スマホ修理ジャパン

  • TELTEL
  • メニューMENU

iPhone 8 ライトニングコネクタの経年劣化は宿命?放っておくと大変なことに…

新宿店 2019-12-06 2020-05-08
iPhone 8 ライトニングコネクタの経年劣化は宿命?放っておくと大変なことに…

iPhone 8 充電できない不具合でご来店


スマホ修理ジャパン新宿店スタッフDです!
本日はiPhone 8の充電出来なくなってしまった症状でお持ち込み頂きましたのでご紹介いたします!

iPhone 8 端末の状態



お持ち込みされた時の状態をご説明します。
通常充電ケーブルを挿しこむと、バッテリーマークの隣に⚡のマークが表示されるはずなのですが、
この端末は、ケーブルを挿しても全く反応がありません。
角度を変えても反応しなかったので、恐らくコネクターの経年劣化が原因と判断しました。
ライトニングコネクターを交換すれば解消されると予想し、早速修理を始めていきます。
 

ライトニングパーツの仮付けで反応を確認



ライトニングコネクター修理は、一概にコネクターの不良とは言い切れないこともある、知識の問われる修理です。
実際基盤側の問題で充電出来ない場合もあります。
効率よく作業する為に、まずはライトニングコネクタを仮付けして、充電の反応があるかどうか確認してみます!
 

ライトニングパーツの仮付で充電反応アリ!



ライトニングケーブルのみ取り付けた結果、充電反応が蘇りました!
この時点で反応が確認出来れば、交換で解消すると判断できるので、作業を引き続き行います。
 

基盤を取り外す



iPhone 8のライトニングコネクターの分解手順は、iPhone 7とほとんど同じになります。
ライトニングコネクタを交換修理する場合、基板を取り外すことが必須となります。
iPhone8の構造は、殆どiPhone7と酷似しており、修理手順も、内部構造も非常に似ているのが特徴です。
ですが、似て非なる部分も多くあり、部品の一つ一つの仕様が変更されています。
アウトカメラを始め、電源ボタンケーブル等もiPhone 8専用のパーツが取り付けられています。
内部構造を見る限り、Apple Payに対応し「A11 Bionic」チップの性能を最大限生かすために、基盤の設計が変更になったのではないかと思われます。

ライトニングコネクター分解



基盤を外す事が出来たら、ライトニングコネクター交換に取り掛かります!
こちらの部品は、バイブレーター・スピーカーが取り付けてあるので、それをまずは取り外してからライトニングコネクターを外します。
 

こんなところにネジ!



表面についているビスも外していきますが、実は、隠れた場所にもビスが付いています。
端末を立ててみると、コネクターの両脇にビスを発見!!
これを外さないと完全に外すことは出来ませんので、忘れずに外していきます。

部品を全部外すとこんな感じ



基盤・バイブレーター・スピーカー・ライトニングコネクターを全て外すとこんな風景が見れます。
本体側は7割の部品を外したので、結構スッカラカンな状態になりました(;´・ω・)
ここから新しい部品を取り付けて、逆の手順で元の状態に戻していきます。
 

iPhone 8のライトニング修理の特徴



iPhone7でこの作業を行う場合、本体側の印と部品側の印を合わせなければならない工程がありましたが
今回のiPhone 8にはその工程がありません!
取り付ける際は、本体側のネジ山とそれにピッタリハマるように開けてある穴を合わせればOKです(^^♪
iPhone 7だと、印を合わせないとコネクターがハマらない様に設計されていましたが、この機種ではそれがないので
比較的に簡単に組み立てられます。
 

組み立て完了



外した全ての部品の組み立てが完了しました!
ここまでで30分ぐらい時間が掛かってます・・・・
何度やってもこの手に機種のコネクター交換は時間が掛かるので一苦労です(;^_^A
組み立ても終わったので、早速動作確認をしていきます!
 

ライトニング交換後の動作確認



ケーブルを差し込むと・・・・・・・
 

反応あり!!!



しっかり⚡のマークが表示されました!
表示されるだけでなく、ここまま充電が溜まるかどうかもチェックします。
すぐには溜まらないので少しだけ放置して様子を見ます。
 

しばらく充電すると



5%から14%まで上昇しました!
充電の方も問題ようですね(∩´∀`)∩
あとは、スピーカー・バイブレーター・マイクの動作確認を行い作業終了です!
完成までは含めて、1時間弱で作業完了しました!全ての工程が終わると、さすがに達成感がありますw
 
iPhone8のライトニングコネクターはここ最近になって増加傾向にあります。
発売して2年以上経過しているので、経年劣化でライトニングコネクタ―がヘタってきている方が増えているのかもしれません・・・
少しでも挙動がおかしいと思ったら、一度当店へお持ち込みくださいませ!!!
 

最後に・・・


ライトニングコネクターの故障は、経年劣化で発生してしまう症状です。
古い機種でも、新機種でも関係なく起こってしまう症状なので、注意が必要です。
充電する際に非純正ケーブルを使用すると、内部の端子を削ってしまう危険があるので、純正ケーブルを使用しましょう!
ただし、純正ケーブルを使っていても安心できません!
ケーブルの抜き差しが多ければ多いほど、内部の端子は摩耗します!
過度な抜き差しも厳禁です!ご注意を!!
最後までお読みいただきありがとうございました!!
お客様のご来店お待ちしております!
shopphoto
スマホ修理ジャパン新宿店
  • 東京都新宿区新宿3-28-1
    アドヴァンスビル5F
  • 0120-935-501
お店の詳しい情報を見る
topに戻るアイコン