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iPhone Xs の画面が突然真っ暗に!?意外と多いトラブル事例をご紹介

新宿店 2020-01-10 2020-06-01
iPhone Xs の画面が突然真っ暗に!?意外と多いトラブル事例をご紹介

iPhoneX以降のモデルは液晶が壊れやすい!?


 
スマホ修理ジャパンスタッフDでございます!
2020年が始まり、早くも10日が過ぎた今日この頃・・・・
当店では年始早々に、iPhoneXsの修理のご依頼を頂きました。
修理結果は、無事にお直しが出来ましたが、修理の流れと一緒に、iPhoneX以降のモデルにある
よくあるトラブルをご紹介させて頂きます!
 


お持ち込み時の状態~修理までの流れ



症状としては、画面が真っ暗になり映らなくなってしまった状態でお持ち込みされました。
画面は真っ暗なのですが、実は本体側はしっかりと動いている状態なのです。
充電ケーブルを挿しこんだ時に「ブルッ」と振動しますし、マナースイッチをON・OFFした時にも反応していました。
診断結果は「液晶破損」と判断したので、画面交換で修理していきます。
 
この様な症状は、実はiPhoneX以降の有機ELのモデルには「あるある」の事例なのです。
一般的に従来のiPhoneでは「ガラス割れ」修理でご来店される方が殆どです。
しかしながら、iPhoneX以降のモデルになった途端に、急激に液晶修理でご来店されるお客様が増加しました。
今回は、店舗でしか分からない「修理でご来店されたお客様の破損事例」もご紹介します。
当店の系列店での修理事例も一部参考としてそちらも一緒にご覧ください。
 


液晶破損の修理事例



① 液晶に縦線が入る


まず最初にあった事例として「縦線が出てしまう」という破損事例です。
縦線にも様々あります。
画像の様に「細い線がの様な縦線」「液晶の左側もしくは右側の部分に1㎝程の縦線」等
一筋に縦線と言っても症状の出方はそれぞれです。
修理事例URL : https://iphone-shuuri.jp/shop/tokyo/shibuya/blog/3087/
 

② 画面の一部分のみタッチが効かない


続いては「タッチ不良」の破損事例です。
この症状もお客様によって様々あります。
・縦列の一部のみ効かない
・画面の右半分だけタッチが効かない
・一部のアイコンの所だけ反応しない
・上から下に(もしくは下から上に)スワイプした時にメニューバー出ない
・3Ⅾtouchが反応しない又は、しずらい
等の上記の様な症状等が挙げられます。
 
 

③ 液漏れの様に、一部が黒ずんで見えない


次にある症状は「液漏れの様に黒ずんで見えない」という症状です。
これに関しては、完全に液晶が割れていなければ出ない症状なので、一目で液晶破損と判断できます。
かなり強い衝撃を与えてしまった場合に起こりやすい症状です。
この場合、ガラスも割れているケースもありますが、ガラスが割れていないのに内部だけ割れているという事例も存在します。
修理事例URL:https://iphone-shuuri.jp/shop/tokyo/shinjuku/blog/7557/
 

④ 勝手に画面が動き出す


最後は俗に言われる「ゴーストタッチ」という現象です。
何も操作していなくても突然アプリを開き始めてしまったり、文字を打たれてしまう等の症状の事を言います。
常に誤作動している場合と、稀に誤作動してしまう場合がある為、後者の場合はすぐに確認が出来ない場合が多く
修理屋としてはちょっと厄介・・・・
又、基盤側タッチセンサーが破損している場合は画面交換でも解消されないもある症状です。
 
以上が今まで多くご依頼のあった液晶破損の修理事例です。
 


【 何故こうも弱い?有機ELディスプレイ 】



 
何故ここまで液晶は破損しやすいのでしょうか?
その謎を個人的に考察してみました。
 


【 割れてしまう原因は重さにある? 】



今回はiPhone7とiPhoneXのパネルで解説していきます。
そもそも液晶と言われている「LCD」と有機ELである「OLED」ではそもそもの構造が違います。
液晶は合計4枚のフィルターで構成されています。
対して有機ELは、液晶に比べて部品点数が少ない特徴があります。
又、液晶はライトで照らして映し出しますが、有機ELは一つ一つが発光して映し出す構造になっているので
液晶の様にフィルター等を使う必要がありません!
これにより、iPhoneX以降の有機ELディスプレイは非常に軽く作られています。
 
 

しかし、この液晶が軽いという所に私は盲点があると推測します。
まずiPhoneX以降割れにくくなるように、表面のガラスには「ゴリラガラス」が採用されており、従来のiPhoneよりも割れにくくなっています。
ですが、液晶そのものは非常に軽く軽量化されている上、有機ELは柔らかい性質なので、液晶自体は衝撃に強いとは言い難い物となっています。
更に言えば、液晶は軽くなりましたが、本体その物は従来よりも重くなっています!!
 
例えば、iPhone7の重さは138gなのに対し、iPhoneX以降のモデルは170g以上あります。
液晶自体は10g~20g程度と考えると本体自体が非常に重い事になります。
恐らく、iPhoneX以降に関してはガラスの強度は上げたが、本体自体が重い為、落とした時の衝撃が従来よりも強くなってしまい、尚且つ硬いガラスな為、衝撃がダイレクトに液晶内部まで届きやすくなってしまっている事が原因で破損しやすくなっているのではないかと思われます。
当店でiPhoneXやⅩsで修理に来られるお客様の7割以上がガラスではなく液晶破損による修理でご来店されるケースが多いのは
そのせいなのではないかと・・・・(;´∀`A
重ければ重いほど、落下した時の衝撃は強くなるものです!
お使いの方は、くれぐれも取り扱いに十分お気を付けください!!!!

 
 
それでは修理の方に戻りましょう!!
 
 

フロントパネルを取り外す



まずは、お決まりのパネルを外す作業を行っていきます。
iPhoneXsはiPhoneXとほぼ同じ構造になっているので、分解手順は同じです。
パネルを開けた後は、内部のプレートについているビスを外せば、コネクターが外せるようになります。
 


近接センサーを移植



パネルを外す事が出来たら近接センサーを移植します。
これが無ければFaceID使用できませんので(;^ω^)
因みに、この近接センサーケーブルは、水没した時にとても壊れやすい部品です。
過去に、水没した事によってFaceIDがしっかり機能しない事例が多発した事がありました。
他店舗での事例を参考までに載せておきますので、是非ご覧ください。
参考URL : https://iphone-shuuri.jp/shop/tokyo/akihabara/blog/6157/
 


 

移植が完了したら、パネルを組み付ける



移植作業が完了したら、パネルを本体に組み付けます。
組み付ける前に、本体側に新しいパネルテープをしっか張り替えてから組み付けます。
最初に分解した逆の手順で元の状態に戻していきます!
 
 
 


起動確認及びタッチ操作等の動作確認をして完了



起動が無事に確認出来た後は、以下の内容をチェックします。
・タッチ操作
・3Dタッチ
・近接
・FaceID
・マナースイッチ及びボリュームボタン
・スピーカー
・電話機能
これらをキチンと動作確認をして問題なければ全ての作業は終了です!
 
ここまでで作業時間は30分程度でした!
この手のモデルは、付いている部品が本当に少ないので修理屋目線で見ると本当に楽です(笑
楽と言っても、経験があってこそなので、自己修理だけはオススメ出来ません!!!
この様に壊れてお困りの方は、是非当店にお任せくださいね(^^♪
最後までお読みいただきありがとうございました!!!!
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