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iPhoneの修理を自分でやる、簡単ですか?

渋谷店 2021年11月15日 2026年4月29日 スマホ修理ジャパン代表 中嶋拓也
iPhoneの修理を自分でやる、簡単ですか?

修理屋さんへの質問、TOP3に入る内容


修理屋さんとして数年働いていると、お客様からの質問も多岐に渡ります。

・理想的なiPhoneの使い方

・iPhoneにまつわる噂

・ちょっと気になる疑問点

そして中には

・iPhoneの修理って簡単ですか?

というものも…

じつは、この質問が一番回答に困ります。
お客様目線で「難しいですよ」というべきか?
プロ目線で「このくらいなら簡単」というべきか?

しかし難しいか否か、それはお客様がどこまでの範囲を「難しい」としているかにもよるので…
究極、お客様のニュアンスを上手く汲み取って臨機応変に対応するしかなく決まった応えは見つかりません。

では、文章に起こすと、結論はどうなるのか?
今回は自分の中でも答えが出ない「iPhoneの修理は難しいか?」について書いていきます。

 

結論「難しい」です

上では、さんざ迷っているような書き振りでしたが結論は「難しい」です。更に正確に表現をすると…

「工程は複雑ではないが、それに対してリスクが高いため知識量や経験値が不足すると難しい」

といった形になります。

スタッフS的には、iPhoneの修理は「たまご料理」に近いと考えています。
料理の基本は玉子焼きから、なんてことも言うじゃないですか?

始めるのは簡単だけど、コツがわからないと酷い出来になる。

これ、iPhoneの修理にも同じ事が言えます。
例えば今の世の中、インターネットで検索をかければ文章だけでなく、画像や動画で様々な知識を補完することが出来ます。もちろん、iPhoneの修理を動画で教えてくれる人もいますし、パーツだって手に入るかもしれません。

ですが修理屋さんがそういった情報を見ていて気になるのは「細かい部分まで、収録しきれていない」ということ。

工程には問題がない場合が殆どですが、必ず2~3個は本当に細かい注意点コツが抜けています。
動画や画像に細かい点まで収録するとなると、カジュアルに15分くらいで見れる情報には出来ませんからね。

もちろん、その注意点が欠けていてもスグに壊れるわけではありません。
ただ、修理が不完全だと壊れる確率も飛躍的に上がります。

作業工程は少なく、内部は繊細に。

そして、何よりもiPhoneは最新機種に近付くほど「修理工程は少なく、内部構造は繊細に」なっています。
この流れはiPhoneXから顕著に現れ始めました。
(実際、iPhone8までの機種とiPhoneXを比べると画面修理の作業工程では、工数が約半分ほど)

なので、作業の内容でいえばネジを外す本数も少なく、外して付けるという作業を繰り返すだけで見た目はキレイに元通りになります。

しかし上で書いた「繊細に」という言葉の真意は少しのミスも許されない構造になっているということ。

ネジを間違えれば簡単にロジックボード(電子基板)がショートしますし、コネクターの付け外し方法を間違えれば重大な損傷が起きたり、と本当に厄介な構造になっています。

なので、外見はキレイに直せても「動かない」もしくは「一部機能を喪失」という悲劇に見舞われます。

それこそ細かい注意点を守って作業をしなければ直せない機種が増えている中で、修理屋さんは気安く

「iPhoneの修理は簡単ですよ」なんてシレッと言えません。

知識も経験もなく修理をするのは難しいです

となるわけです。

最後に

もしも、興味があって「とにかくやってみたい」という場合は強く否定しません。
ただ単純に「費用を抑えたい」という場合は、正直やめておいたほうが良いと思います。

なぜなら…

壊してしまって余計に費用がかかる

と、言うことが殆どだから、です…

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