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iPhone Xの画面修理 液晶交換で新宿店へご来店!!2019.11.18

iPhone Xの画面修理 液晶交換で新宿店へご来店!!


iPhone修理ジャパン新宿店スタッフです!

本日はiPhoneXの液晶破損でご来店頂きましたのでご紹介いたします!

修理にお持ち込みされた際の症状




お持ち込みされた時の状態です。

真っ白です。そして非常に明るいです。

この状態では全く操作も出来ません(-_-;)
そして、左上の部分も黒ずんでいる状態でした。

この様な状態の場合、「液晶破損」によって起こりうる症状です。
更に言うと、有機ELディスプレイの特徴ともいえる壊れ方なのです。

まずは有機ELディスプレイとは何なのか?簡単にご説明しましょう。

有機ELディスプレイとは


色鮮やかで柔らかいディスプレイとして世界が注目するディスプレイ




iPhone Xは「有機ELディスプレイ」をAppleで初めて採用されたモデルです。
有機ELとは、従来の「液晶」タイプとは違い部品点数が少ないため軽量化が可能で、非常に柔らかく湾曲しても割れない性質を持っている為、今現在ハイスペックスマホを中心に広く採用されてるディスプレイです。

 

映像のコントラスト比が高く、鮮やかな色を映し出す


例えば、液晶ディスプレイでは全体を白いバックライトで照らしているので有機ELと比べて色が薄くなり、黒色の発色では見比べるまでもなく、灰色混じりの色となります。

有機ELディスプレイの場合、ディスプレイを構成する発光体それぞれが発色する為、色が鮮明にくっきりと表示されます。

さらに、黒色は発色せずに色を表現するため、液晶ディスプレイでは表現できない光源の無い100%の黒を表現することが可能です。有機ELディスプレイでは、黒以外の色を映し出す時にだけ発光するので、液晶ディスプレイの様にバックライトの余計な色が混じることがなく、省電力でより鮮やかに映し出す事が出来ます。

 

有機ELディスプレイの産業拡大


有機ELの生産はGalaxy S7で開発に成功したSamsungが先行して進めていました。発表当初より独占状態が続き、GoogleやAppleもSamsung製の有機ELディスプレイを採用しています。(Google PixelシリーズやiPhone X以降のシリーズなど)

しかし、現在ではSamsungに限らず、LG製の有機ELディスプレイや、日本ではシャープがAQUOS zeroに日本製の有機ELディスプレイの搭載に成功するなど開発を進める企業が増えてきています。

今後の有機ELディスプレイ産業はさらに拡大すると予測されており、日本国内大手のジャパンディスプレイ(JDI)も有機ELディスプレイの量産に着手するのではないかと言われています。

それでは修理の方に戻りましょう!

 

iPhone Xの修理工程


パネルの取り外し




まずは、パネルを固定している2本のビスを外していきます。
このネジは非常に舐め易く(※)、耐水加工もされているため、粘着テープも強力ですので慎重にパネルを外していきます。
(ネジが舐めると非常に分解に手間が掛かります・・・・)

※ちなみに、ネジが舐めるとはネジ山の凹凸がぐにゃりと潰れてしまうしまうことです。



ネジを外し終えたら、専用工具でパネルの粘着テープを剥がしていきます。

iPhone Xのパネルの周りを数周にかけて少しずつテープからパネルを剥がしていきます。この時にフレームを傷つけてしまわないように慎重かつ大胆に作業する必要があります。

 

パネルと本体を接続しているコネクタを外す




パネルを開封し終えたら次の手順として、パネルのコネクターを固定している5本のネジを外して、プレートを取り外していきます。

ここでの注意点としては、iPhone XのネジはY字(※)になるのですが、Y字ネジも舐め易いため、外す際は工具をしっかり固定して回していきます。

※Y字のネジはiPhone 7からAppleにて用いられたネジで、一般的な+字の精密ドライバーでは外すことが出来ません。iPhone 7以降の端末の分解には必ず必要となるため、自己修理を検討中の方はしっかりとチェックしておきましょう。



固定している部品を取り外して、本体からコネクターを外して、パネルを分離します。

次にパネル側に付いている近接センサーケーブルを移植していきます。

 

パネルに付属しているパーツを取り外す




この近接センサーケーブル、実はiPhoneXの「FaceID」と非常に関わりのある部品であり、この部分が破損してしまうとFaceIDが使用できなくなります。

iPhoneXはTrueDepth カメラシステムが採用されているので、このパーツを破損してしまうとFaceIDは2度と使えなくなります。
なので、分解作業は丁寧に慎重に行っていきます。

 

分解したパーツの移植・本体の組み立て




分解が出来たら、近接センサーケーブルを新品パネルに移植していきます。

一度外す事が出来たら、簡単に取り付けられるのもiPhoneXの特徴です。
個人的には、iPhoneXのパネルの分解は修理屋さんにとても優しいと思っています('ω')

さて、組み付けが出来ましたら、最後に起動をして、動作確認を行います!



修理前の状態に比べなくても一目瞭然ですね(^^♪

キレイに映るようになりました!

 

最後はしっかりと動作確認




タッチ操作の確認を行ってみましたが、問題なく動作します(/・ω・)/

その他、マナースイッチやスピーカーの動作確認を行って作業は完了です!

分解~組み付けまでで作業時間は30分程度で完了です(`・ω・´)b


iPhone修理ジャパン新宿店でも、iPhone Xシリーズの修理依頼は非常に多く頂いておりますので、在庫は豊富に取り揃えております!

画面破損の中でも液晶破損が主にご来店して頂く事が多いので、皆様もiPhone Xをお使いであれば取り扱いは十分にお気をつけ下さい(;^_^A

万が一お手持ちのiPhoneが壊れてしまった場合は、新宿店へ是非お越しください!!!