TOP > 新宿店 > 新宿店スタッフブログ > 便利なクイックスタートの意外な落とし穴
新宿店
スタッフブログ

便利なクイックスタートの意外な落とし穴2020.12.05

便利なクイックスタートの意外な落とし穴




新型のiPhoneが出る度に、もしくはiPhoneを買い替える度に課題になる

「iPhoneのデータ移行」

様々な理由でお悩みのお客様が当店にも、沢山ご来店されます。
データ移行が上手くできない、パソコンがないからうまくいかない。

そんなお話の中で一番多いのはクイックスタートを使った移行の失敗です。

クイックスタートとは




iOS12以降で搭載されたiPhoneを2台使用した相互データ移行機能、それがクイックスタートです。
古いiPhoneから新しいiPhoneへ、パソコンやicloudを介さずに直接iPhoneへ転送する一見すると便利な機能ですね。

icloudのように容量を月額課金で買う必要もなく殆どのデータを移行出来る上に、パソコンやiTunesを使用する必要もないため従来のようなデータ移行のハードルは殆どありません。

ですがそこはセキュリティが異様に強固なiPhone特有の小難しさがあります。

第一の関門




まず大前提としてiOS12以降が搭載されているiPhoneである事が条件になりますが、更に細かく分類すると

古いiPhoneよりも「新しいiOSを搭載している」であることが求められます。
たとえば古いiPhoneがiOS13の場合、新しいiPhoneにはiOS13の新しいバージョンか、もしくはiOS14へバージョンアップされている必要があります。

もしも古いiPhoneが新しいiPhoneよりもバージョンが新しい場合、移行作業は出来ません。

そのため、もしも新しいiPhoneを購入後iOSのバージョンが最新ではない場合バージョンアップが必要になります。
ですがパソコンやiTunesがない場合のバージョンアップには安定した家庭用Wi-Fi環境が好ましいとされているので、もしもパソコンも安定したWi-Fiもない場合はクイックスタート自体が難しい可能性もあります。

また新しいiPhoneのバージョンアップには、初期設定を全て終了させる必要もあるので、ここも落とし穴ですね。



ちなみに今回はiOS12の端末でクイックスタートを起動し、iOS13の端末のデータを移行しようとしていますが...

iPhoneからデータ移行の項目ごと無くなっています。
これはバージョンによって表記にブレがありますが、項目が存在してもその先で止められてしまいます。

クイックスタートが可能でも...




そしてすべての条件がそろっていても、絶対に必要な条件、それは「時間」と「容量」です。

クイックスタートではiPhoneの無線機能を使ってデータを移します。
つまり有線に比べ転送時間は相対的に遅く感じるでしょう。

たとえば大容量ストレージのモデル256GBのiPhoneを使用していて、写真などのデータが大半を占める場合
転送にかかる時間が1時間を超える可能性も...(私はこれで2時間ほど残業をしたことがあります)

また、もしも古いiPhoneが256GBモデル新しいiPhoneが128GBモデルなどの新旧のiPhoneを比較して少ない容量のモデルの場合は、データの全体量がストレージに収まるか、も考えなくてはいけません。

大幅にデータ量が大きい場合はクイックスタート自体がストップしますが、もしもギリギリ入るデータ量の場合、今後の使用に制限が生まれますし、最悪の場合はリンゴループを招く危険性があります。

クイックスタートを使用したデータ移行を考えている方は必ず大きい容量のiPhoneもしくは同容量の物を買いましょう。

まとめ


クイックスタートの大きな落とし穴は主に2つです。

・iOSのバージョンが古い、新しいという点

・データ量によって時間や本体容量に制限が出来る

基本的にはこの2点さえ気を付けていれば、クイックスタートによる移行も難しくありません。

もしもiPhoneの故障が原因で、クイックスタートが上手くいかない...
そんな時はiPhone修理ジャパン新宿店まで御相談ください。