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スタッフブログ

購入して2年以上経過したら、バッテリー交換をしましょう!2019.11.05

iPhone修理ジャパン秋葉原店スタッフDです!


ここ数ヶ月、新機種が発売になってから、iPhoneのバッテリー交換したいというお客様のご依頼が増加しております。

現在キャリアで行っていた機種変更に伴う割引サービスに規制が掛かっているせいで、今の機種を購入するとどうしても月々の支払いが高くなり、機種変更したくても出来ないユーザーが増えている傾向にあります。

少しでも長く使い続けて節約した、そんなユーザーの恩恵もあり、当店では、バッテリー交換の台数がかなり伸びています。

 

先日には、2年前に発売された「iPhone8」のバッテリー交換をしたいお客様がいらっしゃいましたので、
今回は、このiPhone8でバッテリーについて解説していきたいと思います。

 



 

iPhone8はiPhoneXと同時期に発売された、コスパ重視のモデルです。
見た目は、背面がガラス製を採用したこと以外では、殆ど形はiPhone7と変わりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

中身はどうなっているかというと、これまたiPhone7とほぼ同じ構造になっています。
部品の一つ一つに互換性はiPhone8とiPhone7にはありませんが、見た目は同じになっているのも特徴と言えます。

CPUは「A11 Bionic」を採用しているので、性能面は、iPhone7よりスペックは遥かに上です。
端末自体も8万円台~購入する上でもリーズナブルな価格になっている機種です。

発売されたのが、2017年なので、もうすでに2年以上経過しています。
今回のお客様も、2年以上前に購入したとおっしゃっていたので、設定画面から見るバッテリーの状態を確認したところ
「バッテリーの最大容量」は81%になっていました。

 

もちろん交換後は、100%の最大容量に戻りました。


何故81%の容量になっていたのか、最大容量とは何なのか?
今日はバッテリーについて、基本的な知識を解説していきます。



【 バッテリーの最大容量とは? 】




バッテリーの状態を見る際に、必ず確認する「最大容量」。
※画像では①の部分です。

 

これは、iPhoneに充電される際に、中に蓄電される電気量の最大値を表しています。
今回のiPhone8は最大容量が81%でした。
これはどういう意味を表しているかというと、本来バッテリーが満充電の100%になる場合、蓄電量も100%になります。

しかし、容量が81%になっている場合は、100%満充電されても、実際に蓄電される電気量は81%までしか充電されません。
つまり、画面では100%表示になっているけれども、本当は80%で満充電という状態になっているという事です。

 

最近やたら減りが早くなってきたという方は、この最大容量を見てみると70%だったり、酷い状態ですと50%台になっているお客様もいました。

50%の最大容量という事は、100%充電した半分しか充電されないので、半日も待たなくなります(;^ω^)
この最大容量は、iOS11以降から追加された機能で、OS10までバージョンでは確認する事は出来ません。
又、iPhone5系(SEを除く)機種に関してもOS11以上にアップデートしても、バッテリーの最大容量を見ることは出来ません。

 

なので、使える機種はiPhone6以降のモデルに限定されています。


 

バッテリーの最大容量を見る事で、バッテリーの劣化具合も分かりますので、80%台もしくは、それ以下の場合は交換するタイミングとAppleで判断できる様になっています。

 

 

 

 

【 サイクルカウントとは? 】


先程の最大容量で解説した中に出てきたこの「サイクルカウント」とは何なのか?

これは、iPhoneが充電した際にカウントされる物なのですが、正確に言うと
iPhoneの中に蓄電された電気量に応じてカウントされます。
※画像では②の部分です。

どういう事か解説します。

まずiPhone7が充電される前に50%の状態だと仮定します。
50%という事は、50%充電されれば、画面上では100%の表示になります。

ここでカウントが0.5回とカウントされます。

同じように、50%の状態から充電すると0.5回とカウントされます。
そうすると、先程0.5回とカウントされているので、この0.5回を足すと1回とされます。

計算式で表すと以下通りです。

 

《 50%の状態から充電した場合 》


充電された量50%(カウント0.5)+再度充電された量50%(カウント0.5)
=100%(カウント1)



というように、充電された量が合計で100%の量に達したら1回とカウントされるのが「サイクルカウント」です。
充電ケーブルを挿しただけでは1回とはカウントされないので、ややこしいです(;´・ω・)

このカウントが300~500溜まってくると、最大容量が80%台になると言われています。
これが概ね2年程度で達するので、バッテリー寿命が2年と言われている由縁です。


 

 

 

 

 

 

【 最大容量が減るのは何故? 】




バッテリーな内部はリチウムイオンで構成されています。
簡単に説明すると、内部で化学反応を起こして、電力を蓄電されるようにしているのですが、
このリチウムイオンバッテリー、実際はまだ完璧な技術とは言えず、また発展途中とテクノロジーと言われています。

 

過去にGalaxynote7が飛行機の車内で爆発した事件がありました。

あれは、設計上の問題で、内部の電極が圧迫され、そのせいで電極が曲がりショートしてしまった為に爆発したと言われています。また、他にも、iPhoneで突然充電している時に爆発したというニュースもありました。
これに関しては、ユーザーの使用上の問題で、過充電で爆発したのではないかと思われます。

この様に、世界ではリチウムイオンバッテリーの爆発事故等が何件も報道されています。

上記の様な事故を防ぐために、Appleでは、バッテリーにCPUを組み付けられているのですが、
バッテリーのパフォーマンス最高の状態に保ち続ける為に、充電し続けていくと「サイクルカウント」が増えていきます。
これがある一定の基準に達した場合、バッテリーに蓄電される電気量に制限を掛けて、爆発等の事故を防ぐと同時に
常にバッテリーの性能を最大限に保ち、バッテリー寿命を延ばしています。

これが、最大容量が減る仕組みとなっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


【 バッテリーの寿命を最大限伸ばす方法はあるのか? 】




方法としてはあります。

まずサイクルカウントのカウントで制限が掛かるので、充電回数を減らしていけばいいのです。
例えば、20%から充電してしまうと、100%充電されると0.8回となってしまいます。
次に充電する時に、20%充電されてしまえば1回とカウントされてしまうので、

充電する回数を減らしていくと、最大容量が減りづらくなります。
なので、充電する場合の理想は、40~50%ぐらいで充電するのがオススメです。

また、100%充電されているのにも関わらず、放置するのも、最大容量に関わらずバッテリーの寿命を縮めてしまう要因になるので、90%以上充電されたら、ケーブルから抜いて、寝る際は低電力モードもしくは機内モードしておくか、電源を切って余計な電力を使わない様にしておきましょう。

これらをやるだけでも、バッテリーの寿命に差が出てきます。
新しい機種は、CPUの性能が良いので、電力消費が抑えられていますが、この方法をやれば更に長く使用できます。

機種変した方や、バッテリーの交換をした方は、是非ご活用ください(。-`ω-)b