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iOS14.4で世論の勝利:iPhone12シリーズのアウトカメラが非正規店でも修理が可能になった!

秋葉原店 2021-02-21 2021-02-21 秋葉原店店長 須山よしのり
iOS14.4で世論の勝利:iPhone12シリーズのアウトカメラが非正規店でも修理が可能になった!

今までまともに修理ができなかったiPhone12シリーズのアウトカメラ、その経緯


それは2020年にiPhone12シリーズが発売された時、そのバージョンは当時の最新「iOS14」。Appleはこれ以前からすでにバッテリーやディスプレイに個別のシリアルを割り振ってiPhone本体とペアリングさせ、非正規店でバッテリーや画面を交換した際に画面に警告メッセージを表示させる方法を取ってきました。そして1世代前のiPhone11Proからアウトカメラを交換した際にも警告メッセージが表示されるようになりました。

そしてついに修理に規制がかけられ始めた


そしてiPhone12が発売されるタイミングで非正規店よる修理をできなくするために、アウトカメラを交換すると、まともに機能しなくなるようにiOS側でコントロールし始めました。
検証動画でその様子を見る事ができます↓

 

動画の細かい説明


2台の新品iPhone12の基盤を交換して赤の方に青の基盤を、青の方に赤の基盤を入れたらどうなるのか、また単に双方のアウトカメラのみを入れ替えてみたら何が起こるのかを検証しています。

その結果


①まずiPhone本体とも言える基盤をお互いに交換すると電源ボタンの反応が無くなり、電源を入れられず充電ケーブルを差し込んで電源を入れなければならなくなった。


②「Face IDをアクティベートできません」、「正規の純正ディスプレイであることを確認できません」、「正規のバッテリーであることを確認できません」と3つの警告メッセージが表示されて案の定Face IDは使用できず。


③アウトカメラを起動するとポートレートモード、パノラマに切り替えた時にブラックアウト、フリーズが頻繁に起こって使い物にならない。


④仕切り直して基盤を元に戻すと全機能が復活。


⑤シンプルにアウトカメラのみを交換すると警告メッセージは何も出てこないものの、また電源ボタンが効かなくなり、アウトカメラもブラックアウトとフリーズをまた繰り返すようになる。


 

全部正規のパーツなのに


検証動画でも言及しているように、すべて純正のパーツで交換しあっているにも関わらずこの有様です。(Face IDはセキュリティー上仕方がないとしても)
すごく簡単に言うと、出荷時に本体に入っていたパーツのシリアルをあらかじめiPhoneに記憶させておいて違うシリアルを持つパーツを入れるとまともに動かなくなるようにOSで管理されているわけです。これがシリアライズというものですね。
これはアップルにとって純正のパーツでちゃんと修理をされているのかが問題なのではなく、アップル以外の修理店でパーツの修理を行ったかわかるようにする事、もしくは修理できなくすることが重要になっていると言って間違いありません。

そしてアップルは視聴者から大批判を食う羽目に


普通は自分が買ったもの自分のものなのだからどこに修理に出すか、自分で直すのかは買った者が決めるというのが普通です。よって、このままでは修理先は普段から予約で混み合うApple一択。まるでアップルに修理許可を求めなければならないようなこの変な状況は瞬く間にインターネットで拡散されて大勢のユーザーはその理不尽さに不満爆発。

その様子を嗅ぎつけたAppleはその後、iOS14.4にてやっと普通にアップル以外でもアウトカメラ交換ができように仕様変更しました。(しかし代わりにカメラに関する警告メッセージは出るようになってしまいましたが)


仕様変更後のカメラが正常になった動画↓”正規のカメラであることを確認できません”と表示されていますね。

 

それでも批判の嵐は止まず


Appleが”非正規店でも修理を許す代わりに警告はバッチリ表示させる”とわかったこの動画を見て視聴者からのコメントは未来のiPhoneを揶揄しまくりです。
(iOS15: ”正規のネジが使用されていることを確認できません”)
 
(iOS18:アップル正規の空気が入っていることを確認できません)
 

(iOS16: アップル純正の強化ガラスフィルムを買ってください、でなければ正常に画面表示がされなくなります)

(iOS16.0: "iPhoneを触ってしまいました。修理に出してください")⇦???
 

ユーザーの声がAPPLEの仕様を変えた!


コメントの未来予測は総じておふざけになっていますが、こういったこともアップルのイメージに相当響いていることでしょう。この検証動画の配信者が一人で変化を起こしたのではなく、多くの視聴者やiPhoneユーザーの声がAppleの制限を打ち破ったと言えます。
小さなことに思えなくもありませんが、小さな理不尽を我慢して黙っていると気が付いた時にはユーザーの選択の自由が極限まで制限されたいた、なんて事が起こります。すでにサムスンがiPhoneを真似て正規以外の修理では一部の機能が使用できなくなるようにスマホを仕様変更する動きを見せています。ですので、これはiPhoneユーザーだけの問題ではありません。

よって知ることは大事


今やスマホは大事な個人データの倉庫です。そんな大事なデータをAppleのクラウドに預けているわけなので、これからも自分の使っているiPhoneの情報は詳しく知っておきたいですね。
なのでこれからもこういった世界のiPhoneニュースやお役立ち情報をアップしていきたいと思いますのでぜひ引き続き弊社サイトをチェックしてみてください。
それではまた👋
 
 
 
 
 
 
 
 
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