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【 スマホ 水没 間違った 対処法 】iPhone は 一瞬 の 水没 でも壊れる!?

川越店 2023年5月3日 2023年5月5日 川越店店長 奥田かなこ
【 スマホ 水没 間違った 対処法 】iPhone は 一瞬 の 水没 でも壊れる!?

iPhoneが水没した時の間違った対処法教えます!

 

今回お話しさせていただくのはiPhoneの水没に関するお話です。

 

えっ、今のiPhoneって防水だから水没しないでしょ??

と思う方が今でも多いはずです・・・。

 

過去のブログでもお伝えしていますが、、、、

 

iPhoneは完全防水ではありません!!

 

確かに、今のiPhone14・13シリーズの耐水性能が高いと思います。
ですが、「防水」ではなく「耐水」なので、実は水濡れに弱いのです!!!

 

当店でもご来店されるお客様から端末をご依頼された方でも

「電話が来ていたからお風呂で使用したらおかしくなった」という方が多くご来店されています。

 

根本的に、iPhoneや他のスマートフォンに関しても、防水でない端末は、

そのたった一瞬でも水没するんです。

 

 

 

iPhone7以降の水没修理増えています

近頃は、耐水機能を装備したiPhone7以降の水没修理が非常に増えてきています(;^ω^)

 

水没による破損で、よく壊れてしまう部位として、以下の部分が破損しやすいです。

・液晶画面

・バッテリー

・充電コネクター

・カメラ

・ホームボタン(指紋センサーが使えなくなる事がよくあります)

・スピーカー

 

水濡れで、特に露出されている部分は水が侵入しやすい箇所なので、水没しやすい危険です。

iPhoneX以降はココに要注意!!

~ faceIDも水濡れで壊れやすい ~
iPhoneX以降については、FaceIDが水没で壊れてしまう事例が多発しており、他店でも実に多くの修理事例がございます。その事例として、2つご紹介いたしますので、是非ご覧ください。

参考事例:水没によるFaceIDが使えなくなる故障が多発中!!
https://iphone-shuuri.jp//shop/tokyo/akihabara/blog/6157/

参考事例②:iPhoneXs を起動不可から解放せよ!【故障の原因はFaceIDにある!?】
https://iphone-shuuri.jp/shop/tokyo/shinjuku/blog/8952/

 

 

その他、水没した際にやってはいけない内容として3つお話します。

 

 

 

Appleでも防水ではなく耐水と明記している
実は、Appleの公式サイトでも以下の内容で注意喚起をしています。

 

Apple公式ホームページ(抜粋)
iPhone 7 以降の防沫・耐水・防塵性能について

 

水濡れによる損傷を防ぐため、以下の行為はお控えください。

  • iPhone を着用したまま泳ぐまたは入浴する
  • iPhone に水圧が強い水や流速が大きい水をかける (たとえば、シャワー、ウォータースキー、ウェイクボード、サーフィン、ジェットスキーなど)
  • iPhone をサウナやスチームルームで使う
  • iPhone を意図的に水没させる
  • 推奨される温度範囲外、または極度に湿度の高い条件下で iPhone を動作させる
  • iPhone を落とすなど、衝撃を与える
  • iPhone を分解する (ネジを外すなど)

石鹸、洗剤、酸や酸性の食品、および液体 (香水、虫除け、ローション、日焼け止め、油、接着剤リムーバー、毛髪染料、溶剤など) が iPhone に付かないよう、極力注意してください。

参考URL:https://support.apple.com/ja-jp/HT207043

 

Appleの方でも、防水とは謳っていない辺り、防水対策に自信が無いのか、保険を掛けているのか分かりませんが
耐水と謳っています。

防水と耐水は似て非なる物なので、注意が必要です。

 

ですが、生活する上で、100%水没をして防ぐ事は不可能なので、もし水没したと思ったら
意外とやっている間違った対処法を3つまとめてご紹介します!

 

 

 

水没した時の間違った対処法

①水没した直後に乾かす行為

水没した後のよくやってしまう水没してしまったら乾かすという方法。


これ実は、かえって端末の寿命を短くしてしまうので乾かす行為は絶対NGなんです!


