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画面の色が変!iPhone XS の有機EL画面を即日修理!
- 新宿店 2020-06-07 2020-06-07
こんにちは!スマホ修理ジャパン新宿店スタッフTです!
今回はiPhone XS の有機EL画面修理をご紹介いたします。
iPhone X 以降の機種に採用され、大画面テレビだけでなくスマホでもおなじみになった有機EL画面。AppleのホームページではOLEDと記載されています。
まずは今回お持ち込みいただいたiPhone XS の状態を確認しましょう。
「落としたら、画面の色が変になった!」
修理のご依頼をいただいた端末は、お預かりの時点で画像のような状態でした。
おそらく落とした衝撃で画面が破損し、画面表示が全体的に薄い緑色になっています。よく見ると数字が並んでいるのが確認でき、パスコード入力の画面が表示されていることがわかります。このような画面表示でしたが、ガラスは大きな割れもなく、タッチ操作もできる状態でした。
ただタッチセンサーに問題が無い場合でもこのような表示の状態で使い続けることは、誤タッチや操作間違えの原因になりますので、できるだけ触らないで早めに修理することをオススメします。
早速、画面修理をして使いやすくしましょう!
iPhone XS もほかの多くの機種と同じように、星ネジと画面フチ部分の粘着を外して端末を開きます。
iPhone 7 以降は画面右側にケーブルがあり、本体と繋がっています。それぞれのケーブルやコネクタの位置関係は機種により少しづつ異なりますが、大まかな手順は同様です。
バッテリーや画面のコネクタをはずすときは常に細心の注意が必要ですが、特に変えの効かないフェイスIDに関係するパーツを取り扱うときはより慎重な作業になります。この部分はiPhone 8 以前の指紋認証と同様で、端末本体と紐づけされています。
本体から画面を取り外したら、その重要なパーツを元々の画面から新しい画面へ移植するために慎重に取り外します。フェイスIDのほか、近接センサーやマイク、イヤースピーカーなどの機能が含まれている部分です。
新しい画面に取り付けるときは、位置に注意する必要があります。センサー類は、少しずれているだけでも正常に働かなくなってしまうことがあります。
移植が必要な部分はこのパーツのみなので、取り付けが終われば新しい画面を本体に繋げます。画面のケーブルが本体の凹みにしっかり納まるように調整しながら静かに画面を閉じます。
交換終了後、動作チェックを行います。
まず、新しい有機EL画面がしっかり機能することを入念に確認します。画面の色合いや表示に不備が無いか、タッチ操作は隅々まで問題なく反応しているか、また3Dタッチなどの機能も動作チェックを行います。
次に移植したパーツに関係する部分、フェイスIDをはじめ、近接センサーやイヤースピーカーなどの機能が正常に機能することを確認します。
さらに、今回の修理作業では特に触れない部分についても一通りの動作チェックを行います。ライトニングコネクタにケーブルを挿して充電することの確認や、本体スピーカーから音が鳴ることなどを確認します。
「画面が綺麗になってる!すごい!背面もこんなに綺麗になるの!」
動作チェックが終わり、同時にご依頼いただいていたガラスコーティングと強化ガラスを貼る作業も終わり、修理完了!
お客様にお渡しすると大喜びしていただけて、とっても嬉しいお言葉もいただけました(*^-^*)