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水没しない端末は無い??2020.10.16

修理業者では良く

水没修理


の依頼がきます。

これは5や5Sのような耐水機能がない端末だけでは無く、

7や8,Xや11ProMaxでもよく見受けられます。


 

え??6sから防水じゃないの??


と思われがちですが、実は

iPhoneは防水ではない


のです。今回はiPhoneの耐水性についてお話させていただきます。


そもそも防水と耐水の違いとは??

 

「IP規格」というのはご存知でしょうか?。IP規格とは「IEC(国際電気標準会議)」によって規格化されている防水や防塵のための保護規格のことで、性能を等級によって分類されております。例えば、性能は“IP○”と表記され、〇の部分に防水性能が記されております。この数値で防水か、耐水か、どのくらいの強さがあるのかが分かります。

 

IP規格の数値


0:水の侵入に対して保護されていない

1:垂直に落ちてくる水滴によって有害な影響を受けない

2:垂直より左右15度以内の水滴によって有害な影響を受けない

3:垂直より左右60度以内の水滴によって有害な影響を受けない

4:いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない

5:いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響を受けない

6:いかなる方向からの水の強い直接噴流によっても有害な影響を受けない

7:規定の圧力や時間内であれば水中であっても有害な影響を受けない

8:水面下で使用することができる(メーカーと機器の使用者間の取り決めによる)

 

上記のように、数字が大きくなればなるほど防水性能が高くなっていきます。「防水」とは製品への水の侵入を防ぐことで、「耐水」は水に耐えうる力があるというだけなのです。

つまり、iPhoneは「いくらか水に強いが完全に撥水する能力は無い」ということになります。
ポイント! 製品によって防水の数値が変わる事があります。例えば4等級の製品でも【防水】と言われることもあるので、本当の意味での【防水】は8等級以上の製品のみと言えるかもいれません。

 
耐水でも注意が必要

ではお次に

いくらか水に強いなら水中で使用したりしなければ水没しないってことよね?


ということについて。

耐水



防水ではない


ということを理解していただいた後は

経年劣化による耐水機能の低下


を理解していただきましょう!

もともと耐水の役割を果たしているのは1mmにも満たない薄いテープです。

撥水性があり、強い粘着テープが端末をしっかり圧着させていることで内部への水の侵入を防ぎます。

ただしこのテープ

非常に熱に弱く


埃や砂にも弱い


のです。

熱はどれくらいの熱か??気になりますよね。

夏などの気温が高い日、

バッテリーの劣化などにより端末自体が人肌くらいに暖かい時

そんな熱でもテープはどんどん劣化していきます。

また、お外で仕事をされている方などは

砂埃などが蓄積されていき、耐水性、防塵性は低下していきます。


ポイント! 公式でも「防沫性能、耐水性能、防塵性能は永続的に維持されるものではなく、通常の使用によって耐性が低下する可能性があります」と使用を続けることで防水性能が下がるとの注意書きもございます。永久的に耐水ではない、ということを理解しましょう。

どんなに綺麗に使っていても・・

結局言えることは

どんなに綺麗に扱っていても日々の使用により少しづつ劣化はしていきます。

最終的には耐水性がない端末とほぼ同じと言えるくらいになるのです。




こんなことでも水没します!!


ではどうすれば!そうなりますよね。

実際あった水没の事例を元に対処方をお伝え致します



トイレに落としてしまって水没!!


これは良くあります。ポイントは「トイレに持っていく」ということ。

身だしなみのチェックなど、iPhoneは何処にいても、どんな時でも欠かせない必需品となっております。

「持っていくな」とまでは言いませんが、

「手を洗う時」「用を足した時」はカバンに入れて休憩させることで水没してしまう危険から逃れられます。





海で使用していたら水没

これは「海で防水ケースに入れて使用」「浜辺などにおいておいた」どちらも危険性があります。

まず「防水ケースに入れて使用」これは危険です。防水ケースでも使用を間違えれば水は侵入してきます。例えばしっかりチャックを締めていなかった、小さな穴が空いているなど。完全に大丈夫!という状況でもその大丈夫という気の緩みで水没・・なんてことが多々あります。「防水ケースに入れていても水場では使用しない」のが一番安全です。

お次に「浜辺などにおいておいた」ですが、海で遊んだ後の携帯チェック、やりがちですよね?

濡れた手で使用する事になるのでNGです。もしどうしても浜辺においておきたい!ようでしたらタオルを予め用意し、携帯を触る前は必ず手を拭く、ということを徹底しましょう。






お風呂場で水に触れない所で音楽を流していたら水没



「水がかからなければ大丈夫」というわけでは無いのが難点なiPhone。

湿気でも水没してしまうのです。

お風呂場で音楽を流したい・・でもiPhoneを水没させないようにするには「お風呂場では使用禁止」が

一番安全です。



ポイント! 他にも汗やジュースの水滴、温度差、雨での使用でも水没してしまう危険性があり、「絶対水没させない」ということは不可能に近いかもしれません。それでも上記のような対処で「水没してしまう可能性」を少しでも防げるので実践しましょう。また、汗を多くかく夏場や暑い場所での作業でのiPhoneの使用は控える+ポケットなど、体に近い場所で保管するのも注意か必要です。