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iPhoneはガラスが無傷でも、画面破損が起こります!

渋谷店 2023-06-30 2023-06-30 スマホ修理ジャパン代表 中嶋拓也
iPhoneはガラスが無傷でも、画面破損が起こります!

ガラスは無傷なのに液晶だけ破損??



iPhone12以降の機種で増えている故障があります。
それは、ガラスは無傷なのに、液晶だけ破損してしまい、タッチだけが効かなくなったり、映像だけカラフルな線や黒い模様が出てしまう故障です。
今回はこの故障を詳しく説明させていただきます!
 
 

 
 

ガラス無傷・液晶だけ破損の症状



ガラスは無傷なのに液晶破損をしている時に多い症状は、
カラフルな線がいっぱい出てきた
黒い線が一本出てきた
画面は映るがタッチだけ効かない(前面・一部ともにあり)
黒いシミの様な模様がでてきた
端の部分に黒い痕が出てくる   等々です。
タッチが効かない場合はすぐに気が付くと思いますが、他の症状は徐々に線が増えたり、黒い模様が大きくなっていったりと進行していく傾向が高く。
線が出ていても使えているので問題が無いからと放置していると、突然真っ暗になって画面が点かなくなってしまうこちったケースもあります。
 
 

どの機種に多い?



実はガラスが無傷で、液晶だけ破損する傾向が高い機種はあります。
iPhoneの中でも、iPhone12シリーズ、13シリーズ、14シリーズが該当機種となっています。
他にも発生数は多くはありませんが、ガラスが無傷で画面が緑色の表示になってしまうPhoneXシリーズや、全面部分のタッチが全く効かなくなるといった症状がiPhone11に出ています。
iPhone11の全面がタッチが効かない症状の場合は強制再起動で直る場合もありますが、繰り返すことが多いです。
iPhone12の真っ暗で点かなくなる症状も強制再起動で点くようになる場合もありますが、確率的には液晶破損のが高いです。
 
 
 

なぜ増えているの?



iPhoneは6シリーズから少し丸みを持ったデザインとなり、iPhone12からは再度iPhone4~5の様な角ばったデザインになりました。
そして年々カメラの性能がUPするとともにアウトカメラが重くなり、バッテリー充電量も増えてきて本体荷重も増えてきています。
それが一つ目の原因です。
バッテリー分の本体荷重が増えたこと
アウトカメラが重くなり上部に重いものが付いた事によって取り落としやすくなっているのです。
また、年々ガラスの強度も上がっていき、ガラスは割れにくくなりました。
が、液晶の強度は上げる事が出来ない上、ガラスだけが硬くなったことで外的な衝撃を逃がすことができなくなり液晶だけ破損しやすくなってしまいました。
こういった要因が重なり、ガラスは無事・液晶が破損といった症状が起きるようになってしまったのです。
Appleさんの努力でガラスの強度が上がってくれたので、今度は液晶の強度を上げてほしいですね。
 
 

故障なのか・システムの不具合なのかの判別



カラフルな線がいっぱい出てきた
黒い線が一本出てきた
画面は映るがタッチだけ効かない(前面・一部ともにあり)
黒いシミの様な模様がでてきた
端の部分に黒い痕が出てくる
これらの症状が出た場合、まずは本体容量の使用可能量が10GB前後は残っているか確認してから、強制再起動をかけてみましょう。

強制起動の方法(iPhoneX以降のホームボタンが無い機種)
音量ボタンの↑・音量ボタンの↓・電源ボタンを順番に押して行います。
ポチ(音量↑)・ポチ(音量↓)ギュー―――(電源ボタン) です。
電源ボタンは≪リンゴマークが出るまで押し続けて≫下さい。
※音量ボタンや電源ボタンが壊れて押せない場合は、設定から電源を切って再起動してみましょう。

強制再起動や、再起動で変化が無かった場合
液晶破損している可能性が非常に高くなってきます。
稀では有りますが、タッチが効かない症状の場合、液晶破損ではなく基盤破損でタッチが効かなくなっているケースもあります。
 
 

故障しない対策や故障した時の対処法



ガラスは無傷で液晶だけ破損してしまっている症状の場合、破損原因として大きく考えられるのは圧力・衝撃・水です。
・圧力
お尻ポットに入れていて座ってしまった、手をついてしまった、ドアに挟んでしまった、子供が乗ってしまった、踏んでしまった、等々。
・衝撃
落下させてしまった、ぶつけてしまった、車に轢かれた、等々
・水
水に落とした、お風呂に持ち込んだ、水しぶきがかかった、雨に当たった、等々
これらの事が主な原因な為、避ける事が一番の対策となります。
 
故障した時の対処法としては、一度壊れてしまった液晶は元には戻らず症状が進行していくだけな為、バックアップが取れる状態であればすぐにバックアップを取り、早めの画面パネルの交換か本体の買い替えとなります。
バックアップが取れない状態であれば、即急に街の修理店へ持ち込んで画面交換をしてもらいましょう。
症状が進むと、真っ暗になってしまい操作が出来ずAppleでは本体交換対応となり、データーを全て諦めないといけなくなるケースが増えております。
街の修理店では画面だけの交換が可能な為、データーはそのままで直るケースがほとんどです。
 
 

まとめ



最近のスマートフォンは個人情報がいっぱい入った、お財布並みに重要なツールとなっております。
お財布はそうそう壊れませんが、電気製品であるiPhoneは急な故障や突然の不具合が起こる事をお忘れなく!
いざという時の為に、故障や不調は軽微な段階で修理や相談をして早めに解決しておくことが一番の安全対策となると思います。
早め早めで、安全なスマートフォンライフを過ごしましょう!
 
 
 
 
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