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iOS17になってiPhoneはどう変わった??
- 川越店 2024-02-23 2024-02-23 川越店店長 奥田かなこ
iOS17がリリースされ、多くの方がアップデートをされていると思います。
そのなかでiOS17になって何が変わった?メリットデメリットって何?と分からない方も多くいらっしゃると思います。
今回はiOS17にして何が変わったか!デメリットがあるのかを分かりやすく説明します!
個人的な感想もございますのであくまで参考程度に読んでいただければ幸いです
目次
iOSってそもそも何?
まずはそもそものiOSの存在をざっくり説明していきます。
iOS は、Apple社が開発・提供する iPhone や iPad などの スマートフォン・タブレット向け の オペレーティングシステム (OS) です。凄くざっくり分かりやすく伝えるとiPhone や iPad を動かすための基本的なソフトウェア
という事になり、人間でいうと脳部分になっております。
自分は分かりやすく説明する時に「知識・偏差値」等と伝えています。
「OSが上がれば上がるほど頭が良くなり、様々な機能や欠点の修復が可能になっていく」と手始めに覚えておいてください。
最新OSに対応できない機種があるのは何故?
最新iOSは、新しい機能やセキュリティ対策を追加するために、より高度なハードウェアを必要とします。
古い端末は、最新iOSに必要な処理能力やメモリ容量などを備えていないため、アップデートできない場合があります。
ざっくり言うと
「若かったころは流行に敏感だったけど、年をとったら今の流行全然わからない現象」と同じです(笑)
対応端末機種まとめ
A12 Bionicチップ以降を搭載する機種が対応になっており、
iOS 16に対応していた「iPhone 8」「iPhone 8 Plus」「iPhone X」
はiOS17には非対応となりました。
iOS17非対応の端末は
既存の機能に修正などが加えられた場合や今後追加される機能を利用する事が出来ません。
今までのOSの機能は使用出来るので、「全く使えなくなる」というわけではありません。
iOS17に対応している端末
iPhoneXsシリーズ
iPhoneXR
iPhone11シリーズ
iPhone12シリーズ
iPhone13シリーズ
iPhone14シリーズ
iPhone15シリーズ
iPhoneSE(2/3世代目)
iOS17~iOS17.2.1までの変更点修正点まとめ
ではここからは変更点をざっくりピックアップしてご紹介♪
大きな変更点はfacetimeの向上とimessage機能の追加が挙げられますが、国内での評価は薄いです。
ふわっと「性能が良くなって色々出来るようになったんだな~」という考えでOKです(笑)
豆知識imessageは独立アプリ(MessengerやLINEなど)ではなく、通常メッセージに入っており
ひっそり機能が増えているよ~というだけなので気づかない方も多くいらっしゃいます。
facetimeは3Dリアクションの追加やAppleTVでの利用が出来る点が挙げられます。
ひっそり機能が増えているよ~というだけなので気づかない方も多くいらっしゃいます。
facetimeは3Dリアクションの追加やAppleTVでの利用が出来る点が挙げられます。
やはり利用者として「あ!変わった!」という点は
◯画面ロック時計の文字の太さを変えられる点を追加
これはどなたでも違いに気が付くと思います。字体はいいけれどもうちょっと太字だったら・・という
◯画面ロック時計の文字の太さを変えられる点を追加
これはどなたでも違いに気が付くと思います。字体はいいけれどもうちょっと太字だったら・・という
痒い所に手が届くを実現してくれました。
画面ロックの壁紙などにこだわりがある方は非常に多いのでこれは嬉しい追加項目ですね^^
画面ロックの壁紙などにこだわりがある方は非常に多いのでこれは嬉しい追加項目ですね^^
◯デバイス同士近づけるだけで連絡先などを共有可能に
これも非常に便利、今までは共有を選択し、Airdropを選択して端末をさがして、タップして送信する
といった手順が必要でしたがデバイスを近づけて送信することで簡単に送受信が可能になりました。
連絡先もこの方法で送受信できる上、Airdrop自体の性能も向上し、
2台のデバイスが AirDrop の通信範囲から外れてしまった場合でも、
両方のデバイスが iCloud にサインインしていれば、インターネット経由でファイル転送を継続できます。
ただし、デバイスがどちらもiOS17以上であることが条件となっているので要注意
2台のデバイスが AirDrop の通信範囲から外れてしまった場合でも、
両方のデバイスが iCloud にサインインしていれば、インターネット経由でファイル転送を継続できます。
ただし、デバイスがどちらもiOS17以上であることが条件となっているので要注意
設定の仕方はいたって簡単、設定から一般、一般にある【AirDrop】のデバイス同士を近づけるをオンにすれば
利用する事が可能です。OSをアップデートした場合自動にオンになっていることが多いので、
近づけただけでAirdropが作動するのは煩わしい!という時は上記の方法を使ってオフにしましょう!
