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故障・トラブル対策

画面が徐々に暗くなっていってしまう…それ故障かも?!

秋葉原店 2024年2月4日 2025年10月28日 秋葉原店店長 須山よしのり

画面がだんだんと暗くなっていき、明るくならない…

画面が徐々に暗くなり、明るさ調整のバーを最大にしても暗いままで明るくならない…
TrueToneの設定も、NightShiftの設定もオフなのに…なんで?
といった症状のご相談が稀にあります。

その症状は近接パーツの破損や基盤の破損によって起こりますが、
破損の大元は水だったりします…!

 

iPhoneの画面上部の穴の裏には、通話時に相手の声が聞こえるマイク、自動明るさ調整機能のセンサー、機種によってFaceIDのセンサーやインカメラがあり、この複合機能のパーツを近接センサーと呼びます。

その為、近接センサーが破損すると、FaceIDが使えなくなったり、インカメラが映らなくなったり、通話時の相手の声が聞こえなくなったり、自動明るさ機能が上手く動かなくなったりするのです。

完全に穴を塞がないのは設計ミスでは?と、感じるかと思いますが、実は通話時の相手の声を出すためのマイク機能のために穴が完全に塞ぐことが出来ません。
その為、少しの水でも侵入し破損させてしまい破損や不調という症状がことが起こります。

 

Apple側もユーザーからその指摘があったのか、iPhone13シリーズ以降の機種は穴の位置や形状を変化させて、iPhone14シリーズからは近接パーツも本体側に格納するレイアウトに変更されています。

 

 

 

 

近接センサーは修理はできる?

画面が徐々に暗くなり、明るさ調整のバーを最大にしても暗いままで明るくならない…といった症状が近接センサーの破損によって起こっているものであれば、近接センサーを交換すれば明るさの調整は出来るようになります。

TouchID(ホームボタン)搭載の機種は近接センサーは本体とリンクしていなため、近接センサーを交換しても問題はありません。

FaceIDが搭載機種の場合は重要な注意点があります。
FaceIDが搭載機種は、セキュリティ上本体と近接センサーがリンクしており、近接センサーを交換してしまうとFaceIDが故障していなくてもFaceIDが使用できなくなってしまうことです。
(以前からFaceIDが故障してしまっている場合は故障のまま使用できないままの継続となります)

 

画面が徐々に暗くなり、明るさ調整のバーを最大にしても暗いままで明るくならない…といった症状の大半は水原因です。
ですが、iPhoneはとても…とても…水に弱く、2~3時間の対応差で復旧率が大きく変動します。
そのため、この症状が出た場合は1分1秒でも早く修理店に相談するのがオススメです。

 

 

 

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