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【定番】iPhone7 画面破損【前編】

新宿店 2019-10-20 2020-05-08
【定番】iPhone7 画面破損【前編】
2019年10月24日 更新
こんにちは。
新宿店スタッフSです。
今回はiPhone7の画面破損修理を紹介します。
千里の道も一歩より、画面修理はスタンダードですが...最新モデルになればなるほど、繊細かつ奥深いカテゴリになりますね。
更に今回修理するiPhone7は...
過去に何度か修理歴のある端末なので、未修理のiPhoneと比べ気を遣わなければいけません。

現行機種の修理はすべてここから始まります。
セキュリティネジの一種である通称「星ネジ」とも呼ばれるペンタローブネジを外します。
(私は少し前までトルクスネジと呼んでいましたが、形が違いますね...)
二本の星ネジを外すと、パネルを開けられる状態になります。
が、ホコリや水滴を防ぐために本体のアルミフレームとパネルの間にはシール材が貼られており...
温めたり、無水エタノールをほんの少しつけたり、工夫をしながら綺麗に開ける必要があります。

無事に開き終わり、内部が見える状態になったら最初にバッテリーの端子を外します。
本体側で電源を落として作業に入ったとしてもバッテリー基板には電気が残っているので...不意にショートする可能性がありますから...必ずバッテリーの端子を外してから他の作業に入ります。
基本的にiPhoneは銀プレートとネジで端子を上から押さえる形になっているので、ネジを緩めていきます。
が、iPhone7の場合はここにも特殊ネジが使われているのでiPhone6sの頃に比べると使うドライバーが一本増えています。
ちなみに、この特殊ネジは「とてもナメ易い」といわれ、形の合わないドライバーでこじ開けようとするとネジ穴が潰れます
精度の高い、サイズの合うドライバーがオススメですね。
更に言うと、正しい力加減でドライバーを回すことも肝心です。

そうこう言っている間に、ネジとプレートが外れバッテリーの端子も外しました。
バッテリー端子の周りには人間でいえば心臓や神経密集している箇所なので、慎重に作業をする必要があります。
過去に修理を経験している=何度かバッテリーの端子を付け外ししている事になりますので、端子そのものが痛んでいたり、前回の付け方に難があるとキケン度が上がります

バッテリー端子とパネルの端子を外したら、次は...
近接センサー
インカメラ
イヤースピーカー
照度センサー

...などの機能を持つ端子を外します。
例のごとくプレートとネジで固定されていますが、こちらはプラスドライバーで大丈夫です。
が、この近くにはアウトカメラを繋ぐ端子もあるので、プレートを退かす際にカメラの端子を緩めてしまうとアウトカメラが使えなくなります。

これで、パネルと本体との分離が出来ました。
やはり画面交換を経験しているようですね、もしかすると近接センサーも交換されているかもしれません。
何度か修理されているiPhoneは「誰が何をしているかわからない」状態なので「気を遣うに越したことはない」というのがスタッフSの持論です。
なので店頭受付の際にも「過去に修理したことはありますか?」と必ずお伺いします。
その少しの気遣いが精密機器の修理には、必要だと思っています。
そんなところで、今回はここまで!
次回は前のパネルから必要なパーツを取り外すところから書こうと思います。
それでは、またお会いしましょう。スタッフSでした。
追記:今回使用した修理道具について書きました!コチラから↓
https://iphone-shuuri.jp/shop/tokyo/shinjuku/blog/7084/
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