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故障・トラブル対策
スマホの動作が重い原因は?
- 新小岩店 2023年11月17日 2025年8月21日
スマホを操作していて、アプリの起動に時間がかかる、タッチやスワイプの反応が鈍いなどスマホの動作が「重い」と感じたことはないでしょうか。
スマホの動作が重いと、動画の視聴やゲームアプリのプレイなどが満足に楽しめません。また、スマホの動作が重いままだと、故障する可能性もあるので注意が必要です。
この記事では、スマホの動作が重い原因や、原因ごとの対処法、予防方法などをわかりやすく解説します。
スマホの動作が重くなる原因
スマホの動作が重くなる(遅くなる)原因には主に以下の状態になっている可能性があります。原因を順に解説します。
スマホのストレージ(容量)不足
スマホのストレージとは、動画や音楽、アプリなどを保存しておく領域のことです。
単位はGB(ギガバイト)で、スマホの性能でROM、あるいはストレージ容量と表記されており、数字が大きいほど多くのデータを保存できます。
iPhoneの場合はストレージの空き容量が1GBを下回ると、Androidの場合はストレージの空き容量が全体の10%未満になると問題が発生することがあるので注意しましょう。
スマホのメモリ不足
スマホのメモリとは、アプリやシステムなどのプログラムを実行する領域のことです。単位はGB(ギガバイト)で、スマホの性能でRAM、あるいは内蔵メモリ容量と表記されており、数字が大きいほど多くの作業を同時に実行できます。
スマホでネットに接続したり、動画アプリやゲームアプリを開いたりしていると、メモリを圧迫して動作に影響を及ぼす可能性があるので、使用していないアプリは終了しましょう。
スマホのOSやアプリのバージョンが古い
OSとはオペレーティングシステム(operating system)の略称で、ユーザーの操作が正しく伝わるようにスマホに伝達しているシステムです。
iPhoneの場合はiOS、iPhone以外のスマホは主にAndroidがインストールされています。
OSやアプリにはバージョンがあり、バージョンが古いとスマホの反応が重い、あるいはアプリの動作が遅くなるなどの可能性があるので、スマホを操作していて重いと感じたら、OSやアプリのバージョンを確認してみましょう。
スマホの動作が重い時の対処法
スマホの不要なデータやアプリを削除する
iPhoneの場合はストレージ容量が1GB以下、Androidの場合は全体の10%未満を下回るとスマホの動作が重くなる可能性があります。
スマホの動作が重い時に、ストレージの空き容量が少ないなら、不要なデータやアプリを削除してみましょう。
消したくない写真や動画、アプリなどは、SDカードやオンラインストレージなどに保存しておけば、スマホのデータを削除しても問題ありません
スマホのアプリを終了する
一部のアプリはスマホの画面に表示されていなくても、バックグラウンドで起動していて、メモリの容量が圧迫されて、スマホの動作が重い原因になる可能性があります。
そのため、スマホの動作が重い時は、バックグラウンドで起動しているアプリを終了してみましょう。
アプリのキャッシュを削除する
キャッシュとは、サイトを開いたり、アプリを立ち上げたりした際にスマホに保存されるデータのことです。
キャッシュが保存されていると、同じサイトを開いたり、同じアプリを立ち上げたりする際の読み込みが素早くなるメリットがあります。
しかし、キャッシュが溜まっていくとメモリを圧迫する可能性があるので、スマホが重い時はキャッシュの削除を実行してみましょう。
ただし、iPhoneの場合は、本体の容量が不足するとキャッシュを自動的に削除するため、手動でキャッシュを削除する必要はありません。
Androidの場合は、メーカーや機種によって削除方法が異なるので、公式サイトか取扱説明書で確認してみましょう。
スマホのOSをアップデートする
スマホのOSをアップデートすれば、処理が早くなる可能性はあります。
ただし、機種によっては最新のバージョンにアップデートできない可能性があるので、機種変更も検討してみましょう。
スマホの月額データ容量を追加で購入する
モバイルデータ通信を利用していてスマホの動作が重い場合は、月額データ容量の上限に達し、通信速度に制限がかかっている可能性があります。
通信速度が低下すると動画の視聴やゲームアプリのプレイなどを満足に楽しむことは難しいです。
通信会社にもよりますが、月額データ容量を追加で購入すると通信速度の制限が解除されて、ネットの接続が良くなる場合があります。
モバイルデータ通信の月額データ容量の上限に達したら、スマホの月額データ容量の追加購入を検討してみましょう。