近づけただけでAirdropが作動するのは煩わしい!という時は上記の方法を使ってオフにしましょう!
iOS17.3での変更点修正点まとめ
ではでは最新のiOS17.3はどのように変わったのでしょうか。
どんどん高価になっているiPhone/iPad、盗難被害が相次いでおり、
盗難防止用に新しい機能が追加されました。それが
【盗難デバイスの保護】です!
盗難デバイスをオンにすることで
- iCloudに保存したパスワードやパスキーを使う
- 紛失モードを解除する
- すべてのコンテンツと設定を消去する
- iPhoneで新しいアップルのデバイスをセットアップをする
- 新しい「Apple Card」を申し込む
- Apple Cardの番号を見る
- 「Apple Cash」で送金する
上記の行為が【faceIDまたはTouchIDで解除】しないと利用できなくなります。
盗難被害にあった場合に悪用されたり、初期化されたりを防ぐことが出来るので非常に便利な機能と言えますね。
セキュリティ遅延
- Apple ID のパスワードを変更する
- Apple ID からサインアウトする
- Apple ID アカウントのセキュリティ設定 (信頼できるデバイス、復旧キー、復旧用連絡先など) を更新する
- Face ID または Touch ID を追加または削除する
- iPhone のパスコードを変更する
- すべての設定をリセットする
- 「探す」をオフにする
- 「盗難デバイスの保護」をオフにする
上記の作業を【盗難デバイスの保護】をオンにしている状態で行う際は、
さらにセキュリティが強化され、【faceIDまたはTouchIDで解除】をしても
さらに 1 時間待ってから 2 回目の Face ID 認証または Touch ID 認証を行う必要があります。
盗難デバイス保護はした方がいいの??
iOS17.3で話題となった盗難デバイスの保護は「盗難される前」に設定する必要があります。
「盗難デバイスの保護」をオンにするには、 2 ファクタ認証を使用し、さらに iPhone でデバイスパスコード、
Face ID または Touch ID、「探す」「利用頻度の高い場所」(位置情報サービス) を設定または有効化しておく必要があるので
要注意。
選択できない場合は設定を見直してみましょう。
また、faceIDや指紋認証が使用できない場合は利用する事が出来ない点も注意です。
個人的な意見になりますが
一度盗難被害にあった方や盗難デバイスの保護をしっかり理解した上で設定する方には非常に便利で
おススメしておりますが、理解した上ではない状態でただただ便利だと思い設定してしまうと
かえって不便になってしまうとも思います。
ポイント! オススメしない具体的な理由は
設定をするのに利用頻度が高い場所での操作が必要という所と、常に位置情報をオンにしておく必要があるところです。
利用頻度の高い場所
は、自宅や職場など、普段よく利用する場所を自動的に登録されます。しかし、旅行先など一時的に滞在する場所では、毎回生体認証が必要になるため、煩わしさを感じると思われます
位置情報も常に正確な場所を特定しているわけでもなく、位置情報の誤認識などで誤作動してしまう可能性もあります。
設定をするのに利用頻度が高い場所での操作が必要という所と、常に位置情報をオンにしておく必要があるところです。
利用頻度の高い場所
は、自宅や職場など、普段よく利用する場所を自動的に登録されます。しかし、旅行先など一時的に滞在する場所では、毎回生体認証が必要になるため、煩わしさを感じると思われます
位置情報も常に正確な場所を特定しているわけでもなく、位置情報の誤認識などで誤作動してしまう可能性もあります。
iOS17にすると起こるデメリット
