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スマホ用語解説
データローミングとは?
- 船橋店 2023年12月28日 2025年8月20日
データローミングは海外滞在中にスマホでネットに接続する時に利用する機能です。データローミングがオンになっていると、国内と同じようにスマホでネットを検索したり、SNSアプリに投稿することができます。
ただし、データローミングをオンにしてデータ通信を行うと、通信料金が高額になる恐れがあるので注意しましょう。
この記事では、データローミングの仕組みや設定方法、注意点などをわかりやすく解説します。
データローミングとは
データローミングとは、海外滞在中に現地の通信事業者のネットワーク回線を利用して、データ通信を行う仕組みです。契約している通信事業者の通信設備(インフラ)と接続して行います。
データローミングをオンにしておくと、海外滞在中にデータ通信ができるようになり、スマホで現地の地図やお店の情報などを調べたい時に役立ちます。
データローミングをオンにした場合
データローミングをオンにしていると、海外の滞在先で次のアプリや機能が利用できます。
- ネットへの接続
- 地図アプリ
- メールアプリ
- SNSアプリなど
データローミングをオフにした場合
データローミングをオフにした場合、データ通信が必要なアプリや機能は利用できません。一方で、電話やSMSのようなデータ通信を必要としないアプリや機能は利用可能です。
- 電話
- SNS
なお、音声通話やSMSも海外で使用する時は、「音声通話ローミング」という仕組みを利用しています。滞在国と通話先によって通話料が変動し、日本国内と同じ通話料金の感覚では使用できません。
また、着信側でも通話料が発生するので注意が必要です。
データローミングを設定する方法
データローミングを設定する方法はiPhoneとAndroidで異なるので順番に解説します。
なお、現地に到着した時点でデータローミングがオンになっていると自動的に通信を行う可能性があるので、飛行機に乗る前に設定しておくと良いでしょう。
iPhoneのデータローミングを設定する方法
1.「設定」をタップする
2.「モバイル通信」、または「モバイルデータ通信」をタップする
3.「モバイルデータ通信」をオンにする
4.「通信のオプション」をタップする
5.「データローミング」のオンオフを設定する
データローミングがオフなら、ローミングによる高額な通信料金の請求を回避できます。
データローミング使用時の注意点
データローミング料金は割高な傾向がある
データローミングをオンにしたまま海外でネットにつなげたり、SNSアプリを起動したりすると、通信料金が発生します。
滞在先の地域によってデータローミング料金は異なりますが、基本的に割高です。通信事業者によっては定額プランもありますが国内通信料金に比べると高額な傾向があります。
国内と同じような感覚でネットを利用していると、帰国してから高額な通信料の請求がくる場合があるので注意しましょう。
海外滞在中にデータローミングを利用したくない方は国内でオフにする
データローミングはオンにしていても、国内では基本的に影響を受けません。
しかし、海外滞在中にデータローミングをオンにしたままでは、SNSアプリの通知やゲームアプリのアップデートなどで勝手に通信が行われて通信料が高額になる恐れがあります。
そのため、海外に行く前に、データローミングの設定を確認してオフにしておきましょう。
すべての地域でデータローミングが利用できるとは限らない
データローミングの機能はすべての地域で利用できるとは限りません。スマホの機種と地域によっては利用できないので、出発前に確認しておきましょう。

