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iPhoneの汚れ、みんなどうしてる?

秋葉原店 2021-11-22 2021-11-22 秋葉原店店長 須山よしのり
iPhoneの汚れ、みんなどうしてる?

常に手で触るiPhoneの汚れ事情



今のご時世、新型感染症の煽りを受けて衛生感まで一気に覆された、という方も多いハズ。
もとより潔癖症気味のスタッフSの消毒生活には大差は有りませんが…
反してインフルエンザの罹患者が過去最小だったことを考えれば、手洗いの徹底などが功を奏した形とも取れます。
しかし手は水と石鹸、もしくは消毒液でキレイに出来ますが、スマートフォンやiPhoneではどうでしょうか?
新型感染症が爆発的な数字を示していた去年から今年のはじめにかけて…

「耐水だから水で洗っても平気だと思った」


と、持ち込まれたiPhone7以降の水没が多かったことを思うと、つまりは皆さんiPhoneの衛生環境に疑問が残っていると考えます。
実際に近年の研究では「単純な菌類の多さでいうと、トイレの便器よりもiPhoneの方が汚い」とまで言われています。


iPhoneを水洗いは絶対にダメ



ここまで読んで「やっぱり汚いから洗いたい」と考えている方には修理店として「水洗いは絶対にしないでください」と声を大にして言わなければいけません。
多少の水には耐えられるかもしれませんが、iPhoneにも簡単に水が侵入します。
iPhone12のCMでは調理場で汚れたiPhoneを水で洗うシーンが出てきますが、実は映像の下には
「CM上の演出です。」
と、本気にしないでね。という旨の注意書きがあるくらい。
また水と石鹸で洗おうなんて本当にやめて下さい。
石鹸には汚れを効率よく落とすために界面活性剤が入っており、通常の水よりもiPhoneの内部へ水分を誘導してしまいます。
仮に電車のつり革を掴んだ手で、iPhoneを触ったり…
公的機関のトイレの中でiPhoneを使用していたとしても…
iPhoneを水で洗うのはご法度です。
 

iPhoneをキレイにする、一番の方法



ではiPhoneの汚れはどうすれば取れるのでしょうか?
Appleの公式サイトではこのように記載がされています↓
iPhoneのお手入れをする
要約すると
「エタノールを70%含む消毒用のワイプで拭くか、クロロックス除菌ワイプでふいて」
つまりIPAやエチルアルコールが消毒に理想的な濃度(70%)で含まれる布もしくは専用品のクロロックスワイプで拭いてほしいとのこと。
水洗いは推奨していません。
ですが、そんなものが家庭にゴロゴロ転がっているとも思えません。
「アルコールジェルなら余ってる」
そんな方も少なくないと思いますが、これもよくありません。
アルコールジェルにはゲル化させるための水分を含んでいる場合もありますし、何より皮膚のように吸収する役割を持たない無機物の上では、粉を吹いたり、白化したり、場合によっては跡になって残る可能性もあります。
特に気をつけて頂きたいのはアルコールジェルがイヤースピーカーやマイクの穴を塞いでしまって、通話が困難になるケースもあります。
とにかく、家庭にあるもので手っ取り早くiPhoneをキレイにする方法を紹介しますので待っていてください。
 

1.濃度70%前後のアルコールを使う


たとえばAppleが推奨する方法のように、専用ワイプや消毒ワイプが無い場合は
「液体の濃度70%前後の液剤を布に染み込ませて拭く」
これが一番の選択肢になると考えます。
もちろん、この場合に気をつけて頂きたいのは…布やテッシュがベチャベチャになるほど染み込ませてしまうと、水と同様にiPhoneに損傷を与える可能性が高いというところ。
もしこの方法でiPhoneをキレイにする場合は「少し湿っている」くらいの染み込ませ度でやりましょう。
特にスリープボタンやボリュームボタン、ホームボタンなどの触る機会が多い箇所や画面などを拭き取る際には、薄付きで。
 

2.単純に湿った布で拭く


水に直接さらすのはご法度ですが、水で湿らせた布で拭き取るのはエタノールが無い場合に有効な手段と言えます。
特に皮脂などの油分が多い汚れの場合はぬるま湯程度(38度くらい)の温かい水で湿らせた布で拭き取ると効果が大きいです。
もちろん、こちらの場合も水分量が多すぎると元も子もないので、少し湿っている程度の水分量でやりましょう。
この場合は充電端子などの金属端子付近は避けて拭き取るように、さもないとサビや故障の原因となります。
 

意外な盲点はケース



これまではiPhone本体の汚れをキレイにする方法を紹介してきましたが…
iPhoneを使う上で、ケースを必ず付けているというユーザーが殆どだと思います。
ですが、考えてみてください。

そのケースを最後に外したのはいつですか?


…案外、iPhoneを新しくしてケースを装着してから「一度も」外したことがない人、多いと思います。
これ、凄く汚れが溜まっているケース(ケースだけに)が多いパターンです。
中にはケースとiPhoneの間にアメーバ状の汚れが付いている方も…
カビや菌類の繁殖がケースとiPhoneの間で起きているために見られる汚れです。
iPhoneは熱を帯びやすく、手で持って使うことで湿気や油分などの菌類にとって住みやすい環境になります。
定期的にケースを外して、先に紹介した清掃を行わないと…
 
あなたのiPhoneが菌まみれの…
 
恐ろしいと思いませんか?
人間の体は洗えますが、精密機器であるiPhoneはお風呂に浸けることもできません。
手で触れるiPhone、清潔にしてみませんか。
 

ちなみに


当たり前ですが、画面が割れていたり、バッテリーが膨張したiPhoneに以上のような方法で清掃を行うと確実に壊れますので、気になる方は当店までご相談ください。
 
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