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「iPhoneのストレージがいっぱいです」原因と空き容量を増やす方法

渋谷店 2023年4月9日 2023年4月10日 スマホ修理ジャパン代表 中嶋拓也
「iPhoneのストレージがいっぱいです」原因と空き容量を増やす方法

 

ストレージ満タンで放置していませんか??

iPhoneでクレジットカードアプリやSuicaアプリなどで支払いに使っている方も多いですし、自宅の部屋のドアがスマートドアになっておりiPhoneで開閉させるという方もいますし、写真、電話番号の情報が登録されており連絡手段にもなっています。

その為、今ではiPhoneは生活必需品と言っても良い家電となっております。

 

その生活必需品であるiPhoneが破損や紛失で使えなくなってしまうのは予想が出来るとは思いますが、

使い方によって全てのデーターが消えてしまう可能性がある事を知っていますか?

 

 

データーが消えてしまう使い方とは?

破損、紛失以外でのデーターが消えてしまう使い方というのは、

ずばり ストレージぱんぱん満載状態での放置 です

例えば、人間も持って運ぶ荷物が大きく、重ければ重いほどだんだん動けなくなっていきますよね?

それと同じで、iPhoneも中のデーターが大きく、重くなっていくと動けなくなってしまいます。

iPhoneはデーターが増えていき動けなくなってしまうギリギリになると、もうすぐ動けなくなるよー!と警告を表示してくれます。

[iPhoneのストレージが一杯です]この表示が出たらiPhoneは限界間際です。

この表示を放置して使い続けると、徐々にデーターが増えていき…

限界がきたiPhoneは起動が出来なくなったり、リンゴループになってしまい、動かなくなってしまうのです。

 

 

保存できる容量は購入時に決まっている!

iPhoneには保存できる量が予め決まっています。

iPhoneは年1回発売している為多くの機種があり、それぞれの機種によって発売されている本体容量は3~4種類あります。

それぞれ端末を買う時に〇〇GB、○○○GB等を選択して購入されたと思いますが、これが本体に保存ができる容量となっています。

iPhoneは購入時の本体容量を後から増やしたり、Androidの機種のようにSDカードで追加したりということが出来ないため購入時の本体容量はすごく、とても重要になってきます。

なぜかというと、iPhoneの本体容量は、撮影した写真や動画、電話帳、ダウンロードしたアプリ、元から端末に入っている消せない初期アプリ、iPhoneを動かくためのIOSデーター等がその中に収納されるためです。

本体容量が大きいものは、端末購入時の支払いも増えてしまいますが後から足すことが出来ない以上、大きめを買っておくのがオススメです。

 

 

本体ストレージはなぜいっぱいになるの?

iPhoneの容量なくなったらどうなる?容量を増やす方法はあるか? - スマホログ

気がついたら本体ストレージがいっぱい…

最近警告が出るようになった…

何かを消さないと撮った写真が保存できない…

 

そうなってらっしゃる方、結構多いです。

でもなぜストレージがいっぱいになってしまうのでしょうか?

それは…最近のアプリやIOSの必要容量が増えているからなのです。

 

ストレージ内の使用内訳

ストレージにはiPhoneのデーターが保存されていますが、iPhoneが国内で発表された当初は、そこまで大容量を必要とする物はあまりありませんでした。

近年はストレージを圧迫する物が徐々に増えてきました。

 

①ゲームアプリ

近年になって初回のアプリインストール段階で15Gbが必要で、その後も使用していくと徐々に必要な容量が増えていくと言ったアプリが増えてきました。

特に大容量を必要としてくる高いスペックを要求してくるのはゲームアプリです。

最近流行りのオープンワールドや、美麗でなめらかな画質、キャラクリエイトの幅が広いゲームアプリは特に、特に大容量です。

例えば、初回アプリダウンロード段階で大容量を要求されると有名になった原神は15GBが最初から必要です。

他の初回アプリダウンロードで大容量を要求される有名ゲームとしては、デレステ:13GB、 FGO:12GB、 荒野行動:3.5GB、 リネレボ3GB、 PUBG:2GB、 グラブル:1.8GB、 パズドラ:1.5GBと初期インストール段階でこれらが使用されます。

