スマホ修理ジャパン

  • TELTEL
  • メニューMENU

充電口故障は地味にダメージが大きい…!

池袋店 2024-02-16 2024-03-01 池袋店修理担当 岩崎れい
充電口故障は地味にダメージが大きい…!

端末にはなくてはならない充電口



充電をして使用する端末には絶対に欠かせない充電口ですが、
同時に充電をするたびに毎回使用するため破損もしやすいのも充電口です。
iPhone8以降の機種では非接触充電(qi充電が)搭載されたため、充電口が破損してしまっても置いて充電をすることは可能ではありますが、充電速度が遅い・本体が熱くなる・使用しながら充電ができないといった不便もあるので充電口の充電が一番!
ですが、iPhoneの充電口は色々な理由で破損してしまうため、その症状と、破損原因、対処法を知って破損リスクを低下させましょう!
 
 

 
 
 
 
 
 

iPhoneの充電が不調



iPhonの充電ができなくなるケースとして多い順で並べますと…
①症状:徐々に充電ができなくなり、角度をつけないと反応しない
原因:充電ケーブルが非純正の物を使用している、抜き差しが適切でない 等
対処法:充電口の交換をし非純正ケーブルの使用をやめる
抜き差しする時は根本をしっかりと持ってまっすぐ抜き差しする
 
②症状:急に充電ができなくなった
原因:お風呂等で使用している、雨や雪などで濡れたあと 等
対処法:しっかりと乾かす、乾かしても充電ができない場合は早めに修理店に持ち込む
お風呂には持ち込まない、濡れないように悪天候の日は袋などに入れて持ち運ぶ
 
③症状:ケーブルが挿さらない充電マークがつかない
原因:充電口内部のホコリ等の異物、濡れたあとでの充電による充電口ショート 等
対処法:受電口の異物の場合自力で取り出すのは危険なため、電源を切って修理店に持ち込む
水に心当たりがあった場合は早めに修理店に持ち込む
 
④症状:一瞬充電反応は出るが充電が溜まらない
原因:高圧電流での充電や、経年劣化・端末の破損等で基盤破損の可能性  等
対処法:自力での復旧は困難なため、修理店で充電口交換や基盤修理で復旧を試みる
PCの充電ができる等の高圧急速充電のACアダプタの使用は避ける
 
 
 

充電ケーブルはどれがいい?



iPhoneやiPadの充電ケーブルは、
Appleが販売している純正充電ケーブル
Appleが認証している認証ケーブル
サードパーティや外国製などの非純正充電ケーブル が存在しています。
 
それぞれケーブルには違いがありますが、
Appleが販売している純正充電ケーブルはiPhoneが発売されてから今までずっと純正のケーブルは白くて汚れやすく、被膜が破れやすく、断線しやすい割に高めになっています。
昔は1800円くらいだったはずなのに、少しずつ値上がりして今では1mのケーブルが2,700円となっています。
以前は端末を購入すると同梱されていた充電ケーブルですが、現在では充電ケーブル同梱しなくなり別途購入するといった状態になっています。
USB-A・Lightning(iPhone5~iPhoneXシリーズ同梱)、
Type C・Lightning(iPhone11~iPhone12シリーズ同梱)、
USB-A・TypeC(一部iPad・iPhone15シリーズ対応)、
純正ケーブルでも発売時期によって微妙に違いがありますが、3種類が現在iPhoneの純正ケーブルとして販売されています。
 
Appleが認証している認証ケーブルは電気店や量販店な度で販売されていて純正充電ケーブルの代用品となるものですが、少し安くなっただけで2000円前後します。
ですが、ケーブルが破れやすい被膜でなくザイル素材のものだったり、断線しやすい端子の付け根部分が補強されていたり、2Mや3Mなどの長いものもあります。

サードパーティや外国製などの非純正充電ケーブル
はとても安く、壊れても買い替えれば良いということで、本体と一緒に入っていたケーブルが壊れてしまった方の大半が非純正ケーブルを購入されているようです。
ケーブル自体が光るものや、かわいい色のものなど多彩です。
 
充電ケーブルは大きく分けたこの3種から選ぶ形になりますが、避けていただきたい充電ケーブルがあります…
iPhoneを破損させる原因になる非純正ケーブルの使用は危険です!!
 
