-
故障・トラブル対策
iPhoneが水没??防水じゃないの??
- 秋葉原店 2022年4月2日 2025年10月21日 秋葉原店店長 須山よしのり
iPhoneの水没にご注意ください!!

最近は雨の日が多く続きますね。このような時期には使用端末の水没にご注意ください。
スマートフォンやタブレットなどの精密機器は水没してしまうと水の侵入した箇所によって様々な故障を引き起こします。
例えば、液晶に黒いシミが広がってきたり充電ができなくなったりショートして起動できなくなったり…。
その中でも今回はiPhone使用者に向けた内容となります。
iPhoneは防水(耐水)を公表しており水に強いと思われがちですが、実は水没することがよくあります。
それはなぜなのでしょうか。
なぜ水没してしまうのか。。。

それはiPhoneの防水性能が『耐水』であって『完全防水』ではないからです。
それでは、耐水と完全防水の違いは一体どこにあるのでしょうか。
防水には定められた基準があり、iPhoneは耐水を公言できるラインをクリアできているということです。
IP67やIP68などという言葉は聞いたことがある人もいるかと思います。
これはその端末の防塵・防水性能を数値化したものです。

数字が大きい方が高い防塵・防水性能ということになります。
防塵は0~6の7段階、防水は0~8の9段階です。


最近のiPhoneは基本IP68と高い数値となっておりますが、このIP表記には落とし穴があります。
防水等級が8であっても水没で故障する可能性があるのです。
Apple公式では等級に加えて()でこういった記載があります。

つまり、防水等級8は深度2m以上で30分耐久できればクリアという可能性があります。
さらにこのIP表記の防水等級8は継続的に(30分間)水没しても内部に浸水しないという表記です。
つまり、iPhoneの耐水性能は異物が入りづらい構造になっているというだけです。
iPhoneは基本、内部が水に弱い作りとなっているため水が少しでも侵入すれば様々な症状を引き起こします。
Appleも公言している通り、耐水性能は永続的に継続するものではないというのも注目です。
そこを勘違いして水場での使用や雨などで濡らしてしまうとすぐ不具合が出てしまいます。
さらには直接濡れなくても、外気との温度差により内部に結露が発生し水没する場合もあります。
これにはせっかくの耐水性能も効果がありません。
出来る限り高温多湿を避けて使用することをお勧めします。
なお、水没直後に症状が出ず、時間が経ってか異常が発生することもあるため、
一度大丈夫だったからと何度も同じような使用方法を続ける人もいますが、ダメです。
というわけで雨の日は特に使用場所に注意して頂きたいです。
浴室での使用も危険!!

前述で、直接濡れずとも高温多湿により水没してしまう危険があるという事が分かりました。
こちらで最も一般的に起こりやすい状況は、浴室での使用です。
水没の原因のほとんどはコレです。
女性の方などの水没はだいたいこの理由が多い気がします。
袋などに入れていても関係ありません。水に落としていなくても水没するのです。
そのため、できれば浴室には持ち込んでほしくありません。
しかし、動画を観ながら、電話をしながら、のんびりとした時間を過ごしたい気持ちはわかります。
一日の疲れを落とす場としては自宅の浴室は上位に入るでしょう。
ですので、もし持ち込む場合は必要なデータのバックアップは取っておくことをオススメします。
壊れてしまってからではデータを取り出すこともできなくなるかもしれませんので…。
結論
ここまでの内容から、iPhoneでも油断すると簡単に水没してしまう危険性をご理解いただけたかと思います。
端末の使用方法や使用環境には充分にお気を付けください。
当店では水没修理も行っておりますが、できたとしても一時的な復旧のみとなります。
長期的な使用は難しくなり、結局新しい端末に買い換えなければならなくなるのです。
どうしてもデータを取り出したいという場合はお近くの修理屋さんへご相談ください。


