-
バッテリーの消費、原因はどこに。iPhoneのバッテリーはもちが悪い?
- 秋葉原店 2021年6月28日 2025年12月24日 秋葉原店店長 須山よしのり
バッテリー、無くなるの早くない?
「最近、バッテリーの減りがやたら早い気がする…」
そんな相談が増えていますが、実はバッテリーの劣化は数値だけでは判断できない時代になっています。
最大容量やサイクルカウントが基準以下でも問題なく使える人がいれば、数値上は問題なくても「もちが悪い」と感じる人もいるのが現実です。
iOSアップデートを重ねることで、特に古い機種ほどバッテリー効率は落ちやすくなり、体感的な差が大きくなっています。
本記事では、バッテリー交換で何が改善されて、何が改善されないのかを、修理現場の視点からわかりやすく解説します。

最近、バッテリー交換のご相談を頂くたびに思うんです。
「バッテリーの消耗って言うけど、個人差が大きい」
と。
もちろん、バッテリーの寿命を示す数値的な根拠はあるのですが…
・サイクルカウント500回
・バッテリー最大容量85%以下
この2つの条件が揃っていても
「バッテリー?大丈夫ですよ」なんて方もいれば
上記2つに満たない数値でも
「バッテリーもちが悪くて」なんて方もいます。
ちょっと前まではそんなこともなく、本当にわかりやすくバッテリーの状態を数値として見た上で
劣化を示す数値的な根拠通り、お客様からお話を頂いていました。
iOSの更新を重ねるうちに、とてもわかりにくくなっているような…?
気の所為ですかね、なんでしょうかね。
私の目が曇っているだけなら、それはそれでいいんですけど。

当店では、当たり前ですが
新品のバッテリーに交換
しています。
しかし「購入当初のバッテリーもちに戻るか」と言われれば、そうは行きません。
理由は様々です、これは使い方によるところもあります。
iOSのバージョンが新しくなるたびに、古い機種ほどバッテリーの効率は落ちます。
それは古い処理性能で最新のOSを動かすために常にフルスロットルだから。
iPhoneは魔法の道具ではありません、精密機器です。
限界ってものがあります。
https://support.apple.com/ja-jp/106348
それがOSの更新で半強制的に訪れるというのも、癪な話ですが
仕方がありません、そういう仕組です。
とはいえ古いバッテリーで新しいOSを動かすのは、最も効率の悪い運用方法といえるでしょう。
それに殆どのiPhoneユーザーは「買い換える理由」なんて無いに等しいと思います。
そんなときは当店スマホ修理ジャパン秋葉原店までご相談下さい。
新品同様とは行きませんが、いまよりも効率よくiPhoneを動かすために
新しいバッテリーへの交換を提案致します。
もちろん、ご相談だけでも承ります。