 
 
 

非純正ケーブルの使用はなぜ危険?



(上・新品の充電パーツ)
(下・角度をつけないと充電が反応せず、最終的に充電不可となってしまった充電パーツ)
実は3種類のケーブルのうち、非純正ケーブルは端子のサイズが純正ケーブル・認証ケーブルと違い少し大きくなっています。
見た目にはほとんどわからないサイズの違いですが、
一度でも非純正ケーブルをiPhoneに挿してしまうと後悔することになります…
 
なぜかというと、iPhoneやiPadの充電口はプラスチック製で出来ており、純正ケーブル端子サイズぴったりになっているため、ほんの少しでも端子サイズが大きい非純正の充電ケーブルを一度でも挿してしまうと口のサイズが大きくなってしまいます。
ほんの少しでも充電口が大きくなってしまうと、純正ケーブルを挿した際に左右や上下にグラグラしてしまい徐々に接触が悪くなり充電が反応しなくなっていき、角度をつけたりと使用していき合う充電ケーブルを探すたびに出る羽目になったりします…そして、最終的には何をしても充電ができなくなってしまうということになります。
加えて、純正ケーブルにはiPhoneに適正の電流が流れるようにするための変電チップが搭載されていますが、安価な非純正ケーブルには搭載されていないことが大半で、iPhoneに不適正な電流が流れ続けるとiPhoneの充電口や基盤を破損させてしまうという事も…
※認証ケーブルのなかには、認証を得ていても一部粗悪なものが存在するようです。
認証ケーブルなのにあまりにも安価なものは非純正ケーブルと同じリスクが有るのでお気をつけ下さい。
 
 
 

充電口の交換は可能なの?



壊れてしまった充電口の交換は… 可 能 で す !!

※Apple Storeや通信キャリアでは、”充電口のみ”の修理はできず、本体まるごとの交換となってしまいますので、ご注意を!
 
充電口交換は可能ですが、いくつか乗り越える条件があります。
まずは、充電口交換をするためには、無傷で画面を開ける腕が最低必要です。
画面を無傷で開けれても、iPhoneはネジの位置や長さがレイアウトが機種ごとに変わっており、機種によっては片方はパーツの上側・片方はパーツの下にネジを止めないといけなかったり、下の受けネジにパーツを挟んでその上に止めネジがある重ねネジだったり、専用ドライバーが必要だったり、ネジの数は少な異機種でも10個と、とても複雑です。
加えて、充電口パーツ付近はバイブレーション・マイク・スピーカー・SIMカードスロット・バッテリー等などの細かいパーツの宝庫です。

上からiPhone 6S、iPhone11Promax、iPhone12の新品充電パーツです。
iPhoneの中でも特に11Pro・11Promaxは充電口パーツに小さい基盤がついており、充電口パーツの設置位置が少しズレているだけでその箇所の4つのコネクタ(スピーカー・バイブレーション・qi充電コネクタ→充電口パーツ付属の基盤経由→バッテリー給電コネクタ)が上手く入らなくなります。
こういったレイアウト・パーツな為、後遺症を発生させずに個人での交換修理はとても危険です
 
基本的に充電口パーツは色々なパーツの一番下にあり、基盤を含めてほとんどのパーツを一度取り外して交換しもとに戻すことになるため、充電口の交換修理に慣れた修理店以外の交換修理はおすすめできません。
ただし、慣れたお店ですと、機種にもよりますが2時間前後で交換修理が出来るため、充電不良の場合はまずは相談してみることをオススメ致します。
 
 
 
 

まとめ



充電して使用する端末の一番の可動箇所である充電口は、他の箇所よりも壊れやすい箇所とはなっています。
ですが、純正ケーブルを使用し、しっかりと根本を持って真っ直ぐ抜き差しをすることによって、充電口が破損するリスクは減らすことが可能です。
それでも、端子自体は経年劣化で錆びてきたり、すり減ったり、ホコリ等の異物で充電不良になることもありますので充電がうまく出来ない…ということがあった場合は早めの修理相談が早期解決・安全解決につながると思います。
困った時は修理店に相談してみて下さいね!
 
 
 
 
topに戻るアイコン