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ケース無し、フィルム無し、でiPhoneを使うときに注意する事。

秋葉原店 2021年8月23日 2021年8月23日 秋葉原店店長 須山よしのり
ケース無し、フィルム無し、でiPhoneを使うときに注意する事。

iPhoneを裸で使うという心意気。

iPhoneといえば、ケース・フィルムが必須となりつつある現代。
それくらい世の中にはごまんとiPhone関連商品が存在しますが

かのスティーブ・ジョブズもかつて

「ケースなんか付けるな」

と言ったとか、言わないとか。
とにかくiPhoneのデザイン、機能性を最大限活かす方法として

iPhoneを裸で使いたい

そんな声を頂くことも多々御座います。

しかし、モバイル端末につきものな破損やトラブルを避けるために効果的なケースやフィルムを選択しないときに危険性や気をつける点が多く存在するのも周知の事実。

そこで今回はiPhoneにケースやフィルムを付けずに使用する際の注意点について、修理屋さんの目線から書いていこうと思います。

 

 まずは懸念点について

 

まずケース・フィルムを付けない選択肢を選んだときの懸念点として

・画面にキズがつきやすい

・背面や側面に凹みやキズがつきやすい

この2点が挙げられます。

iPhoneのモデルによって細かな仕様は異なりますが例えばiPhone12の場合は

・表面と裏面がガラス製であること

・アウトカメラのサイズ、出っ張りが大きいこと

・側面の金属がキズ付きやすい(特にアルミフレームのiPhone12)

ここがかなり重要になってきます。
特にiPhone12は表面ガラスに従来以上の強度を持つコーティングがされているという話ですが
背面ガラス、アウトカメラ部分には施されていません(仕様書通りであれば)

また最後の背面金属モデルであるiPhone7も、超々ジュラルミンを採用しているものの
アルミ特有の凹みやキズ、腐食や変色が目立ちやすい特徴があります。

なので、iPhoneを素の状態で使い続ける際に、一番気をつけたいのは…

やはり落下

…ですね。

何を当たり前のことを、と思われる方も少なくないと思いますが、ここからが本題です。

 

修理屋さんが教えます、NG行為

まず、一番気をつけたいのはポケットです。

「ポケット以外にしまう場所ないじゃん」

と思われるでしょうが、そういうことではありません。

問題は「ポケットの中にiPhoneと一緒に何かを入れる行為」なんです。
今日日ワイヤレスイヤホンの方が殆どかもしれませんが、例えばポケットの中に

こんな感じで無造作にiPhoneとイヤホンを一緒に入れている方も少なくないのでは?
スタッフは普段からiPhoneやスマートフォンが傷付くときに一番多いシチュエーションは、この状態だと感じています。

これの何が問題かというと…

イヤホンジャック(またはLightningコネクタ)

この部分はイヤホン、ヘッドホンの中でも金属がむき出しの部分になります。

これがポケットの中でガリガリ、シャリシャリとiPhoneを削り傷つける。

考えただけでも恐ろしいです。
まれに独特なポリシーから

硬貨をポケットに直接しまう

そんな方も居ますが、ポケットの中でiPhoneと小銭が出会うと…

考えるのも恐ろしい光景です。

この状態で歩くたびに揺さぶられるiPhoneと小銭
ダメージ加工でもしたいのか?と思わざるを得ません。

なので、iPhoneをしまうときは

・必ずiPhoneだけを入れるポケットにする

・専用のiPhone収納があると更に良い

ここがポイントになってきます。

 

シャツの胸ポケットは確実に落としたい人の選択
そして次は、iPhoneを持ち運ぶ際に絶対に避けたい収納場所

シャツの胸ポケット

これについて、です。

「他のものと一緒になりにくいからいいんじゃないの?」

…いえいえ、そんなことはありません。
裸のiPhoneに迫る驚異はポケットの中だけではありません。

冒頭で書いたように、iPhoneにとって一番の敵は落下です。
特に男性の方は胸ポケット+落下というキーワードで失敗が浮かぶ方も多いのではないでしょうか。

そう「前かがみになったときにiPhoneが落ちていく」

靴の紐を結ぼうと思ったとき

座敷での宴会で席を立とうとしたとき

はたまたトイレで用を足したあと

キレイに落下していくiPhoneの姿が目に浮かびます。

とくにケースを付けていないiPhoneは一切の摩擦抵抗を帯びずにスーッと胸元から逃げていきます。
iPhoneケースはシリコンやTPUなどの滑りにくい素材で出来ているので、自ずと滑らないようになりますからね。

現代に蘇った無抵抗主義ぜんとしたiPhoneの自由落下に泣いた方、多いはずです。

なので

・胸ポケットにiPhoneをしまうのは絶対にやめましょう

 

最後に。

今まで細かく書いてきた注意点以外にも

・バッグの中での擦れ

・指輪や装飾品、鍵でのキズ

・圧力によって曲がりやすい

などなど様々な危険を伴う、ケース・フィルムを付けないまま使う行為。
修理屋さんとしては、出切る限りiPhoneを守ってあげてほしいなと思うばかりです。

ちなみに当店では格安でフィルム・ケースの販売、無料貼り付けサービスをおすすめしています。

あと、これが一番説得力があるとおもうのですが…

当店のスタッフは全員、ガラスフィルムを貼っています。

…それでは、本日はこの辺で。

 

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