では実際iOSのアップデートをして端末はどのような変化があるのでしょうか
今回はiPhone14Proの256GB、バッテリー最大容量が96%と
iPhone11の128GB、バッテリー最大容量が80%だった端末をiOS17.3にして確認しつつ
記載します。
端末によって充電の持ちが大きく異なる
iOSが上がるたびに言われている【バッテリーの劣化】ですが、iPhone14Proは大きな差は感じられませんでしたが
iPhone11は随分早くなったと感じます。感覚になりますが、もともとバッテリーの持ちが良いと言われている
iPhone11シリーズでさえも充電の減りが早くなるという事は
iPhone12や13などの17.3対応をしている端末であっても
新しい機能やバグ修正によって、処理されるデータ量が増加するので電池の消耗が激しくなるのでしょう。
iPhone15などの最新の機種をお持ちの方でしたらOSのアップデートを推奨しますが、前の世代の端末をお持ちの場合は
バッテリーの面も踏まえてアップデートを検討した方が良いと思います
アプリが開かない・動作が非常に重い
最新のアップデートに対応しているアプリでしたら起こらないと思いますが
互換性をとれていないアプリやアップデートをしていないアプリは開かない・落ちてしまう
という事が多く挙げられています。LINEを試してみましたがどちらの端末も正常に動作しました。
昔からあるアプリやサービス終了予定のアプリ、アップデートが全く来ていないアプリは
端末との互換性が取れなく利用する事が出来なくなるようです。
アプリも定期的にバージョンが上がっているので、今後OSをアップデートしないと使用できないアプリも
出てくるとは思います。アップデートするのはそのタイミングでもいいかと思います。
動作が重い!
アップデートをすることでかえって端末の動きが悪くなった!という場合もあります。
前の世代の端末や、使用しているデータが多い端末によく挙げられます。
この件もどちらの端末も動作が重いと感じることはありませんでした。
今回アップデートは約4GBもあるので使用可能容量が少ない端末では
情報を処理するシステムを保つだけで精一杯になってしまい
本領発揮できなくなるのです。分かりやすく例えるなら
せっかく強いキャラクターがいるのに、コストが少なくて入れるに入れれない状況!といったところでしょうか。
64GBなどの容量が少なめの端末はアップデートを控えた方が良いのかもしれません。
急に電源が落ちる
これはこわいですね・・システムのバグ、バッテリーの劣化、基板の劣化など
原因が多く、判断しにくいですが、システムの情報処理は向上したが、端末の表示が追い付けなくなり
シャットダウンしてしまう場合もあります。
頻発するようでしたら初期化も必要になってきます。アップデートしてから端末が良く落ちる・・
そんな時はまずデータのバックアップは取っておくようにしましょう。
正直上げなくても上げても不便ない
デメリットというにはおかしいですが、意外と多い意見です。
「上がっていたのにも気づいてない」
「上げたはいいものの、何が良くなったのかわからない」
「変わった気がしない」
という場合はデメリットが起きてしまった際に
後悔してしまう方が大きくなります。
まとめ
iOSのアップデートは過去のバグの修正や新たな機能が加わるので非常に便利ですが
デメリットも勿論沢山あります。
最新の端末でない場合は
◯時計の文字の太さを変えたい
◯facetimeなどの機能を向上させたい
◯アップデートしないと開かないアプリがある
◯盗難防止デバイスを利用したい
などの【OSを上げるための明確な理由】がある時にアップデートをすることをオススメします。
また、アップデートをしたくない!という場合は
設定→一般→ソフトウェアアップデート→自動アップデートをオフにしておきましょう!!