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スタッフブログ

バイクの振動でiPhoneのカメラが壊れる…2021.09.16

実は多い、カメラの故障




写真は衝撃でCMOSが割れたiPhoneのカメラですが…
先日、こんな見出しの記事が上がっていました。

オートバイの高出力エンジンなどの振動を受け続けると iPhone のカメラに影響することがある

この記事を見て、ピンときたユーザー、修理屋さんは少なくないはずです。

実はここ何年かで

「バイクにマウントしてたiPhoneのカメラがおかしい」

という御相談が急増しており、構造に理解のあるスタッフは
「もしかして…」と感じていた次第であります。

お客様にも同様の内容で説明を行っていたので、公式の見解が答え合わせのようになり
技術屋としては、少し誇らしい気持ちもあるのですが問題は困っているユーザーがいることです。

 
振動で壊れるのは、なぜ

 

 



iPhoneのカメラには光学式手ブレ補正が搭載されています。
これは一般的なカメラにも搭載されているものを小型化したものですが…

画像のように像面であるセンサー(右)光学レンズ(左)を、分割し
コイルや電磁気によって常に浮かせた(反発させた)状態で固定をし外部からの衝撃を分散させるもの。

常に浮いているので軸方向からの動きが加わったときにセンサーとレンズが遅延動作をすることで
映像に細かいブレを乗せないように工夫されています。

ものすごいレベルの高い蕎麦屋のバイクくらいに考えて貰えれば分かりやすいかと…

上の説明で分かるように文体での解説は非常に難儀です。

簡単に説明するとiPhoneのカメラに搭載されている光学式手ブレ補正(OIS)がバイクの振動に同調し、物理的な破損につながる。という感じ。

なのでバイクのエンジンの振動がiPhoneに伝わり続けると…

・勝手にブレる

・ピントが合わない

などの撮影面での不具合が多発するようになります。

ただバイクの振動による故障でブレる、ピントが合わないという症状の原因はわかっていても
正直、発生原理までは解析されていません。

個人的な見解では

・センサーとレンズの相反、固定に必要なリード線が切れ、バランスが崩れる

これが大まかな発生原理だと考えています。

ただ何にしても厄介なこの内容。

解決策はカメラの交換のみとなります

もしお困りの際はお気軽に御相談下さい。