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スマホ用語解説

赤ロムとは?確認方法や白ロム、黒ロムとの違い

新小岩店 2023年12月8日 2025年8月20日
赤ロムとは?確認方法や白ロム、黒ロムとの違い

中古スマホのなかには、ネットワーク利用制限がかかっている赤ロムがあります。

赤ロムはSIMカードを挿入しても通話やデータ通信が利用できない可能性があるので、中古スマホを購入する時は注意しましょう。

 

この記事では、中古スマホを購入する前に赤ロムを確認する方法や、白ロム、黒ロムとの違いなどをわかりやすく解説します。

 

赤ロムとは?

赤ロムとは前の所有者が端末の支払いを済ませておらず、販売キャリアからネットワーク利用制限が掛かっている端末のことです。

ネットワーク利用制限が掛かっている中古のスマホを購入してしまうと、SIMカードをさし込んでも通話やデータ通信ができないので注意しましょう。

 

赤ロムと白ロムの違いは?

白ロムはSIMカードが入っていない端末を指します。

前の所有者が端末の支払いを済ませている、あるいはネットワーク利用制限が掛かっていない端末なので、SIMカードを入れれば通話やデータ通信が行えます。

 

赤ロムと白ロムの違いを簡単にまとめたものです。

赤ロム

    • SIMカードが挿入されていないスマホ

 

    • 通信事業者によりネットワーク利用制限をかけられている

 

    • SIMカードを挿入しても通話やデータ通信が利用できない

白ロム

    • SIMカードが挿入されていないスマホ

 

    • 通信事業者によりネットワーク利用制限をかけられていない

 

    • SIMカードを挿入すれば通話やデータ通信が利用できる

 

赤ロムも白ロムも、SIMカードが挿入されていない端末ですが、赤ロムはネットワーク利用制限がかけられているので、通話やデータ通信が利用できません。

 

中古スマホを購入する時は、ネットワーク利用制限がかけられていない白ロムを選びましょう。

 

赤ロムと黒ロムの違いは?

黒ロムはSIMカードが挿入されており通話やデータ通信が行える状態の端末を指します。つまり、通信事業者でSIMカードと一緒に購入したスマホは、基本的にすべて黒ロムです。

一方で、赤ロムはSIMカードが挿入されておらず、ネットワーク利用制限がかかっている状態の端末を指します。

 

通話やデータ通信を行いたい場合は黒ロムを選びましょう。ただし、携帯電話不正利用防止法により、黒ロムを販売できるのはMNOやMVNOなどの認められた通信事業者のみです。

 

SIMカードがセットされている黒ロムをMNOやMVNO以外の業者や個人から購入すると法律の対象になる可能性があるので注意しましょう。

 

なお、白ロムや赤ロムはSIMカードがセットされておらず、単体では通話ができないため、個人から購入することが可能です。

 

赤ロムを見分ける確認方法

中古スマホを購入する際に赤ロムと白ロムを見分ける方法は、製造番号を調べることです。

正式にはIMEI(端末識別番号)と呼び、電話番号や回線契約とは関係なく、端末が持つ固有の番号になります。

通信事業者は販売したスマホに15桁の数字を割り振っており、通信事業者の公式サイトでIMEIを検索すると、中古スマホのネットワーク利用制限の確認が可能です。

赤ロムかどうか確認する手順は以下の通りです。

 

    • 1.中古スマホの通信事業者とIMEIを調べる

 

    • 2.通信事業者の公式サイトでIMEIを入力する

IMEIを確認する方法は以下の通りです。

    • 1.スマホの電話番号入力画面で[※#06#]と入力する※1

 

    • 2.スマホの設定メニューから確認する

 

    • 3.スマホの本体、もしくは外装箱に張り付けてあるシールで確認する

IMEIと通信事業者がわかれば、中古スマホのネットワーク利用制限の有無を確認できます。そのため、中古スマホを購入する際に確認しておきましょう。

  • ※1 この方法では表示されない機種もあります。
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