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故障・トラブル対策

iPhoneの充電口(コネクタ)が壊れた!?充電が出来ない原因と対処法!!

秋葉原店 2024年4月15日 2025年10月28日 秋葉原店店長 須山よしのり
iPhoneの充電口(コネクタ)が壊れた!?充電が出来ない原因と対処法!!

iPhoneの充電が出来なくなってしまった…。

「iPhoneの充電が上手く出来ない。」
「iPhoneの充電が溜まらない。」

 

その様な経験はございませんか??

充電に関する症状は主に充電コネクタ(通称:ライトニングコネクタ)の故障によって引き起こされます。

充電口が故障すると、充電ケーブルの先端を傾けないと反応しなくなったり、いくら差しても全く反応しないといった状態になってしまいます💦

最終的には充電が全く溜まらず、起動不良になってしまいiPhone内部のデータも抜き取れなくなるので早めに対処する必要があります。

今回はiPhoneの充電口の故障に対する原因や対処法、予防手段についてお話をさせて頂きます(^^)

 

 

 

 

iPhone充電コネクタの故障原因とは?

充電コネクタは充電ケーブルを抜き差しする以外に使用する事がございません。

それにも関わらず何故、充電コネクタが壊れてしまうのでしょうか?

故障原因を突き止めていきましょう!!

 

1. 経年劣化

充電コネクタはケーブルの抜き差しのみの動作ではありますが、スマホ自体が毎日使用する分、使用頻度が高い部分です。

その為、長年使用していると充電する際に充電ケーブルの抜き差しによって経年劣化や充電口の根本や端子を傷つけ、故障してしまうことがあります。

iPhoneの全てのパーツに言えることですが、「経年劣化」というのは必ずしも起こる現象なので日々丁寧な取り扱いを心掛けてiPhoneを使用する事が大切なのです!

2. 埃や塵、異物の詰まり

「充電ケーブルが差し込みにくい。」

「充電ケーブルが入らない。」

その様に感じた時は、充電コネクタにホコリやゴミ、異物(土や砂、小石等)が詰まっている可能性が考えられます!

充電コネクタはホコリやゴミ、異物が侵入するには十分なスペースがあります。

主にホコリやゴミは気づかぬ内に充電口の中に入ると、充電ケーブルを差し込んだ時に圧力によって溜まっていたホコリ、ゴミが内部で塊になってしまいケーブルを差し込む際の大きな壁になってしまうのです。

溜まったホコリやゴミはピンセット等で取り除く事が可能ですが、下手に取り除こうとした場合、充電端子を傷つけ破損に繋がる恐れがありますので要注意です⚠️

上記の出来事が起きない様に、定期的に充電口をエアダスターなどで清掃し清潔に保ったりコネクタを保護する為のアクセサリーであるコネクタカバーを使用する事が埃や塵等の詰まりを防ぐ第1歩に繋がります(^^)/

 

3. 落下による衝撃

iPhoneは精密な機械です!
端末を落とした時の衝撃によって充電口内部の部品が破損したり、接続不良を起こしてしまい故障してしまう事がございます。

特に充電ケーブルを差した充電中の状態で衝撃を与えるとより壊れやすく、落とし方次第では充電ケーブルの先端が折れてしまったり、基盤ショートなど二次被害にも繋がってしまいます。

そして、衝撃を与えた後に充電した際「コネクタが熱い」と感じたら漏電している可能性がある為、充電ケーブルを抜く事を推奨します(;´Д`)

勿論ですが、iPhoneへの衝撃はコネクタだけでは無く、他の部品の故障にも繋がりますので日々端末を大切に扱う事を心掛けましょう。

4. 水没

 

「iPhoneは防水。」その様に思っている方が多くいらっしゃるかと思います。
ですが、実はiPhoneは「防水」ではなく「耐水」なので、ある程度の生活水を防ぐ事しか出来ません💦

その上、充電コネクタは全てのパーツの中でも表に存在している分、真っ先に水に触れやすい部分になっております…。
その為に充電コネクタは水没によって、コネクタ内部の端子が腐食したり、ショートしてしまうケースが起こり得るのです。

充電コネクタに水が触れた場合、充電する時「充電ができません」や「Lightningコネクタで液体が検出されました」と警告メッセージが表示される事があるので、メッセージが表示された際は速やかに充電を止めましょう!

