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災害時、iPhoneは何の役に立つ?覚えておきたい非常時のあれこれ

渋谷店 2022年3月11日 2026年4月3日 スマホ修理ジャパン代表 中嶋拓也
災害時、iPhoneは何の役に立つ?覚えておきたい非常時のあれこれ

11年目です。

2011年3月11日 東日本大震災と呼称される大規模災害が起きました。
甚大な被害をもたらした災害から今日で11年目。

直接の被害が少ない関東首都圏でも混乱が大きく、また遠方の親類や親しい方、身の回りで不幸に見舞われたというお話もお伺いします。

それぞれに想いをもった3月11日。

当時はまだ、スマートフォンが一般に浸透し始めた頃でガラケーの使用率が依然として高い時代。
連絡手段はあるものの、無事にメールが届いているか、送った先で読めているか、そんな不安を抱え夜を迎えた方も多いでしょう。

今となっては当たり前となった「既読」という表示も、その当時はありませんでした。

iPhoneが主流となった今、災害時に出来ること

あれから11年、私達が手元で使える通信手段は格段に進歩しました。
また機能面でも、当時は不可能だったことが1台のiPhoneで出来るようになりました。

その分、覚えきれない機能は排除して、何となく使っているところも存分にありますよね。
今回は、災害時や混乱が大きくなったときにiPhoneを役立てる機能について書いていこうと思います。

1.停電時、iPhoneをライトとして使う

これは殆どの方が知っていると思いますが、iPhoneにはLEDライトが搭載されています。
写真アプリのフラッシュとしても利用される機能ですが、iOS7のバージョンからは専用アプリが無くても
コントロールセンターから簡単にライトを使用することが出来ます。

画面下部から上へスワイプして

懐中電灯のマークをタップすると点灯、さらに長押しでライトの明るさを4段階で調節出来ます。

近くを広い範囲で照らしてくれるので、室内で停電にあったとき、明かりのない道中で足元を照らす
また遠くに居る人に存在を知らせるマーカーとしても利用可能です。

もし手元に半透明もしくは乳白色のビニール袋やペットボトル、柔らかく丸めたティッシュ等があれば
ライトに被せることで簡易ランタンのような使い方も出来るでしょう。

ただ長時間の使用はバッテリーの電力面に不安が残るので、短時間での使用がベストです。

※iPhoneでは背面カメラが壊れているとライトの使用が出来ない場合があります。

2.通信が圏外になった場合は自動販売機や公共施設のWi-Fiを利用

大規模な災害時は通信環境もダウンしている場合が多く、4G回線や5G回線などのキャリア回線(モバイルデータ通信)は圏外になる事がほとんどです。

災害発声から数時間で指定避難所などには公衆無線や移動基地局が配備され通信環境の改善が行われますが
帰宅困難な状況では町中のFree Wi-Fiを利用することになります。

現在は自動販売機に非常時のWi-Fi基地局としての機能をもたせた物が各所に配置されているのに加え
Free Wi-Fiも「00000JAPAN」が開放されインターネットへの接続が可能になります。

ただ気をつけていただきたいのがkFree Wi-FiなどのWi-Fiを主体とした通信時でも圏外の場合は電話が使用できません。
(一部例外を除く)

またLINEなど、標準機能以外のインスタントメッセージアプリは各社のサーバーを介してデータ回線でのやり取りを行えますが、アクセス集中などの影響で不通となる可能性が高く、非常時の連絡手段としては脆弱です。

可能であれば「災害伝言板」の利用方法をおさらいし、覚えておくことでiPhoneが便利な連絡手段として機能するでしょう。

3.電源が切れたら、ただの板。バッテリーの温存。

上で書いた便利なiPhoneの利用方法もバッテリーが切れたら、ただの板です。
現在のiPhoneはバッテリーの持ちも改善されていますが、それでも3日間画面を点けたまま使用し続けることは出来ません。

また通信環境が不安定なときは、電波を掴もうとiPhoneが頑張ってしまうので、電力消費量が増えると言われています。

そのためバッテリーの温存も重要な要素になってきますが…
緊急時、いつ電波が入るようになるか分からない環境では、出来る限り通信の機会を増やしたいものです。
予め電源を落としてバッテリーの温存を…というわけにも行かず、電波状況によるバッテリー消費を抑えるために
「機内モード」をオンにするというのもアリですが、それでは少ない機会が不意に訪れたときに連絡が取れなくなります。

なので、電源が入った状態でiPhoneを少しでも長く使い続ける方法は

・充電器とケーブルを持ち歩く
・モバイルバッテリーを万全な状態で持ち歩く

この2つになるでしょう。
また時と場合によりますが、使わなくなったスマートフォンやiPhoneも、キャリア契約が切れていたとしても
Wi-Fi環境下では使える可能性が高いので、使用方法を整理しメンテナンスを行っておけばイザという時に役立つでしょう。

ここまで書いてきて思ったこと。

 

「普段は便利だけど、案外役に立つことってないな」

と、書きながら、考えながら思いました。
思い返せば、iPhoneで行っている動作は大抵の場合

・連絡
・情報収集

・仕事
・暇つぶし
・ゲーム

というもので、殆どが「電波」や「通信」がないと出来ないことです。
災害時に役に立つ、非常時に役に立つ部分を考えると

「通信がダメになったら、殆どのことが出来ない」

と、なりまして。
もはや、ライトと通信を確保する手段しかありませんでした。
実際は情報はラジオ、ライトは別で持ち、全てスタンドアロン状態で稼働する物を揃えたほうが良さそうです。

普段から出来る災害対策を心がけましょう。
きっと、平時の今ならiPhoneが良い知識を教えてくれるはずです。

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