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スタッフブログ

iOSのアップデートは慎重に

最終更新日2023.02.06 作成日2022.09.28

朝起きたらiPhoneが起動しなくなった




特に落としたり、ぶつけたりの衝撃を与えた覚えもなく、水場(浴室や雨の日の屋外など)での使用もしていない。

故障の原因に思い当たる節がないのに、夜の間に充電器に繋いだiPhoneが次の日の朝には起動できなくなっていた経験はありませんか?

これは端末の空き容量が少ない場合に起きやすい症状で、iOSの自動アップデート設定をオフにしていないと発生します。
自動アップデートの初期設定はオンとなっており、アップデートを行うたび端末容量を大きく消費します。

つまり原因はこれによる端末容量オーバーなのです。

iPhoneは端末の容量を超過すると端末自体が起動できなくなるのです。

 

iOSアップデート?




iPhoneにはユーザーが端末を操作しやすいよう補助の役割としてiOSというシステムが搭載されています。

細かな不具合調整から大型更新までシステムアップデートにより行っています。
その為基本的には最新のiOSのほうがやれることが多くなり、不具合も減ります。

しかし、更新を行うほど、当然ですが端末の容量を必要としてしまいます。

繰り返しとなりますが、アップデート設定は初期設定の時点で自動アップデートがオンになっています。
つまり基本ユーザーが端末を使用していない時間帯に自動で行われる事が多いため、気にする方も少ないです。

それらが重なり今回のような端末が起動しなくなり、Appleのロゴがついては消えるいわゆるリンゴループと呼ばれる症状が発生します。

 

端末容量オーバーによるリンゴループ


回復する方法は?




こうなってしまうとバックアップの取れていないデータを取り出すことは基本的には不可能となります。

つまり、初期化すればデータは消えますが端末を使用できる状態には回復できるでしょう。

 

初期化




リンゴループとなった場合の初期化はiTunesの入ったPCに繋いで行います。

まずは繋いだ状態で端末をリカバリーモードへ移行。

iTunesにて端末を認識できたら復元を開始。

ここからは時間はかかりますが、システムエラーが無い限りそのまま待つだけです。

※リカバリーモードへの入り方は各iPhoneの強制再起動コマンドと同じ

 

事前の対策


初期化となってしまうと端末のデータが全て消えてしまいます。
大切なデータを守るためにもやはりこうならないように事前の対策が必要です。

対策はいくつかあります。

今回の症状は十分な空き容量を確保できていなければ起こってしまう。
そのためまず予防として、端末の空き容量を常に確保しておく。


もしくは自動アップデートをオフにしておく。

※オフにした後、手動でアップデートをしないようご注意ください。

もしそうなってしまったときのことを考慮してバックアップをこまめに取る。



これらを行うことでデータの損失を防げる可能性がぐんと上がります。

 

これから安全にiPhoneを使用するために




今回ピックアップした、データ容量オーバーによるリンゴループはよく発生する症状です。

そのため、これらの対策を知っているだけで安全度が格段に上がります。

さらにアップデートを止めることでバッテリー消耗も抑えることができます。

現在iPhoneを使用中の方はぜひご参考ください。