iPad修理コラム
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iPad mini5 画面修理取り扱いを始めました!【ガラス割れ・液晶修理なら即日お渡し!】
最終更新日2020.05.08
作成日2020.04.09

渋谷店スタッフDです!
本日当店でも先日対応を始めました「iPadmini5」の修理のご紹介です!
見ての通り、液晶内部が割れてしまい、半分も映っていないし、何より表示がおかしくなっていますね・・・
最新モデルのこちらのiPadminiですが、なんと現在修理をしている店舗は、
なんと渋谷エリアでほぼありません!!※2020年4月時点

ちなみに、mini5の証拠がこちらです!!
miniのモデル番号はA2124になるので、セルラーモデルになります!
このmini5ですが、発売されたのが2019年になるのですが、そこまで売れなかったのか現在でも修理に対応
している店舗はあまりないのが現状です。
今回お持ち込み頂いたお客様も、「どこもやっていなくて・・」とおっしゃっておりました(;´・ω・)
今までも、何度もお問い合わせ頂き、毎度「対応しておりません」と言いつづけていたので
、新規入荷しておいて良かったです(;^ω^)
では、早速修理していきましょう!
分解してみて分かったこと

修理方法は、今までのiPadと殆ど変わりません。
パネルに熱を加えて、粘着を弱くしてパネルを剥がしす流れです。
ここで、スタッフDが開けて分かった事は、構造そのものは「iPadmini4」と殆ど同じであるということです。
液晶とガラスが一体型である所や、バッテリー交換の形や大きさは同じに見えました。
分解手順はmini4と全く同じではありますが、かと言って、部品は同じではありません!
あくまで、基礎設計が同じと言うだけで、物が違いますので修理屋さんはご注意を!
コネクター部分に罠あり

という事で、液晶パネルを外していきます。
コネクターの接続位置はmini4と同じです。
ネジが2本しかないので「結構簡易的な固定なんだなぁ~」と思いました。
とりあえず、慎重にプレートを外していきます。
あ・・・・真下にバッテリーのコネクターあるんかい!!

そうなんです。
まさかの、プレートの真下にバッテリーのコネクターがありました!
これは、安易に外そうとしたらケーブルを痛めてしまいそうな位置にありますね。。。。
Appleの設計が、どこか非効率な設計をしている事が稀にあるので、面倒な時があります・・・

続いて、液晶のコネクターを3本外します。
mini4は2本なのですが、mini5は3本に増えています。
これがあるので、物が違うと言い切れるのです。
なので、mini4のパネルをmini5では使えませんので、お間違いないように!!

これで、本体と液晶の取り外しは完了です。
続いて、移植作業に移りたいと思います!
移植する部分もmini4と同じ

まず移植する部分は、スリープセンサーケーブルとホームボタンの2つです!
ここもmini5と作業工程は同じでした。
まずは、スリープセンサーケーブルをヒートガンで温めて外します。

半田を使用して、新しいパネルに「半田付け」で固定します。

ホームボタンも画像の様に、ホームボタン及び固定しているプレートを外します。

半田付けが終わっている液晶の方にホームボタンを移植します。
陥没しない様に、固定するプレートの周りに、微量の接着剤を流して固定します。

以上の作業が完了したら、本体側に新しいパネルテープを貼り付けて組み付けます!
最後に動作確認

先程の液晶が割れている状態から、無事に綺麗に復活しました!
作業時間は2時間程度で完了です(`・ω・´)b
作業工程がmini4と同じである事がスムーズに修理できた要因ですね♪
同じシリーズだと、Pro系でなければ大体同じそうな構造している事が多いので、ある程度経験値があれば
初見でも修理できる機種でした!
mini5の修理は、現在画面修理のみの対応となっております。
在庫には限りがございますので、修理の前にご予約機ただけるとスムーズにご案内と取り置きできますよ!
お困りの方は是非渋谷店にお任せください!
今日のブログはここまでです!
最後までお読みいただきありがとうございました!
それでは!