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アウトカメラの確認は定期的に!
- 池袋店 2023-12-15 2023-12-20 池袋店修理担当 大町
いつの間にかアウトカメラやレンズは破損しています…
iPhoneを購入される方の多くはそのカメラ機能を目当てに購入されている方が結構多くいらっしゃいます。
そのアウトカメラは年々と高性能なものになり、iPhone11以降の機種はアウトカメラが大きくなりました。
Pro・Promax機種はカメラ自体の数も3つに増えて、その分重量も増えています。
iPhone14Pro以降の機種からは本体背面部分の2/5くらいはカメラなのでは…と思うほどです。
魅力的なiPhoneのアウトカメラですが、大きく・高性能・数が多くなって破損するケースが増えています。
iPhoneのカメラは繊細?
iPhone11が発売された当初、バイクのハンドルにiPhoneを固定して使用するとアウトカメラが破損してしまうというケースが多発しました。
バイクの振動で、カメラ内部のAF(オートフォカス:ピント合わせ機能)がの箇所が破損していまい映像がブルブルガクガク揺れてしまったり、小さくカチカチ・キチキチという音が出るようになってしまう症状です。
現在、バイク乗りの方はAndroidのサブ機にしたり、カメラ機能を諦めたiPhoneを使用したり、バイク専用のiPhoneスタンドを使用したりと対処されており被害の拡大はしていないように思えます。
この症状は一度起こってしまうとアウトカメラパーツ交換か本体交換・機種変更以外では直らない為上記のように前もって個々での対策が必要となります。
ちなみにアウトカメラパーツ交換後も、対策無しで使用する場所がバイクである限りは再発してしまいます。
でっぱったせいで壊れやすい?
カメラ自体が年々大きくなっていくことによって、カメラ部分がでっぱったりカメラレンズが大きくなっていき当たる範囲が広がり、カメラが大きくなることによってカメラ自体の重さも増えて、iPhone上部に重心が偏り取り落としやすくもなっているためアウトカメラレンズやアウトカメラの物理的破損も増えています。
その為、ケース無しでの使用や薄いケース、カメラ部分に段差のないケースなどを使用して背面を下にして置いたり・落としたりすると、出っ張りや砂などが直接レンズに当たり割れてしまうという破損が起きています
レンズの割れの放置は危険!
アウトカメラレンズの割れは放置してはいけません!!
理由としてはいくつかありますが、
・レンズの割れがアウトカメラの破損を招く
・レンズの割れから水分が侵入・内部水没
・レンズの割れから埃や砂が侵入・基盤破損
レンズの割れだけであれば修理金額等は高額になりませんが、アウトカメラ・水没・基盤破損は高額な修理費(3万前後~)になったり、データの復旧ができなくなるといった取り返しがつかない症状となることがあります。
少しのひび割れでも細かいホコリ等が侵入してアウトカメラにくっついてしまうとボヤケた写真になってしまうため、放置はおすすめできません。
定期的にiPhoneの外観検査を
いつの間にか は、いつでも起こるということです。
その為、定期的に週に1度程度ケースを外して全体を見回して破損や不調がないかを確認してみることをオススメいたします。
定期的にチェックをしておくことで被害の低減や不調の原因(水など)を見つけやすくなります。
外観チェック方法
ケースを外し、全体をキレイな布等で全体を拭き上げてぐるっと外観を見て検査をしてみて下さい。
その際、アルコールなどは度数の高い揮発しやすい物を使用。
アルコール消毒液でもiPhoneは内部水没を引き起こしますので、つけすぎには注意を!
特に画面上部の穴の下には水分に弱いパーツがあるため、濡らさないようにお気を付け下さい。
アウトカメラのチェックは、カメラアプリを起動してカメラを1つづつ指で塞いで搭載されているカメラ全てが映るか、映像の乱れやブレは出ていないか、白い背景を写して黒やグレーの点が出ていないか、AFが効くか画面のタッチをしてチェックをしてください。
横から見て、画面の浮きがないか、
設定やメモなどで白い画面を表示して画面にグレーの模様や黒やカラフルの模様や白いポツポツとした光が出ていないか、
画面や背面の割れがないか、
充電口の異物がないか などをチェックします。
まとめ
カメラの破損や不調だけであればそのまま使わないでいれば問題はほとんどおこりませんが、レンズの割れやヒビ割れは水や埃などで深刻な被害を引き起こしてしまいます。
レンズ割れ・ひび割れの破損を見つけた時は{たかがレンズのひび割れなんて}と思わずに修理を検討致しましょう。
(レンズ割れは、10円と笑うものは10円に泣くということわざの通りなので…)
もし外観チェックや落下等で破損や不調が見つかった場合は、早目の修理で被害軽減!と思って修理店に相談してみて下さいね!