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スマホ・タブレット修理
iPhone 7のロジックボード(基盤)【ミクロな世界シリーズ第二弾】
- 秋葉原店 2019年11月13日 2025年10月29日 秋葉原店店長 須山よしのり
iPhone 7のロジックボード(基盤)【ミクロな世界シリーズ第二弾】
iPhone 7のロジックボードを撮影する準備
まずはパネルを取り外す

まずはパネルを外す所からですよね。
このときはライトニング端子の交換修理だったので、ライトニング用の接続端子も外してあります。
iPhone7からライトニング部品が基板の下に配置されているので、基本的には基板を外す作業も必須になります。
(聞く所によるとロジックボードを外さない方法もあると聞くのですが…基本は外します)
iPhone 7のロジックボードの撮影

左から
Lightningアッセンブリコネクタ(充電/マイク/TAPTICエンジン)
バッテリーコネクタ
アンテナ端子
その上に見えるのが液晶とタッチセンサー端子です。
写真に写っている全ての端子、チップ、コンデンサが無ければ、iPhoneは機能しません。
1ミリ以下の小さい粒の一つが欠けても正常動作しませんし、金色の部分に異常があっても動きません。
正に精密機器ですね。
ちなみに修理の際に一番気を遣う箇所がココです。
下手に触ると簡単にショートしますからね…
力の限り接写してみる

最大まで近づくとこんな感じ。
特に水没した端末で、この金色の端子が黒く変色し…単純な汚れの除去で復旧する場合もあれば…
端子の根本まで影響が及んでいると液晶が映らない、タッチが効かない等の症状が出ます。

それはLightningアセンブリ接続端子もバッテリー接続端子も同様で…
さらに過充電や電源に異常を抱えた端末では、銀色の箱に見える部分が割れたり焦げたりしています。

さらに別の場所にはスリープ、音量ボタンの接続端子と通信系のモジュールが配置されています。
あまりここだけが水没で壊れたというのは見かけませんが、重要であることに変わりはありません。
iPhone 7のロジックボードの全体像

そんなiPhone 7のロジックボードの全景はこんな感じ。
iPhone 6sから基本設計が変わり、まとまりがよくなった?気もします。
ロジックボードの設計は大変なんだろうなあ、とも感じます。
そして残念なことにiPhoneの基板はヒートシンク(放熱板)やシールで覆われている為、CPUやRAM/ROMが見えません。
とても綺麗なので撮りたいのですが…それはまたの機会に。


