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【iPhone】カメラに何かが映り込んでる…
- 秋葉原店 2023-11-13 2023-11-13 秋葉原店店長 須山よしのり
iPhoneのカメラになにが映り込んでる…‼
日常的に使うiPhoneですが、毎日カメラ機能を使っていらっしゃる方はあまり多くないかとお思います。
その為いつの間にかカメラを起動すると何かが映り込んでいる…
といった症状に急に気がつくときがあります。
実はそれ放置すると徐々に悪化する、とても怖い症状なのです…!
アウトカメラに異変?!
アウトカメラの異変をまず見てみましょう…
どこに異変があるか見つけてみてください!
どこに異変がるかわかりましたか??
答えは…
よーくよく見てみると画面の右上に薄いグレーのようなモヤッとした丸が3つあると思います。
この症状、 カメラの黒点 と呼ばれています。
カメラアプリを起動すると映り込んでしまいとても困った症状です。
※現物はもっとわかりやすい症状の物から、もっとわかりにくい症状の物もあるため、この写真は見つけやすいように少し加工した物です。
この症状の怖いところ…それは症状が出ている端末で撮影した写真は他の端末でもずっと表示されてしまう所と、症状が進行する可能性があることです。
映り込みはなぜ起こる?
アウトカメラやインカメラに映り込みがある場合、レンズや画面ガラス表面にひび割れがあるとそのヒビ割れが映り込んでしまうことがあります。
また、ガラスの割れ、背面の割れ、アウトカメラレンズの割れなどがあるとほんの少しの隙間から埃や砂などの異物が侵入します。
割れ等がない場合でも充電口、マイク、スピーカー、SIMカード口等の隙間からいつのまにか入り込んでしまう場合もあります。
特に埃が出やすい場所に近づくことが多い方や、砂等が身近にある方などはいつの間にか…というケースがあるよようです。
隙間から入り込んでしまった埃などの異物はレンズ側に付いて居る状態であれば除去出来る可能性がありますが、カメラ側に付いてしまうと除去ができず改善することができずカメラ自体を交換する必要があります。
黒点は除去できる?
黒点は主に、レンズ側への付着物・画面やレンズのひび割れ・カメラ側への付着物等によって引き起こされています。
その為、まずは原因の特定が必要となります。
ヒビ割れの映り込みは直せる?
画面やアウトカメラレンズにひび割れがあって、それが映り込んでいる場合は画面・アウトカメラレンズを交換すれば映り込みは消える場合があります。
ただし、割れ方が酷いとその破片がカメラ側に飛んでおり完全に除去することができない場合があります。
また、ひび割れてから長期間放置していると、隙間から埃が侵入して除去できないといった事があります。
レンズ・画面の破損は早めの修理をおすすめされている理由の一つです。
カメラ・レンズの付着物での黒点は取れる?
カメラやレンズの付着物の判断は、アウトカメラを取り除いてからチェックして確認します。
レンズ側の付着物であれば除去することは可能ですが、カメラ側の付着物に関しては完全に除去にするということ不可能でカメラ表面の付着物をそっと取るだけの処置となります。
カメラ内に入り込んでしまった付着物は取り除くことができないため、カメラ側付着物は完全に除去するためにはカメラの交換が必要となります。
カメラのチェック方法!
黒点の症状が出ているか、出ていないかの確認は簡単にできます。
①アウトカメラアプリを起動して壁紙やコピー紙等の真っ白な背景を映します。
②真っ白な背景のまま画面全体を注視して確認します。
*わかりにくい場合は白背景を撮影して、写真を拡大して確認すると見つけやすくなります。
※カメラが複数あるiPhone7Plus、iPhone8Plus、iPhoneX以降のシリーズやPro・promax機種などはシャッターボタンの上にカメラを切り替えるボタンがありますので、全てのアウトカメラとインカメラも切り替えて確認。
※画面上でピンチイン・ピンチアウトするとカメラ自体が自動で切り替わってしまうのでご注意を。
③黒点を見つけた場合、指でレンズを一箇所づつ塞いでどのレンズ箇所かを断定します。
※機種によって望遠・広角・超広角のどれかが搭載されています。複数搭載されている機種でもカメラパーツは一つのパーツになっているため、一箇所の黒点・破損でもカメラ全ての交換となります。
※レンズの割れだった場合、その箇所によってカメラレンズ縁の黒い幅が異なるため、修理パーツが違うものとなりますのでご注意を。
また、アウトカメラ・インカメラともに外観からホコリ等が見て取れる場合がありますので外観からも確認をお忘れなく。
まとめ
iPhoneは手軽に撮影できるカメラが一番の売り!と言ってもいいくらいです。
年々カメラ性能・本体性能が進化はしてきていますが、元々カメラというものはは埃などには弱い物です。
デジタル一眼レフカメラなどは黒点の症状が出たらサービスメンテナンスが可能ですが、iPhoneは解体清掃ができない小型カメラの為ごっそりカメラを交換するしかなくなってしまいます。
また、iPhoneX以降のインカメラはFaceIDのカメラと一体となっており交換してしまうとFaceIDが使用できなくなってしまう為、インカメラの黒点は本体交換でしか修理ができません。
アウトカメラ・インカメラともに破損や黒点ができてしまうと修理費・本体交換費等がかかってしまいますので、背面などは割れないように先にコーティングやケースなどで予防、画面の割れやレンズの割れは早めの修理をしておくことが重要となっています。
黒点は、放置すると他のカメラに移動したり・増えたりと悪化する可能性がありますので、早めの対処をおすすめ致します!