風力で水滴が移動してしまい、水没範囲が広くなってしまうだけではなく、不純物であるカルキが付着して
電気を通さなくなってしまい、最悪ショートして基盤を破壊してしまいます。

更に言うと、海の場合は余計に乾かしてはいけません!
塩分濃度が、真水よりも濃いので、乾かすと基盤の腐食を更に早めてしまいます!

 

以上の事から、端末を乾かすという行為自体がNGになるので、水没した時は濡れたままで修理した方が復帰しやすくなります!
※これに関するブログもありますので、是非こちらからご覧ください!

 

②電源をオンにしたまま使用、又は、電源をONにする

2つ目は電源を入れてしまう事です。

水没した時に、内部に水分が混入してしまうと、基盤まで濡れてしまう事があります。
水の成分は電気を非常に通りやすい性質なのはご存知だと思われます。

その通しやすい成分が、基盤の周りを濡らしている状態で電気を流すとどうなるでしょう?

 

結果的に
ショートして基盤が壊れます。

 

起動しているという事は、電気が常に走っている状態という事ですので、なるべく電源はすぐに切っておきましょう!

 

 

 

 

③充電をしてしまう

充電の不具合を解決する

3つ目は充電してしまう事です。

一瞬濡れただけだし、大丈夫だろう・・・そう思い充電してしまう方も少なくありません!

 

水没した場合は、充電をしてはいけません!!!

 

先程の「電源を入れない」という項目でも書いた通り《電気を流してはいけない》理屈と同じです!

充電する行為は、単純に使っている時よりも強い電気が流れている状態です。
発熱もするし、電圧も高くなるしで、劣悪環境に更に悪化してしまいます!!!

 

基盤を破損させる要因となりますので、充電はせず、そのまま放置し修理に出しましょう。

 

 

 

 

水が入り込む場所はココ!!

水没した場合、一番浸水してしまう部分として「充電コネクター」「スピーカー」「SIMトレーの穴」の3ヵ所です。
もっと細かくいえば、隙間全般に入り込むのですが、大まかに浸水浸水しやし箇所はこの3つです。

 

どれも物理的に塞ぐことが出来ない箇所になるので、細心の注意をしてください!

 

これらの部分から、浸水してしまいやすい為、一瞬水没しただけだといって油断して起動したまま使用したり、
充電させてしまった場合、基盤がショートして一切起動出来なくなってしまう危険性もありますので、

くれぐれも、「充電」したり「電源を入れない」にしないように!!!

 

水没したと思われた時はまず電源を切り、乾燥させず、直論濡れたままの状態で、なるべく早く修理業者に相談しましょう(`・ω・´)

 

 

 

 

もしもの時の為にバックアップは必須!

 

よく聞く話として、「バックアップしていない」「バックアップのやり方が分からない」「めんどくさい」等の理由で
データのバックアップをマメに行っていないユーザーが多数います。

2023年の現在でも、バックアップをしていないユーザーが沢山います。

 

最近は芸能人の方でも【水没してデータ破損】で話題になっていました。

 

Yahooニュース記事

浜辺美波「すべてを失いました」スマホ水没でデータ消滅
参考記事URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/893cff91923e5cc87ef7012303a69b87f81cffe5

 

このクラスの著名人だと、スマホの水没でデータ消失はかなり痛いと思います。
一体どうやって水没させったのか、気になる所ですね。

 

女性で水没させる理由として、概ね【お風呂】【トイレ】が一般的です。
恐らくお風呂で使用していて水没した可能性があるかもしれませんね・・・

水没した原因で多い事例
参考URL:https://iphone-shuuri.jp/shop/shibuya/blog/664/

 

 

 

 

最後に・・・

 

いかがでしたでしょうか?

 

水没は、一度重症化してしまうと、基盤修理をしたとしても直らない事も十分あります!!

 

「雨の中での一瞬の使用」「洗濯機の中に一瞬落としてしまった」「お風呂場に一瞬だけ持って来た」
等、水没の原因は安易に持ち込んだ事が原因として多く挙げられます(;^ω^)

 

防水ケースに入れていても、湿気や温度差で内部で結露してしまい水没してしまうケースも多いので、

水場で使用は控えるように使いましょう!!

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