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バッテリー関連情報
寒いとバッテリーは減りやすい!
- 渋谷店 2023年12月1日 2025年8月20日 スマホ修理ジャパン代表 中嶋拓也
冬到来!バッテリーもちはいかがですか?

寒くなってくるとバッテリーの充電の減りが早くなる傾向があります。
特に劣化したバッテリーではその症状が顕著に現れ、すぐに充電がなくなってしまう…なんと事も。
なぜ寒いと充電の減りが早くなってしまうのでしょうか?
寒さと減りが早さの関係は?
iPhoneに内蔵慣れているバッテリーは仕組みとして、正極側にあるリチウムイオンが電解液を通して負極側に移動し、電位差が生じることで電気を作られる構造となっています。
寒くなると充電のヘリが早くなるのは、電解液が冷えてリチウムイオンの動きが悪くなることが原因とされています。
また、劣化したバッテリーで症状が顕著に出る原因としては、電極自体の劣化で、負極材料として使用されている炭素の分子構造が徐々に劣化することで、炭素内に収められるリチウムイオンの量が減り、結果 少ないリチウムイオン+低温の電解液で動きが悪い、といったダブルコンボが起きるためです。
バッテリーの劣化は熱でも起こるため、充電しながらでの長時間の使用や過充電などでも減りが早くなります。
劣化したバッテリーは交換を!

電解液の冷えはポケットに入れるなど低温下に晒さない事で自己対策はできますが、バッテリーの劣化はバッテリー交換をしない限り改善はされません。
iPhoneは設定アプリ内にバッテリー劣化度合いが目で見れる様にバッテリー最大容量として数値化されています。
この最大容量数値が80%前後に場合はバッテリーが劣化しています。
最大容量数値が高くてもバッテリーの劣化のお知らせが表示されている場合は、何らかの原因によって数値が正しく計測出来ておらずバッテリー自体は劣化しているという状態です。
充電以外に端末の不調がなければ、バッテリーで端末を延命することが可能ですので充電の減りが気になるといった場合はバッテリー交換を検討してみてはいかがでしょうか。


