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スタッフブログ

iPhoneXのバッテリー交換 従来モデルとの違い2019.12.01

iPhoneXのバッテリー交換!一筋縄ではいかない!?


 

こんにちは、池袋店スタッフSです。
最近になって増加傾向にあるバッテリー交換の御依頼の中から…
今回はiPhoneXの交換作業を紹介致します。

iPhoneXは過去のRetina液晶を凌ぐiPhone史上最高の解像度を誇るSuper Retina HDを搭載し
有機EL(OLED)の採用により高コントラスト+低電力という視認性と実用性を兼ね備えた

従来とは違い、全く新しくなったiPhone X


iPhone Xは全く新しいiPhoneとして、登場しました。
内部設計にも大幅な変更が行われ…

中でもバッテリーの構造電子基板の形状が目を引く
修理店としても隅に置けない端末となっています。

それでは、修理に入りましょう。

【まずはパネルを開けるところから】




まずパネルに熱を加え、粘着質のパネルテープを緩めておきます。
破損した画面修理の際にはそこまで気を遣う必要はないのですが…
今回は内部バッテリーの交換作業ですのでパネルを壊さないよう…

慎重かつ丁寧に

進めていきます。



星ネジを外し、薄い金属ヘラとスパジャー(樹脂ヘラ)で
ゆっくり、中のケーブルやフレームに傷つけないように開けていきます。

たまに「画面が割れていてもバッテリーだけ交換出来ますか」という御相談を頂きますが…
どのiPhoneでも、この工程を通らなければいけません。

パネルの状態やモデルにより、この作業時の難易度は変わりますので一概には言えません。
ですが基本的には「可能です」とお答えしています。

(一番オススメなのは画面も同時に修理すること、ですけどね…)



パネルの開封が終わった段階で、まずパネルの動作を確認します。
有機EL液晶は繊細なので今までの作業に不備が無いか?というものです。

スパジャーをパネルとフレームの間に通しているのは、ショート対策で
パネル側の金属パーツが基板周辺と不意に接触しないように差し込みます。
(必要ないと言われていますが、一応、念の為に…)

【パネルが開いたら、端子を外していく】




五本の長さが異なるネジとプレートを外します。
ですが、ここも気をつけなければいけないポイントで…

正しい位置に正しい長さのネジを入れなければいけない

端子を抑えるプレートは若干、各端子にくっついている

以上の要素からネジを外す段階で正しい位置を保管し、安全にプレートを外す必要が出てきます。
ネジの保管に関してはマグネットシートを使うといいでしょう。

プレートの取り外しの際には金属製ピンセットを使わないこと。

プレートの下バッテリーの端子があり
その端子を外さない限り電気の遮断は完全ではありません。
どんなに端子から離れた場所からアプローチしてもバッテリーが繋がっている状態では危険度が上がります。

この作業ではプラスチック製のヘラ電子基板対応の樹脂製ピンセットをオススメします。

【バッテリーの取り外し、だが…】




バッテリーの端子を外し、いよいよ本番の作業に入るわけですが…
外し終わったあとの写真しかありません。

このiPhoneXのバッテリー交換で一番、大変な作業
粘着テープ剥がしがあるために、写真を撮る余裕なんて無いのです。

従来のiPhone(8/8+を除く)では長方形のバッテリーに2枚~3枚の長いテープで固定されていた物が
iPhoneXでは縦長のセルに2枚、横長のセルに3枚の合計5枚の短いテープに変わっています。

iPhoneで採用されているテープはスリーエムのコマンドタブに似た
端を引っ張って引き抜くタイプのテープで外す方法はiPhoneXでも同じですが…

iPhone8やiPhoneXの固定テープは薄く固く簡単に千切れるものに変わっています。
(従来モデルでは分厚く柔らかく簡単に引っ張り出せました…)

更にバッテリーの下には…

無線充電コイル
音量ボタンケーブル
インカメラ/TrueDepthケーブル


というiPhoneXにとって重要な機能に必要なケーブルが通っています。
テープが取れないからといって、下手にヘラを潜らせて剥がそうとすると…

惨劇が待っているでしょう。

【交換完了後、充電確認へ】




そうこうしながら新しいバッテリーに交換し、最大容量も100%に復帰しました。
あとは充電確認ですが、これもまたひとクセあり…

従来のiPhoneは板状のバッテリー1個で稼働していましたが
iPhoneXでは2個のバッテリーを繋げて1個のバッテリーとしている

いわゆる2セルバッテリーになっています。

Apple製品ではiPadシリーズによく見られる方式で
この2セルバッテリーの動作確認には時間がかかります。

なぜなら…

片方は充電可能、片方は充電不可という個体がまれに存在するため。

なので必ず50%以上、時間が許す場合は100%まで
充電が出来る事を確認した上でお客様にお渡しとなります。

【最後に】


いかがでしたか?
革新的なモデルとなったiPhoneXの修理は一筋縄では行かない部分が多く
技術、経験共にそれなりのレベルを求められるものと感じます。

そんなiPhoneXのトラブルに困ったときは当店まで、ご相談下さい。
https://iphone-shuuri.jp/shop/tokyo/ikebukuro/

従来のiPhoneのバッテリー交換の記事は下のURLより。
興味のある方は比較してみてください。

https://iphone-shuuri.jp/shop/tokyo/ikebukuro/blog/5107/

https://iphone-shuuri.jp/shop/tokyo/ikebukuro/blog/3664/