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iPhoneの充電ケーブルが変わってきているって知っていますか??

秋葉原店 2023年2月19日 2025年10月21日 秋葉原店店長 須山よしのり
iPhoneの充電ケーブルが変わってきているって知っていますか??

充電ケーブル しっかり見たことありますか??

世界中で多くの方が使用しているiPhoneですが、そのiPhoneの充電ケーブルは使用者の意見を取り入れて

いくつかの変更がされています。

その中でも大きな変更は今までで2回あります。

 

①形や端子の変更

(Dockコネクタ充電ケーブル)

iPhone初代からiPhone4シリーズまではドックコネクタ充電ケーブルと呼ばれていました。

そして、充電ケーブルに表裏が存在していました。

裏表を間違えたり、まっすぐ抜き挿しをないと本体側の端子ピンが破損してしまう、とても故障しやすい製品でした。

私自身使っていたiPod Touch 第4世代も使っているうちに本体側のピンが破損してしまい途中で充電反応がなくなり、使用が出来なくなって悲しい思いをしました…(´;ω;`)ウッ

(ライトニング充電ケーブル)

iPhone5シリーズからは、裏表を気にせず両面どちらを挿し込んでも使える端子形状のライトニング充電口が採用されました。

iPhone4シリーズより故障しにくい挿しやすい充電口と変化し、それ以降iPhoneは同じ充電ケーブルの形状となっています。

現在のiPhoneの充電に使用するケーブルは、名称をライトニング充電ケーブルと言います。

 

②ライトニング+USB type C 規格への変更

    ( ライトニング+USB typeA   ⇒  ライトニング+ USB typeC  )

iPhone12シリーズから同梱されるケーブルが、片方がライトニング 片方がUSB typeCと呼ばれる形状のものになりました。

USB typeCというのは、USBケーブルのなかでも性能が高くマルチデバイスに接続可能な次世代規格で、ほとんどのパソコンやandroidスマホ、androidタブレットなどの充電やデータ転送に使用 されています。

USB type Cは裏表の向きが無い事と、充電スピードが速い点が大きな特徴となっています。

 

iPhoneは年数を経るごとに搭載バッテリーの容量が大きくなっており、

2012年発売のiPhone5だと1,440mAhです。

2020年発売のiPhone12は  2,775mAhです。

8年間で充電できる量がほぼ倍となっており、充電時間に以前よりも長く時間が必要となっていました。

 

本体のストレージ容量も大きく増えており、

2012年発売のiPhone5は  16GB、32GB、64GB です。

2020年発売のiPhone12は 64GB、128GB、256GB、512GB です。

8年間で本体に保管できるストレージ量も最大で約8倍と、大きく増えています。

8年前と同じ規格のケーブルではデーターの移動やバックアップに以前より長く時間が必要となっていました。

その為、以前のUSB typeA+ライトニングの物より、早く充電やバックアップ等ができるライトニング+USB typeCが採用されたのです。

 

良くはなったが…問題もある

裏表がなくなって、すごく使いやすくなってたライトニングケーブルですが、発売当初から壊れやすいという長年の悪評があります…。

白いケーブルは段々と黒ずみ汚れていくし、ケーブル皮膜の剥がれたり裂けたりといった破損をしやすく、差込口近くの部分が断線してしまって使えなくなったり、なんなら差込口近くの断線防止するカバー等がサードパーティーから発売される程度には脆弱です。

↓こんな感じでかわいい保護アイテムもあります。

iPhoneの充電ケーブルでは使用法や取り扱いのミスで死亡例も出ていますので、今現在ビニール被膜が裂けていたり、剥がれているものは感電する可能性もありますので早めの交換を!!

 

ケーブルの黒ずみは綺麗に拭えばある程度は白くなりますし、ビニールが剥がれたり裂けたり断線したりは先に保護カバーをする事で予防することはできます。

で す が 、なんとも出来ないのが充電ケーブル先端の端子部分の劣化だったりします。

 

充電端子の劣化??

ライトニング充電ケーブルの端子が金色の物はなぜか、端子先端の一部分(左から4つ目)が黒ずんできます。

劣化が進んでいるものですと緑青と呼ばれる青緑色の錆が出ていたり、隣の端子まで黒ずんだり錆びていたりします。

大きな原因としては、湿度だとは思われますが日本は高温多湿の国であるため予防する事も難しいのです。

黒ずみや錆が出ているケーブルですと、充電圧が不安定になって本体側の不調を引き起こしたり、充電量が減ってしまったり充電が出来なくなってしまう事があります。

また、本体側の充電端子の破損や接触不良を引き起こし充電が全くできなくなってしまう事も…

もし黒くなっていたり、緑青(青や緑っぽい錆び)が出ている場合は早めにケーブルの買い替えをオススメします!!

 

 

錆び対策ライトニングケーブル!

上記で錆びは要注意!と記載させて頂きましたが、appleはそんな意見を取り入れて錆対策の充電ケーブルを作り出しました!

そのライトニングケーブルは見た目はほぼ同じですが、充電端子部分の見た目が金色と銀色の違いがあります。

端末の購入をした時期によって同梱ケーブルは変わっています。

 

写真の方はライトニングケーブルが初登場してずっと使われていた金メッキ加工のものです。

写真の銀色の方は新しくなった方で、ロジウムという合成金属素材を使用して、腐食しにくいように改変されたようです。

また、ケーブルも少し太くなっています。

 

長くiPhoneを使用されている方ですとお家の中で充電ケーブの遍歴は発見できるかもしれません。

貴方のお使いのLightningケーブルの形や色はどのようなものでしょうか?

定期的に見て確認してみることで充電ケーブルのビニールの劣化や、破損、端子の錆などに気がつくことができ、結果としてiPhone本体の破損する可能性をなくすことが出来ます。

月に1度程度で使用しているケーブルの確認点検をしてみるのはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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