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iPhone 15 Pro Max「現在最高峰のiPhone」
- 新小岩店 2023年10月20日 2025年10月16日
iPhone 15 Pro Maxって実際どうなの?
という記事があったのでご紹介します。

画期的ではないが、間違いなく高品質
筆者はここ何日か、15 Pro Maxを日常使いのスマホとして使っています。そこでわかったのは、取り立てて目立つところはないけれど、「15 Pro Maxは頼れるスマホだ」ということ。 私が使っているのに気づいた誰かから、15 Pro Maxを買うべきか尋ねられても、「アップグレードするに値する目玉」は1つも挙げられないでしょう。 相手が昨年、iPhoneをアップグレードしたばかりなら、なおさらです。では、15 Pro Maxはダメなスマホなのでしょうか? 私はそうは思いません。 14 Pro Maxと比べて、改善されたところは少ないですが、実力の面では15 Pro Maxのほうが上です。オーバーヒートが心配とはいえ、A17チップによって高い処理性能を発揮してくれます。 使い心地は安定しており、信頼できるものと感じます。大革新こそないもの、新しさを期待して飛びつくのでなければ、問題ないでしょう。
軽くなった本体と新しいボタン
チタンで軽くなった 15 Pro Maxに加えられた最大の変更点の1つは、その素材です。本体には、これまで使われていたステンレススチールに代わって、チタンが採用されました。 そのため、重さが旧モデルより10%軽くなっています。重量のほとんどは外縁沿いのフレームに集中しているため、13 Pro Maxなどと比べると、かなり軽くなった印象です。 もちろん、取り立てて目新しいことではなく、GoogleやSamsungなどの他社は、もっと軽い上位モデルを何年も前から発表しています。 ですが、Appleが現在の市場標準に並んだのは喜ばしいことでしょう。 耐久性に関しては、フレームがステンレススチールである旧モデルとほぼ同じといった印象です。ただしチタンのほうが、傷や凹みを少しだけうまく隠してくれるようです。 アクションボタン もう1つの大きな変更点は、初代からずっとiPhoneに搭載されてきた「着信/消音スイッチ」がなくなったことです。これに代わって登場したのが、「アクションボタン」です。
昨年のAppleWatchUltraに導入されたものと似ていて、多くの便利機能を兼ね備えています。 消音モードをオンにできるのはもちろん、フラッシュライトをオンにしたり、集中モードを起動したり、デバイスに設定したショートカットを実行したり、といったことも設定可能です。 たしかにうれしいのですが、19万円近くもするスマホならできて当然ではないでしょうか。
やっと来た「USB Type-C」
今までのiPhoneユーザーにとって最高にありがたいアップデートといえば、やはり「USB Type-C」でしょう。 Appleが時代の空気を読んだからではなく、EUに無理強いされたがゆえのものですが、変更点としてはベストだと思います。 ですが、これも目新しさはありません。USB-Cが登場したのはもう何年も前のことであり、Appleがようやくほかの大手スマホメーカーと足並みをそろえただけのことです。 ありがたいけどもっと前にそうしてもらいたかった、というのが正直な意見でしょう。
Proモデルにふさわしいカメラ
無印ではなくProを選びたくなる最大の理由の1つ、それはカメラと光学ズームです。 15 Pro Maxのメインカメラは、14 Pro Maxとほぼ変わりません。つまり、メインとなる48MPの広角カメラと、超広角カメラ、前面カメラの組み合わせは、iPhone 14のプロモデルと同様です。 ですが、15 Pro Maxには、新しい望遠カメラセンサーとペリスコープレンズも搭載され、120mmの焦点距離に値する5倍の光学ズームが可能となっています。 遠い被写体を細部までくっきり撮るわけでもなく、まずまずの写真が撮れる十分なズームレベルです。 ただし、これと似たカメラ機能は、すでに数年前にAndroidスマホの上位モデルに搭載されているので、これもまたAppleは後塵を拝していることになります。 一方、ソフトはしっかりパワーアップ 写真撮影機能で、本当の意味での変更が加えられているところは、ソフトウェアでしょう。 iPhone 15 Proモデルでは、新たな画像処理機能により、デフォルトで24MPの画像サイズが可能になりました。これは、前モデルの解像度12MPの2倍です。 HEIFとJPEGの両モードで撮影でき、旧モデルで必須だったProRawフォーマットに代わって、HEIF Maxを使った48MPの「Pro」ショットが撮影できます。 結局のところ、これによって後処理で画像を編集する時の自由度は下がりますが、ファイルサイズの大幅縮小につながることはたしかです。うまくやれば、画像が占めるデバイスのストレージスペースを、最大で15分の1にできます。 また、標準の広角撮影には、3つのオプションが用意されています。


