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「答えられる!?」 iPhoneのdockコネクタとlightningコネクタとの違いは?その歴史。2020.05.29

初めて日本に「iPhone」が登場したのは2007年のこと。

それまでにもスマートフォンと呼ばれる携帯電話は存在したものの、

iPhoneの登場がいわゆる 「ケータイ」 から 「スマートフォン」 へと市場の変化を促したことは言うまでもありません。

今回は充電部分のお話をご紹介。

皆さんiPhoneの充電器には大きく2つの種類があることをご存じでしょうか?

 

 

dockコネクタタイプとlightningコネクタタイプの2つです。



【dockコネクタ】



【lightningコネクタ】

 

現在なじみのあるものはlightninコネクタタイプであると思います。

iPhoneの「dockコネクタ」が使われていたのは10年以上前!?


日本で初めて発売されたiPhoneは「iPhone3G」

今現在スマーフォンと呼ばれる基盤となった端末です。

このiPhone3G~iPhone4Sまでは「dockコネクタ」を使用しておりました。

iPhone4Sが発売されたのが2011年。

iPhoneでは約10年前はこのdockコネクタが主流でした。

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【iPhone3G】

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【iPhone4S】

 

dockコネクタとは?


Apple社専用の充電コネクタのことをdockコネクタと呼んでいます。

実はdockコネクタはiPhoneよりも前に発売されていたiPod(2004年頃)に使用されていました。

Apple DockコネクタはiPhoneiPadiPodシリーズに共通で取り入れられている30ピンコネクタで、

コネクタには日本航空電子工業のDD1という汎用コネクタが用いられています。

ただし、iPod shuffleには取り入れられておらず、iPadのDockコネクタはUSBの給電規格から外れているためにiPadを使用しながらの充電はできないと言ったように機器によって使用できないものもあります。

Apple Dockコネクタには、USB、FireWire、ステレオオーディオライン入出力やビデオ出力(コンポジットSビデオ(iPod 4世代/5世代)、コンポーネント(2007年9月5日以降発売のモデル))、その他様々な信号が存在します。

 

ドックコネクタの役割


主に端末の充電やPCと接続しデータの管理や、端末のアップデート、初期化などをする際に使用します。

その他にも音楽再生機器など周辺機器を用いた場面でも使用されておりますが、

発売当初は変換機もなくApple製品の周辺機器でのみ使用可能となっておりました。

 

ドックコネクタの搭載されている端末


[iPhone]

iPhone3G,iPhone3GS,iPhone4,iPhone4S

[iPad]

iPad,iPad第2世代,iPad第3世代

[iPod]

iPod,iPodmini(全種),iPodclassic(全種),iPodnano第6世代まで,iPodtouch第4世代まで

 

lightningコネクタとの違い


lightningコネクタが搭載されたのは「iPhone5」からとなります。

発売は2012年。

iPhone4,4Sの次世代端末で形状も縦長になり注目されました。

充電部分も今までにない形状で話題となり今後続いていくiPhoneシリーズのメインの充電器となりました。

どちらとも使用方法等は一緒ですが、

その形状に大きな違いが御座います。

dockコネクタは幅が広く設計されており、両端にツメがある為挿しこんだ際に抜けにくく丈夫な印象があります。

また挿しこむ向きは固定となっています。

充電を反応させている端子が中央に位置する為、劣化してくるとその端子が破損してしまうことが多発しました。

lightningコネクタは先端の形状が小型化され、充電を反応させる端子が下部に変わった為、

挿しこむ向きが表裏どちらでも反応する仕様に変更されています。

その分劣化すると抜けやすくなってしまったり、充電器の先端が折れてしまうなどのトラブルが今でも発生しております。

共通で充電部分は防塵用のカバーなどが無く、むき出しの為埃が侵入しやすく反応が鈍くなったり、故障の傾向にあります。

 

dockコネクタが使われなくなった背景


dockコネクタからlightningコネクタに変更されたとの情報が入った際には

ユーザーから戸惑いの声が広がりました。

というのも今までのdockコネクタ式の充電器が使用できなくなってしまい、

周辺機器等はlightning専用の物を買い替えないといけなくなってしまったからです。

それに合わせて色々なメーカーから変換機が発売されたのものです。

では、

なぜそこまでしてlightningコネクタに変更したのか。

これには今では当たり前ですが「薄型」にこだわった背景があるようなのです。

 

iPhoneを薄く、軽くできる


Dock コネクタが小型化すれば当然、部品も小さくできます。

そうなれば iPhone のボディの中で占める体積が少なくなり、その分だけ他のパーツを薄く引き伸ばしたり、

配置を変えて厚みを抑えることができます。

パーツが小さくなれば iPhone の重量は軽くなります。

ほんのわずかであっても、それを積み重ねれば持った時に感じる重さは変わるので重要です。

このことから今後発売していくiPhoneは「軽量」、「薄い」に重点を置いて開発するためには充電部分も小型化が必要になったと思われます。

 

dockコネクターの修理は可能か!?


結論から言いますと修理は可能です。

ただ、部材が用意できればといった条件が付いてきます。

現状dockコネクタの修理は殆ど需要が無いため修理屋でも部材をストックしている所は少ないです。

当店では部材の入荷が可能または、お客様で用意が出来る場合は修理に対応しています。

 

より便利な世の中への願い


今の若い人たちはdockコネクタの存在を知らない方が多いでしょう。

しかし開発する側の人たちは常に便利な世の中になることを願って開発を続けています。

中には批判を受けるようなこともあるかと思いますが、

その背景にはより良い未来を願ってのことだということを忘れてはいけません。

それでは