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水没するってどんなこと?
- 渋谷店 2019年2月18日 2025年2月11日 スマホ修理ジャパン代表 中嶋拓也
iPhoneの水没—その危険性と対策
私たちが毎日持ち歩き、生活に欠かせないスマートフォン。その大敵といえば”水”です。雨やお風呂、トイレでの事故、さらには空気中の水分も、時としてスマートフォンにダメージを与える原因になります。今回は、特にiPhoneの水没について、その症状や予防法について詳しくお話しします。

iPhoneの耐水性能について
AppleはiPhone 7以降のモデルで耐水性能を強調し、CMなどでもその能力をアピールしています。しかし、この耐水性能は限定的な環境下での話です。たとえば、“水流や水圧がない”状況では耐えられるものの、激しいゲリラ豪雨や深さのあるお風呂などでは水が侵入するリスクがあります。
さらに、耐水性能は新品の状態であることが前提です。使用を続けるうちに、微妙な歪みや傷が生じると、耐水性能が大幅に低下します。これが、iPhoneを安全に使用するうえで注意が必要なポイントです。

水没したiPhoneの実例

お風呂での事故が多いことをご存じですか?実際にお風呂に落としたiPhone 7を分解したところ、完全に内部に水が侵入していました。水没は直接水に落とすだけではありません。気温差や湿度の影響も見逃せません。
冬場の窓ガラスが結露するように、スマートフォン内部でも同じ現象が起きます。特にお風呂場のような高湿度の環境では、空気中の水分がスマートフォン内部で水滴となり、水没を引き起こします。
水没の予防策

水没を防ぐためには、以下のポイントを押さえましょう。
- お風呂での使用を避ける
高湿度の浴室内では、直接水に落とさなくても水没リスクがあります。防水加工が施されているモデルでも安心できません。 - 急激な温度変化を避ける
夏場に高温になったスマホを冷却するために、氷や冷房の送風口に当てる行為は危険です。これもまた水没リスクを高める原因になります。 - 防水ケースの活用
防水性能を強化するアクセサリーを活用することで、リスクを軽減できます。
水没した場合の注意点
水没後、使用に問題がないと感じても油断は禁物です。時間が経過してから内部の腐食が進行し、突然使用不能になることもあります。重要なのは、“早急な対処”です。可能な限り早く修理専門店やAppleサポートに相談してください。
水没の症状としては、以下のようなケースが考えられます。
- 電源が入らない
- 画面表示が異常
- タッチ操作が効かない
- バッテリーの異常消費

耐水加工されていないモデルの場合

耐水性能がないiPhoneでは、さらに注意が必要です。例えば、iPhone 6以前のモデルでは水没確認用の赤いシールが内部に貼られています。このシールが赤くなった場合、水没と判定されます。
まとめ
水没は、スマートフォンにとって最も厄介なトラブルのひとつです。しかし、適切な予防策と早期の対応で被害を最小限に抑えることができます。スマートフォンの安全を守るために、日常的な扱いにも注意を払いましょう。
トラブルが発生した際には、できるだけ早く専門家に相談してください。それが、大切なデータを守る第一歩です。


