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雨の後のリンゴループには早めの対処を!

秋葉原店 2024年2月22日 2025年10月28日 秋葉原店店長 須山よしのり
雨の後のリンゴループには早めの対処を!

雨の日とiPhoneの不調は関係が…ある!

なんかここ数日、
タッチが微妙だなー…
急にFaceIDが壊れたって出た…
画面に線が出てきた…
画面がチカチカする…
等など…

雨の後にこういった症状が出た後で、急に電源が切れてそれ以降リンゴマークが出て消えて起動できなくなったという場合、iPhoneの水没が考えられます。

 

iPhoneの水没でリンゴマークが出て消えて起動できなくなる症状は、特にFaceIDを搭載しているiPhoneX以降の機種に多く見られます。
なぜかと言いますと、FaceIDを動かしている本体側FaceIDカメラと近接パーツと呼ばれている2つのパーツが画面上部の受話口(電話時に相手の声が聞こえてくる穴)の真下に位置しているからなんです…!
その上、その近接パーツは水と衝撃に非常に弱く、濡れたりiPhoneを落下させてしまうと破損してしまいます。

セキュリティであるFaceIDの機能はデーター等の不正使用等を防ぐためにに、iPhone起動時のリンゴマークが出ている最中に動作チェックを行います、その際近接パーツが濡れて破損しているとiPhoneが異常を感知して起動を停止させ端末の出来なくなってしまうのです。
iPhoneはその異常を確認するために再起動を繰り返してしまい、結果リンゴマークがループするといった状態となってしまいます。

 

 

リンゴループからの復旧はできる?

基盤の破損や、画面の水没などであった場合はそれぞれパーツ交換や基盤修理が必要となりますが、

濡れて半日以内
雨水や真水
水濡れがほんの少し
リンゴループの原因が近接パーツが原因 

これらの条件に当てはまるときは、本体内部の乾燥と近接パーツを取り付けないことで起動させることが出来る場合があります。

 

ちなみに、お米に入れて乾燥させるというライフハックはiPhone8頃までの旧機種であれば多少効果はあるかもしれませんが、iPhoneX以降の機種は基盤が2枚張り合わせでレイアウトされているため、お米での自然乾燥を待っているうちに錆びてしまい取り返しがつかない事になってしまう可能性のほうが高くなります。
また、Appleでも公式HPの案内で iPhoneを米の袋に入れないでくださいと、警告しているので お米、やめておきましょう。

 

iPhoneが濡れてしまったり、端末が不調の場合に街の修理店に持ち込み早めの水濡れ対応をしてもらったことで、被害を小さく抑えることができたケースは多く見られます。

もしiPhoneの不調や、濡れた…!といった事が起きた場合は早めの修理相談をオススメいたします!

 

 

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