。

ただ機械には自然治癒力というものが存在しません。

適当に繋げた神経をリハビリによって最適化することなど
iPhoneには出来ないのです。

お風呂でiPhoneを使っている方は
今一度、考え直していただきたい。

そんな結論に至った池袋店スタッフSでした。
それでは。