水没時にしてはいけない事! 実は水没時に行われる対処法として、「ドライヤーで乾かす」や「密閉容器にお米とiPhoneを入れる」と良いといった手段がございますが、実はどちらも良くない対処法です。
ドライヤーは熱風によって、基板やバッテリーなどの内部部品が損傷する可能性があります。
お米に関しては、アップル自らが「米の袋に入れないでください」と警告しており、米の小さな粒子が原因でiPhoneが損傷する恐れがあります。
この2つの対処法は現在でも出回っている偽りの対処法であるが故、要注意です。
結論として、乾かす際の1番の対処法は端末は使用せず自然乾燥する事なのです。

 

5. 非正規品の充電ケーブルの使用

非正規品の充電ケーブルは、正規のケーブルに比べ構造に違いがあるが故にケーブルの先端が多少大きかったり、流れる電流値が規定より大きかったりと充電口に負荷をかけてしまうことがあります。
その為、非正規品の充電ケーブルを使用していると、充電口が故障しやすくなってしまうのです。

他にも充電のみ対応している充電専用ケーブルやパソコンなどにデータを送るのに特化したデータ転送可能ケーブル、B-typeやC-typeのケーブルをライトニングに変換する変換アダプタなど、様々な種類のケーブル等がございますが、正規品のケーブルのみで殆どの作業が問題なく行えますので、極力は正規品を使用する事をおススメしております( ゚Д゚)

 

iPhone最新機種搭載 Type-Cコネクタについて

iPhoneは2022年の「USB Type-C義務化」によって、最新機種のiPhone15からLightningが撤廃され、Type-Cコネクタが搭載されました!

Type-Cになった事によってメリットも多くありますが、中にはデメリットもございます。

下記にメリットとデメリットをまとめてみました(^^♪

メリット

  • 汎用性の向上: 多くの電子機器で採用されているType-Cコネクタを使用できるようになるため、ケーブルや充電器を共有しやすくなります。
  • データ転送速度の向上: Lightningコネクタよりも高速なデータ転送が可能になります。
  • 充電速度の向上: USB PD規格に対応した充電器を使用することで、より速い充電が可能になります。
  • EU規制への対応: 欧州連合(EU)で制定された統一充電規格への対応が可能になります。
  • リバーシブル: 表裏関係なく挿せるので、接続のストレスが軽減されます。
  • 耐久性の向上: Lightningコネクタよりも耐久性が高いと言われています。

デメリット

  • 既存のLightningケーブルが使えなくなる: 従来のLightningケーブルは使用できなくなるため、Type-Cケーブルを購入する必要があります。
  • 価格上昇: Type-C対応の製品は、Lightning対応の製品よりも価格が高くなる可能性があります。
  • 防水性能への影響: Type-Cコネクタは防水性能を確保するのが難しいため、防水性能が低下する可能性があります。
  • Apple製品の統一感の喪失: 従来のApple製品とは異なるコネクタを採用することで、Apple製品の統一感が失われる可能性があります。

上記内容がメリット・デメリット詳細になります(-ω-)/
iPhoneのType-C搭載には、汎用性の向上やデータ転送速度の向上などのメリットと、既存のケーブルが使えなくなるなどのデメリットがある事が分かります!

今までにC-type搭載を待ち焦がれていた方やメリットの方が大きいと考えるユーザーにとっては、Type-C搭載は歓迎すべきニュースと言えます(∩´∀`)∩

一方、デメリットの方が大きいと考えるユーザーにとっては、Type-C搭載は歓迎できないニュースと言える内容になりますね💦

最終的には、ユーザー自身がメリットとデメリットを比較して、Type-C搭載を歓迎するか否かを判断する必要がありますので、じっくり検討した上で決断をしましょう!

まとめ

如何でしたでしょうか?

充電コネクタというのはiPhone含め、スマートフォンの充電に欠かせない部品です。しかし、使用頻度が高い為に使い方次第では故障しやすい箇所でもあります。
iPhoneを少しでも長く使用する為にも日々の使い方や充電口内部のケアに心掛けましょう!

皆さんのiPhone生活がより良い方向性に進む事をお祈りしております( -人-)

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