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iPhone・iPadのお風呂の持ち込みはとても危険!

渋谷店 2023年10月30日 2025年10月16日 スマホ修理ジャパン代表 中嶋拓也
iPhone・iPadのお風呂の持ち込みはとても危険!

 

iPhone・iPadを風呂に持ち込んでいませんか?

寒くなってくると、浴槽に浸かって温まろう!と思いますよね。
お風呂に浸かっている間に手持ちぶたさでSNSのチェックや動画の鑑賞、音楽の再生等をしてくなります。
ですが、その行為 とても危険です!!

 

 

iPhoneは水に弱い!!

iPhoneは実は水に弱い端末です。
なぜならiPhoneは防水機能ではないからです。

iPhoneの水に対する抵抗力は、画面の縁部分と本体フレーム部分の縁にある約0.5mm~3mm幅のテープ一枚です。
Appleが公式で発表している水に対する性能表は、真水・常温水・発売直後の新品状態での条件となっておりそれから一つでも外れれば、水没してしまいます。

また、濡れた後もそのままずっと使えるよ!とはAppleは保証していません

そして、iPadは耐水性能がないため、両面テープで画面固定されているだけなため少しの濡れでも危険な状態になってしまいます。

 

 

防水ケース・密閉袋なら濡れない??

以前からあった密閉袋タイプの防水スマホケースや、最近人気が出てきている防水スマホケースがあります。
これらの商品に入れておけばお風呂での使用も怖くない!と思いますよね。

でも、これらのお商品も実は完璧では有りません。
飛沫や直接浴槽にドボンなどへの被害は軽減出来ますが、蒸気に対する対策には不十分なのです!

iPhoneにはマイク穴、スピーカー穴、充電口、電源・マナー・音量ボタンなど完全に塞げない穴があります。
それらの穴から蒸気が侵入することも…
加えて、浴室内は温かい温度になり、浴室の外は室温が低い状態となり温度変化によって内部に結露が発生することも…

蒸気や内部結露での故障は症状がじんわり進んでいき、壊れてしまってから「当たりあったかな?」と思い出して気がつくということが多い破損です。

こういった理由でお風呂でのiPhone・iPadの使用はとても危険なのです!

 

 

でもお風呂で使いたい…

もしも、どうしてもお風呂で使いたい!という時は、
画面割れ・背面割れ・アウトカメラレンズ割れなどを無くしておく
破損のない状態の防水ケース・防水袋を使用
室内と浴室の気温差をなるべく無くす
浴室・脱衣所の換気をしっかりして蒸気が籠らないようにする
濡れた手で触れないように常にタオルで水分を拭き取ってから触れる

これらのことを守っていれば水濡れ破損・内部水没のリスクを減らすことができるかと思います。

 

お風呂で使いたい…という気持ちもわかりますが、iPhone・iPadは水に弱い精密機器・金属ということをお忘れなく!

もし濡れてしまった、不調が出てるといった場合、1分1秒でも早く街の修理店に相談すればデーターの復旧ができる可能性があります。
濡れてしまって半日でも経過していると内部は錆が出てきますので、濡れた場合は街の修理店に相談を!

 

 

 

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