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スマホ用語解説
防水スマホの大雨耐性について
- 小岩店 2024年4月9日 2025年8月5日
はじめに
スマートフォンは日常生活で欠かせないツールとなりましたが、突然の大雨や水の影響を受けることがあります。このような状況で防水性能が重要になります。本記事では、防水スマートフォンが大雨に耐えられるかどうかについて詳しく解説します。
防水スマートフォンの定義
防水性能の基準
防水スマートフォンは一般的にIP(Ingress Protection)コードで評価されます。IPコードは、防塵性能と防水性能を示す二つの数字からなります。例えば、IP67やIP68といった表記が一般的です。
- 第一の数字は防塵性能を示し、0から6の範囲で評価されます。6は完全な防塵を意味します。
- 第二の数字は防水性能を示し、0から9Kの範囲で評価されます。9Kは高圧水流による強い水の噴射にも耐えられることを意味します。
防水性能の種類
一般的に、防水スマートフォンは以下のような性能を持っています。
- 防滴性(Drip-proof): 小雨や水滴程度の水には耐えられますが、大雨や水没には耐えられません。
- 防水性(Waterproof): 大雨や水しぶきにも一定の耐性がありますが、水中での使用は想定されていません。
- 完全防水性(Water-resistant): 大雨や水しぶき、一時的な水没にも耐えられます。ただし、水深や時間には制限があります。
- 耐水性(Waterproof): 長時間水中での使用や水深にも耐えられます。
大雨に対する防水スマートフォンの耐性
IP定格と大雨
防水スマートフォンは通常、一定の大雨に対する耐性を持っていますが、その程度はIP定格によって異なります。
- IP67: 一時的な水没に耐えることができ、大雨や水しぶきにも一定の耐性があります。
- IP68: IP67よりも高い防水性能を持ち、より長時間の水没にも耐えられるため、大雨にも強いです。
限界条件
防水スマートフォンであっても、以下の条件には注意が必要です。
- 水圧: 大雨の中で水圧が高くなると、防水性能が低い機種では水が浸入する可能性があります。
- 使用状況: 防水性能は製品の使用状況や環境によって異なります。例えば、水没後に水を吹き飛ばすことや、乾燥させることが必要です。
メーカーの指示に従う
防水スマートフォンの使用にあたっては、メーカーが指示する使用条件や注意事項を確認し、適切に扱うことが重要です。大雨にさらされる場合は、特に注意が必要です。
まとめ
防水スマートフォンは一般的に大雨にも耐える性能を持っていますが、その耐性はIP定格や使用条件によって異なります。安心して大雨の中でも使用するためには、製品の仕様を理解し、適切に扱うことが必要です。