その上、プレイしていく毎やゲーム内イベント毎に徐々に増えていきます…

 

写真・動画

撮影した写真や動画は年々機種を経る毎に綺麗で高画質になっていっており、その綺麗と高画質は写真一枚あたりの容量を増やしています。

ツイッターやインスタ等のSNSの普及により写真や動画を撮影する方も増え、撮影した写真を加工したりすることによって写真自体が増えたり、使用容量が増えたりもします。

また、iPhoneを長く使っている方はフォトアルバムとしても使用されている方が多く、積年の写真が積み重なって大容量となっている場合もあります。

 

③IOSシステムデーター

ここ最近で、所有者の意図しない原因で1番iPhoneを圧迫しているのがシステムデーターです。

年々徐々に増えてきてはいると認識はしていましたが、今回IOS16シリーズになってとうとう3GB超えをしてきました。

そして16.○←のちょっとしたISOアップデートも、する毎に1GB前後が増えていきます…

iPhoneはちょっと…ドジっ子(?)

・iPhoneのアップデートは自分で変更をしていない場合、自動アップデートの設定になっており、Wi-Fiが繋がっていて充電ケーブルが刺さっている時に自動アップデートが始まります。

上記条件が揃うのが、寝ている間という事が多いです。

・iPhoneはちょっとドジっ子(?)なので本体容量がIOSのアップデート量に足りなくても( 使用可能容量1GBなのに、アップデート量3GB 等)、自動アップデートを始めてくれてしまいます…

その為、寝ている間に自動アップデートが始まり。起きた時、容量不足で動かないor容量不足でリンゴループになっているといったケースが多々あります。

「あ、アップデートが来たから寝ている間にしちゃお!本体の容量足りないけど…やっちゃえー!あれぇ…動けなくなっちゃったー(ノ≧ڡ≦)てへぺろ」

擬人化するとこんな感じですね…

 

 

データーいっぱいiPhoneの対処法

上記で、データーが一杯になってしまったiPhoneを放置する事の危険性と、なぜいっぱいになるかの原因は知っていただけたと思います。

いっぱいになってしまったiPhoneの対処法は4つ。

①必要ないアプリや、重複している写真や動画を消す

一番手軽で即座に出来る手段ですが、恐らくまたすぐに一杯になるので応急処置です。

再度警告が出ても応急処置を繰り返してしまいそのまま放置となる事が多く結構危険です。

 

②Googleフォトなどの別手段で保存し、iPhone本体内の写真を消す

自動同期しておけばCloud保存されますが、保存容量によっては月額契約が必要になる場合があります。

また稀に上手く同期が出来ておらず、保存できているかの確認が必要となります。

 

③早急に現在使用中のiPhoneより大きい容量のiPhoneに買い替える

てっとり早い手段ではありますが、端末購入金額がかかります。

基本的に大容量の1TB、2TB の端末はproやproMaxしかない為、端末価格が高額となります。

 

④iCloud+の月額契約をして毎日バックアップが自動でされるようにしておく

本体ストレージをそっくり丸ごと保存してくれますが、本体ストレージ自体を減らしてくれるわけではないので、iPhoneが積載過多で動かなくなった場合は端末の買い替え以外でデーターの復旧が難しくなります。

また、バックアップ頻度が日に1回(大抵夜に自動バックアップ)なため、1日分のデーターは戻せない場合が多いです。

 

iPhoneの積載過多の放置はとても危険

iPhoneの積載過多は、起動不可、リンゴループを招きます。

ストレージが一杯ですの警告の放置は危険です。

iCloudの自動バックアップを日常から活用して、いざiPhoneが壊れてしまったら買い替えるか、何かの時の為に本体容量の1割は使用可能容量を開けておくのが安全策となります。

現在ご使用のiPhoneのストレージ量をちょくちょく確認してみるのが予防方法となりますので、一度ご確認いただいてみてはいかがでしょうか。

 

 

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