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スマホ用語解説

スマホのメモリ不足が招く影響とは?

船橋店 2024年1月17日 2025年8月20日
スマホのメモリ不足が招く影響とは?

スマホの調子が悪い原因のひとつにメモリ不足が考えられます。メモリが不足していると動画やゲームアプリなどを快適に楽しむことが難しくなるので、解消する方法を知っておくと良いでしょう。

この記事では、スマホのメモリが不足した時の影響や、解消する方法などを解説します。

スマホのメモリ不足が招く影響

スマホは高機能・多機能化を続けてきたといえます。スペックが上がるのに比例して、処理する情報量も大きくなってきました。

画像や動画のファイルサイズが大きくなり、使っているうちに「メモリ」がいっぱいになる可能性が高くなったともいえるでしょう。

メモリがいっぱいになり容量が不足すると下記のような影響が出る可能性があります。解消する方法をのちほどまとめますので、困っている方は参考にして解消を試みましょう。

  • スマホの動作(処理速度)が遅くなる
  • フリーズやクラッシュする回数が増える
  • アプリの立ち上がりが遅くなる
  • アプリのダウンロードができなくなる
  • OSのアップデートができなくなる

そもそもスマホのメモリとは?ストレージやCPUとの違い

スマホをスムーズに動作させるための短期的・一時的な記憶領域を「メモリ」と呼びます。

Random Access Memoryの略称で「RAM(ラム)」と表記される場合もあるでしょう。GB(ギガバイト)の単位で表現されるメモリの容量によってスペックが測られます。

またスマホのメモリと似たような場面で、「ストレージ」や「CPU」などの言葉が使われます。ファイルを保存したり処理したりするのに重要な役割をそれぞれが果たしており、違いを理解することがスマホの不調を解消するヒントになるでしょう。

ストレージとは?

データを保存するための領域がストレージと呼ばれます。Read Only Memoryから「ROM(ロム)」とも呼ばれます。ストレージの不足は保管スペースの不足を意味します。

そのため新しいアプリの取得やデータのダウンロードができなくなる可能性が高まるのです。

メモリとストレージの違い

作業机をイメージするとわかりやすいかもしれません。一時的にデータを置いておくメモリを机の上だと考えてみましょう。机の上が広い(=メモリが大きい)ほど、同時に作業できる仕事量が増えます。

対するストレージは、机の引き出しに例えるとわかりやすいです。引き出しの容量が大きい(=ストレージが大きい)と、保管できるデータやファイルの量や数が増えます。

またデータやファイルをストレージに保存すれば、多く保存できるのに加えて、スマホ本体への負担が減り処理が安定する効果も期待できるのです。

机の上に置いているものを引き出しにしまっておけば、作業がしやすくなるのと同じだとイメージしてみましょう。

CPUのオーバーワークにも注意

スマホの心臓部ともいわれるのが「CPU」です。日本語にすると「中央演算処理装置」の意味ですが、車のエンジンのような役割だと考えるとわかりやすいかもしれません。

メモリやストレージだけでなく、CPUもスマホの処理に大きく関わっています。オーバーワークなどによってCPUが十分に機能しないと、負荷の大きな作業(動画視聴やゲームなど)がうまくできず、動作が重く感じたりアプリが落ちたりするかもしれません。

スマホのメモリ不足を解消する方法

不要な写真・動画・音楽などのデータを消去する

メモリ不足を解消するために「不要なデータを消去」する方法があります。

たとえば写真・動画・音楽などは、スマホを使っていくうちに蓄積されやすいデータといってもいいかもしれません。スマホの不具合を感じたら、不要なデータがないか確認し、思い切って消去してはいかがでしょうか。

メモリ不足による不具合の場合、解消につながる可能性があります。

キャッシュを削除する

不要なデータとして「キャッシュ」も消去候補に挙がってきます。キャッシュとは、次回使用時の表示速度を上昇させるために一時的に保存されたデータ(または保存する仕組み自体)を指します。

たとえばアプリの設定情報やWebサイトの画像などがキャッシュとして保存され、同じ操作をした時にスムーズに利用できる仕組みになっています。

しかしキャッシュが溜まっているのは、スマホが不具合を起こしている原因の場合があります。アプリやWebサイトを利用する時に時間がかかる場合がありますが、溜まっているキャッシュを一度消去してみると不具合が解消される可能性はあります。

使わなくなったアプリを消去する

また使わなくなって不要になったアプリを消去するのもメモリ不足解消につながります。

App StoreやGoogle Playで購入した有料アプリの場合、不要になった際にアンインストールをしたとしても、必要になれば再度ダウンロードが可能です。

課金コンテンツが再ダウンロードできない場合など例外はありますが、アプリ自体を購入しなおす必要は基本的にはないでしょう。

また動作不良で応答していないアプリがメモリの容量を減らしている場合があります。

アプリ自体を消去しないまでも、応答していないアプリを「設定」アプリなどから強制終了して停止させてみるとメモリ不足の解消につながるかもしれません。

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