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iPhone11が水没して充電出来ない!耐水性能が高くても関係ない??
- 渋谷店 2021-01-20 2021-01-21 スマホ修理ジャパン代表 中嶋拓也
iPhone11の充電コネクター修理も即日で完了します!
皆さんこんにちわ!
スマホ修理ジャパン渋谷店です。
本日も修理の事例を紹介していこうかと思います・
今回は【iPhone11】で修理していこうと思います。
故障内容はぜっくり言うと【水没修理】です。
不具合は【液晶が映ったり映らなくなったりする】+【充電出来ない】この2つになります。
まだ発売されてから、1年も経たずしてこのような不具合でお持ち込みされた形です。
それでは症状を詳しく見ていきましょう。
故障診断
ケーブルを挿しても反応は無し
まずは故障診断を行っていきます。
充電が単に出来ないだけなのか・・・・論より証拠という事で、充電ケーブルを挿しこんでみます。
ケーブルを挿してみると、本体には全く反応している気配がありませんでした。
電源の方を見てみると、無反応・・・・・
完全に反応していない事が分かりました。
これで【ライトニングケーブル端子の故障】と判断できたので、ここから実際に修理していきます。
分解修理開始
修理を開始して一発目!
中を開けてみると、がっつり水が入り込んでいました。
水没にも軽度~重度までありますが、これは【中度の水没】と思われます。
液晶にも水濡れがあったので、液晶は確実に交換しなければいけない状態でした・・・(;^ω^)
耐水性能が高いiPhoneでも水没してしまうのは何故?
iPhone8・X以降からiPhoneの耐水性能は高くなっています。
事iPhone11シリーズに関しては水没には強い性能を有しています。
それなのに、水没してしまうのは何故なのでしょう?
主に考えられるのは、端末自体の隙間から侵入してしまうのではと思われます。
特に【 スピーカーの網目 】・【 SIMトレーの穴 】から水などの液体が侵入してしまいます。
もちろん多量の水でも水没するのは当然ですが、中には少量の水での水没でもiPhoneが壊れてしまう場合もあります。
タイトル:iPhone は 一瞬 の 水没 でも壊れます!!【お風呂等で水没した時の対処法】
https://iphone-shuuri.jp/shop/tokyo/shibuya/blog/9502/
上記のブログの内容の様に、上から水がかかろうが、濡れた手で触ろうもんなら、それが原因で水没します。
如何に最新機種で耐水性能が強くても、過信してはいけません。
精密機械には水は大敵です!
では修理の方に戻りましょう(∩´∀`)∩
早速充電コネクターを取り外してみる
ではでは早速今回メインの【充電コネクター】を外します。
やった感想・・・・・
「ちょっと面倒くさいけど、簡単ちゃー簡単」ってレベルでした。
一番いいなと思った部分は【基盤を外さなくても分解できる】所ですかね(;´・ω・)
ここに関しては今までのiPhone6系と同じような組み付け方なので、楽でしたw
ただネジの位置が微妙に面倒な位置にあるので、そこは嫌でしたw
外した後の端末の状態がこちら!!
下の部分は空っぽになりました。
下の方にも水が残っていたので、ここも綺麗に拭きとります!
分解して見て思いましたが、基盤がiPhone11は縦一層なので、改めてみるとiPhone8系に非常に近い構造をしているなと
強く感じた所ですね。
総評して修理屋さん的には、レベルはそう高くない部分かなと思います。
ライトニングを外した状態がこちら!
ライトニングケーブル端子の形は、今までのiPhoneよりも幅は小さい物となっています。
iPhone11なので、もうちょいゴツイ構造しているかと思いましたが、意外とショボかったです(;´・ω・)
組み付け&動作確認
充電コネクターと画面の組み付けが終わりました。
ここまででザっと40分程度と言ったところでしょうか。
残すは【動作確認】のみです(^_-)-☆
組み付け状態がこちら!!
充電に反応はしっかり出ていますね!
充電の%は0%~8%まで上がったので、動作は正常でした。
液晶も交換したので、タッチ操作も確認して、問題なければ全ての作業は完了です!
ここまでで1時間程度かかりました。
修理の手順が分かったので、次回はもっと早く終わると思います。
慣れれば40分ぐらいですね。
無事に直ってお客様も安心してお帰りになりました(^_-)-☆
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回のiPhoneも耐水性は高いので、水には強いのですが、、、、、
実は【耐水性の高さは関係ない】のです!!!
どうしても穴部分の所から水が浸入してしまうので、いくら耐水性のが高くても水没します。
ここは勘違いしている方が多いので、是非ご注意願いたいものです(;´・ω・)
本日のブログはここまで!
それでは!