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周辺機器・アクセサリ
Apple Watchの健康に関する6つの機能と仕組み
- 船橋店 2023年10月11日 2025年10月16日

9月に新モデルが登場し、改めて興味を持った方も少なくないタイミングでしょう。
そんなApple Watchシリーズでは、豊富なヘルスケア関連機能を利用できるのも特徴のひとつです。
こうしたヘルスケア関連の指標や機能について、改めて基本をおさらいしていきましょう。
1. 心拍数がどのくらいか確認できる
Apple Watchシリーズのケース裏面(肌に触れる側)には、光学式の心拍数センサーが搭載されています。「血液は、緑色の光をよく吸収し、赤色の光を反射する」という性質を利用し、緑色のLEDライトを照射して、その吸収量によって、血流量の変動を検出し、心拍数を算出する仕組みです。30~210の範囲で1分あたりの心拍数(BPM)を測定し、表示できます。
2. 心房細動の有無をチェックできる
「Apple Watch Series 4」以降のモデルなら、心電図(ECG)をとることもできます。
れによって心拍リズムを確認し、不整脈の一種である「心房細動」の可能性があるかどうかをチェックできます。
心電図を測るには、「心電図」アプリを使います。測定中には、ウォッチを装着していない側の指先で、Digital Crownを抑える姿勢をキープします。
3. 「血中酸素ウェルネス」を確認できる
血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンの何%が酸素と結びついているかという数値を、「SpOs(酸素飽和度)」と呼びます。
一般的には、パルスオキシメータという機器を指先に挟んで測定することが多い数値で、医療や介護の現場では、呼吸不全の判断などに使われます。SpO2は通常96~99%であり、90%未満になると呼吸不全の状態だとされます。
4. 睡眠ステージの変化をチェック
Apple Watchを装着して就寝すると、睡眠中における「レム睡眠」「コア睡眠」「深い睡眠」のそれぞれの睡眠ステージの変化や、目が覚めた時刻を推定できます。
iPhoneだけでも睡眠の記録ができないわけではありませんが、Apple Watchがあることで、より正確な測定ができるわけです。
5. 皮膚温を使って、女性の周期予測を正確に
実は、体温の測定のなかでも、皮膚表面の温度というのは、環境による変化が大きく、扱いが難しい指標です。例えば、就寝時に手が布団の中にあったのかどうか、季節がいつか、気温がどのくらいか、などの影響を受けて簡単に変わってしまいます。Apple Watchでは、ディスプレイ側に配置した温度センサーによって取得した環境温度を使い、数値を補正することで「皮膚温」を意味のある指標に整えているといいます。
この皮膚温の変動が特に役立つのは、女性が「周期記録」を記録している場合です。周期予測の精度が上がり、過去に遡った排卵日の推定にも役立てられます。
6. 「耳に悪い騒音」に気づかせてくれる
Apple Watchでは、「耳」の健康についても、配慮できる機能が備わっています。「ノイズ」アプリを使用することで、周囲の音のレベルを測定し、ユーザーの聴覚に影響を及ぼす恐れがあるレベルの大きな騒音を検知した場合は、通知で知らせてくれます。
こうした騒音の値は80dBを上回る騒音が長時間続くと、聴覚に影響するとされており、「ノイズ」アプリ内で、「ノイズのしきい値」をユーザーが選択し、どのくらいの騒音を超えたら通知が届くか設定できるようになっています。
普段なら気にしなかったこともこうして目にみえるようになることで「健康」について
意識するきっかけにもなりそうですね!!

